イベントやモーターショーなんかに行くとクリアファイルが配られている。
貰う事に一喜一憂しちゃうんだけど、見方を買えると違う面白さもある。
最初に書いておくけどこの「面白さ」には答えは無い!!
今回は東京モーターショーの三菱ブースで配布されていた『ECLIPSE CROSS』のクリアファイル。
ちなみにECLIPSE CROSSはこんな車。
スタイリッシュだとは思わないけど普遍的なSUVのカッコよさはあるかな。
で、何を面白く感じるかと言うと。クリアファイルに至る動きを想像してみる事。
①なぜECLIPSE CROSSが選ばれたのか
実際に数多くのモデルが出品されているにもかかわらず、この車種が選ばれた理由があるはず。勝手な解釈だけど「三菱が1番売りたい車」ってことかな。
市販車が選ばれているし、三菱=SUVの印象は強いので期待の車種だろう。
②ECLIPSE CROSSの販促品がなぜクリアファイルなのか
おそらく使い回しが可能だから。今回のクリアファイルは東京モーターショーで配布されたが「限定品」ではない。
ディーラーなどでも同じものを活用したいし、そうなるとミニカーとかシールとかは実用的ではなく店舗在庫の管理も面倒にはならない。
クリアファイルなら営業マン自身も活用できるため一石二鳥。
③クリアファイルを何故配布した
これも勝手な想像だけど、ネット時代になって最近はカタログなども貰わない客も少なくなく販促効果や情報の拡散効果は大きくない。
もちろんネットを使ったプロモーションは仕掛けるけど誰もが目に見える形の「好調さ」もアピールしたかったように思う。何故?・・・もちろん燃費不正から日産の傘下入りした三菱自動車が新たな体制のもと「元気ですよ」と言うアピールだ。
実利は少ないがクリアファイルなどの販促品を撒けば「再建は順調なんだな」とか「三菱車売れてるのかな」といった印象点は上がる。
最初に書いた様にこれが本当の答えかは俺には分からない。三菱の社員じゃないからさ。
でもこういうのを考えるとちょっと面白いし、イベントへの参加も楽しくなる。
クリアファイルは飾り立てずシンプルなモノでこれなら普段でも使えるし恥ずかしくは無いな。
東京モーターショー2017の三菱の受付でカタログと共にクリアファイルは貰えた。数量限定とかじゃなかったのでこのクリアファイルを持っている人は多かった。
余談だけどECLIPSE CROSSはSUVなんだけど、この車名のもととなった「三菱エクリプス」はスポーツカーだった。
初代エクリプスは米国法人生産のクルマで日本にも1990年から輸出された。
初代はなかなかカッコ良くて特に米国ではよく売れた車種だ。俺も欲しいと思った時期もあったんだけど、これ左ハンドルなんだよね。
俺もまだ若かったし右が当たり前だったから「左」には抵抗があった。
もう今の時代では発売されない様なクルマだ!!
でも三菱には頑張ってランエボは復活させてほしいね。