アズールレーン × 加賀友禅 クリアファイル(いしかわ伝統工芸フェア2024)

2月17日(土)は有楽町にある東京国際フォーラムへ外出しました。
有楽町は東京国際フォーラムや有楽町駅前広場、百貨店のマルイなどイベントスペースが多いため、連続で来る機会があります。


その週末は東京駅で行きたいイベントがあり、移動の流れでこちらにも立ち寄りました。
参加したのは「いしかわ伝統工芸フェア2024」と言うイベントで、B1のロビーギャラリーで開催されていました。期間は3日間で、2024年2月16日(金) 10時~17時、17日(土) 10時~17時、18日(日) 10時~16時の日程でした。



時期的に石川県応援イベントのようにも感じますが、これは以前から企画されていたものです。
会場はロビーギャラリーなので、ホール会場ではなく大きなエリアではありません。私も情報を知った時は「ちょっとした産業イベントなのかな?」と思っていました。

しかし、事前にSNSで初日(16日)の会場情報が上がりだすと「ものすごい人です」とか「客が多くて写真もうまく撮れない」などと、とても盛り上がっているような書き込みが多かったのです。

と言うことで私も東京駅は後回しにして、先に東京国際フォーラムへ向かうことにしたのです。


実際に会場に着いてみると、本当にブース内は来場者でいっぱいでした!
人気があるのは良いことですが、驚くほどの混雑ぶりで上手く進めずどうなる事かと思いました。

石川県には多くの伝統工芸が今も息づいていて、人々の生活の中で伝統美や様式美と言うものが愛されてきました。

輪島塗や金沢箔など、どれも人気があるものばかりが一堂に会するイベントは盛り上がるのは当然だと思います。それでも最初にこのイベントは能登半島地震に関連した開催ではなかったと書きましたが、多くの人が被災地に関心を寄せ、間接的でも支援になればと言う気持ちも十分にあったのではないかと思います。

本当にすし詰めで、なかなか前に出て商品が見れない店舗なども少なくなかったです。


私がイベントに参加した理由は、あるクリアファイルが配布されるという情報を知ったからです。
その配布は「協同組合 加賀染振興協会」のブースで行われました。写真でも分かる通り「加賀友禅」の組合です。


その加賀友禅と、ゲーム会社Yostarが展開する人気ゲーム アズールレーン が、このいしかわ伝統工芸フェア2024でコラボ展示を行っていたのです。そしてYostarが協力してその来場記念としてコラボクリアファイルが配布されることになりました。

アズールレーンは過去にも加賀友禅とコラボを実施しています。
コラボに合わせて展示会などを開催し、過去2回のコラボでは2021年(加賀とフッド)と2023年(赤城と三笠)とそれぞれのコラボ着物を制作ししています。もちろんゲーム内にも衣装として実装されています。

今回のブースでもコラボ着物第2弾のものがが展示されていました。

三笠
赤城

人が少なくなるタイミングを狙って写真を撮らせてもらいました。
ブースではコラボ商品も販売されていて時折買っていく人がいました。


そして頂いた『 アズールレーン × 加賀友禅 』クリファイルがこちらです。

左からコラボ着物をまとった、まず最初のコラボのきっかけとなった「加賀」、そして「赤城」「三笠」「フッド」の4人です。
すごくいいですね。

実はこのクリアファイルの配布情報は事前にゲームメディアなどでも報じられていたのですが、少なくとも私の居た時間帯ではそれ目当てで来場していた人は多くはなかった印象です。数名見かけました。
ブースで頂いた加賀友禅会館(入館料は大人310円、即売コーナー、無料休憩所などの利用は無料)のパンフレットも掲載しておきます。

最後にちょっと見慣れないカードが置いてありいただきました。
加賀友禅と書かれていたため、最初はお店のカード型の案内かと思いましたが帰宅して調べると違いました。


これは地域団体商標カード(地団カード)というものでした。まずはそのもととなっているのは以下の制度です。

地域団体商標制度(特許庁)

地域の産品等について、事業者の信用の維持を図り、「地域ブランド」の保護による地域経済の活性化を目的として2006年4月1日に導入されました。「地域ブランド」として用いられることが多い地域の名称及び商品(サービス)の名称等からなる文字商標について、登録要件を緩和する制度です。

登録するための4つのポイント

  • (1)事業協同組合等の特別の法律により設立された組合
    ア)法人格を有する
    イ)当該特別の法律に構成員資格者の加入の自由が担保されている 例) 農業協同組合、漁業協同組合 等
  • (2)商工会
  • (3)商工会議所
  • (4)NPO法人
  • (5)これらに相当する外国の法人

※なお、上記の他、2017年7月31日に施行された地域未来投資促進法による商標法の特例措置により、一定の条件で一般社団法人も出願できるようになりました。詳しくは地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく地域団体商標の登録主体に関する特例措置(一般社団法人による地域団体商標の出願)をご覧ください。

例えば、組合であれば組合員に使用させる 等

例えば、「地域の名称」が商品の生産地に該当する 等

出願団体又はその構成員の使用により、一定の地理的範囲の需要者(最終消費者又は取引事業者)に知られていることが客観的事実(販売数量、新聞報道など)によって証明できることが必要です。

※一定の地理的範囲については、商品又はサービスの種類、取引形態等の個別事情を考慮して判断されます。

出典:特許庁

カードは令和元年(2019年)から配布が始めり、現在では様々な事業を対象に158枚あるそうです。
個人的にも興味はあるのですが、収集するのはかなり大変そうでので、これは今回の記念にクリアファイルと一緒に入れておきます。



ただ、きかっけはさておき他の伝統工芸や金箔のガンダムなども生で見る事が出来て楽しいイベントでした。
最初に書いた通り、このイベントはずっと以前から開催されているため、来年も開催される可能性は高いと思います。ただ前は会場が東京ドームシティだったのですが、2022年から東京国際フォーラムとなっており来年も同じかは不明です。

来年1月頃には情報発信されると思いますので、楽しみに待っていましょう。