8月11日は2016年から『 山の日 』として制定された新しい国民の祝日です。
そもそもの山の日の制定に向けては2013年に議論が行われ、翌年2014年に制定されました。
その後の国民の祝日の一部法改正ののち、2016年から国民の祝日として制定されました。
今回紹介するクリアファイルは、山の日制定記念グッズ のひとつとして環境省で作られたものです。
また記念式典では協賛企業などによる様々な記念品の提供も行われており、環境省では携帯ライトとクリアファイルを用意したようです。
クリアファイルの配布は少しあいまいな記憶ですが、2016年8月11日の制定を機にそれ以降の式典やイベントなどで配布され、市場にも出回り始めたものです。各地では色々なタイミングで配布があったと思われますが、東京界隈では東京タワーで外階段を使って登るイベントがあり、その達成記念にこのクリアファイルが配られました。
※事前にイベントは知っていたのですが限定333名ということで、芝公園まで行ってダメだと意味がないかなとその時は諦めてしまいました(^^;)
おそらく全国でこのようなイベントなどでしばらくの期間は配布されたのだと思われます。
ちなみに私は東京タワーで手にしたわけではなく、しばらくして別のイベント会場で偶然いただいたものです。
会場で配布されてるのに気づいた時はちょっと慌ててしまいました。
そのうち手に入るとは思っていましたが、ラッキーでした。
クリアファイルは上の空に当たる部分が透明になっています。
描かれてるのは「中部山岳国立公園(上高地)」で、絵柄の選定は2016年に開催された第1回「山の日」記念全国大会が長野県松本市上高地(記念式典等会場)で行われたため、その風景が選ばれました。また上高地の自然を表す野生植物の一つとして「ニリンソウ」が描かれています。
なお式典は8月11日(水)に上高地バスターミナル特設会場にて、皇太子殿下をはじめ招待客500人ほどが参加する大きなものでした。
この式典では信州の伝統工芸である飯田水引にて作られたニリンソウのコサージュが提供されています。
2016年の式典以降は、四方山(よもやま)祭りとして、その理念を継承して毎年8月11日に上高地で開催されています。
私的には、上高地のイラストが切手の国定公園シリーズなどと表現が似ているのではないかと思っています。
少し雰囲気が似てるのではないでしょうか。
描かれた場所は上高地の梓川(あずさがわ)にかかる有名な吊り橋の河童橋の下流から穂高連峰を望んだ定番アングルです。
旅行・観光サイトなどにもよく掲載される写真と同じですね。

上高地も1度旅行で行ってみたいです。
一緒に配布されたチラシには国立公園マップが載っていました。
ちなみに今年の山の日も各地でイベントなどがあるようです。
東京も高尾山で「高尾山のやまフェス」が行われます。
また東京都は同じ8月11日を記念日とする明治「きのこの山の日」とコラボして、昨年も明治が実施したヤッホーと叫ぶ「やまびこ体験」を東京タワーと東京都都庁舎で行うようです。
ちょっと行ってみたいですが、その日は他にも用事があるんですよね~。