国宝 犬山城 クリアファイル 2024

さて今回はひょんなことから手に入れたものです。

それは『 国宝 犬山城 』のクリアファイルです。
みなさん犬山城はご存知でしょうか。

既に人気のお城ですので知っている人も多いと思います。
犬山城は愛知県犬山市にあり、国宝指定を受ける5基の天守の内のひとつです。



犬山城は織田信長によって築城されたのですが、明治になると廃藩置県によりそれまでの犬山藩(それまでは徳川家 家老である成瀬家が藩主)は消滅しお城も愛知県の所有となります。
ここまでは各地のお城あるあるです。
特にお城の存続という観点からは徳川幕府の「一国一城令」「武家諸法度」、また明治になり廃藩置県とともに「廃城令」が施行されたことがお城の激減の大きな要因とされています(詳しく知りたい人はネットを調べるとたくさん情報が出てきます)

もちろん、さらに第二次世界大戦の戦火により焼失したものもあります。
犬山城も例外ではなく廃藩置県の時に天守以外はすべて取り壊されたと聞きます。また残った天守も明治24年に岐阜県美濃地方と愛知県尾張地方で発生した濃尾地震(マグニチュード8.0)により大きな被害を受けました。

半壊した犬山城を修理補修の条件で、なんと旧藩主の成瀬家に譲与されその後修復が行われました。
そして成瀬家(個人)が所有したまま、1952年(昭和27年)に国宝に指定されました。
2004年まで個人の所有でしたが、その後は犬山城白帝文庫(2013年に公益財団法人に認定)が設立されそちらに移管されています。

現存する12基のどのお城にも言える事ですが、そこに関わる人の残していこうという思いと努力でお城は今も残されているということです。


さてクリアファイルを紹介しましょう。


比較的最近作られたものではないかと思っています。

今回紹介するものは、実は名古屋城で無料で配布されていたものなのです。フォーマットを見ると市か自治体が作ったものだと思います。
おそらく名古屋城を見に来た観光客への周知活動(要は宣伝)として配られていたのだと思います。

実際に犬山駅までは名古屋駅から電車で25分程度で行くことができます(行ったことはないのですが...)
事前に調べておけば1日で名古屋城と犬山城を周ることも可能です。
なお織田信長が生まれたとされる勝幡城址も名古屋駅から30分ほどで行くことができますが、かなりコアなファン向けかも知れません。

私はこのクリアファイルは今年のGWに名古屋城に遊びに行った人からもらったのです。
もちろん偶然ではなく私がクリアファイルを集めているのを知っていたため丁寧に持って帰ってきてくれました、感謝!

クリアファイルには「串物の町 犬山」という串物と店舗マップが掲載された案内が入っていたので、掲載しておきましょう。
城下町なので食べ歩きなどがいいのかもしれません。
最近は観光地でのごみなども問題になっているので、しっかりごみ箱に捨てるか持ち帰りましょう。

イベント会場などではそうしても重くなりがちなパンフレットなのですが、実はクリアファイルの折れ傷防止に役に立ちます。
なんならチラシ1枚でも挟まっていると安心感が全く違います。

クリアファイルだけをもらってしまった場合には、駅などにある観光パンフレットやチラシを活用するのもおススメです。
私は今回紹介したクリアファイル以外にも犬山城のものを複数所有しています。