国指定史跡荻外荘クリアファイル

毎年同じイベントに行くと同じような展開にはなるんだけど、それでも変わったクリアファイルをゲットすることができたりする。
「すぎなみフェスタ2019」でのそれがこの『国指定史跡荻外荘』のものだ。

実は不勉強でこの「荻外荘」を知らなかった。
さらっと調べたところここは元内閣総理大臣も務めた「近衞文麿」氏の邸宅であり政治の重要な局面で会議が行われたことでも有名な場所だった。

そもそもこの邸宅は大正天皇の侍医頭「入沢達吉」氏の邸宅として、建築家の「伊東忠太」氏の設計により建てられたもので、その後近衞文麿氏が購入したものだ。

杉並区は保存活動として2014年に邸宅を買い取り、2016年には国の史跡に指定された。その後、敷地の一部を2017年に公園として整備後一般に開放している。
また巣鴨に移築された(1960年)邸宅の一部を所有している天理教東京教務支庁と復元移築に合意した。

今後は復元に取り組むすぎなみではその費用の捻出に故郷納税を活用するとしている。

さてやっとすぎなみフェスタへ出展した意図が分かった。
この復元のための故郷納税を推進するためなのだ!!

すぎなみフェスタ2019国指定史跡荻外荘ブース
ブースでは「秋の荻窪散策」として荻外荘の内部を一部公開している。
イベントは2019年11月26日(火)に実施された。
同時にブースではクリアファイルとパンフレットなどを配布していた。
荻外荘のパンフレット
クリアファイル
貰った時はあんまりピンとこなかったデザインだけど、色々ネットで調べているうちに趣と重厚さがあっていいなと思うようになった。
またブースではなみすけのシールもあったので貰ってきた。
国指定史跡荻外荘シール
荻外荘と大田黒公園のものだ。
これって他の公園とか史跡とかのもあるんだろうか。
俺は歴史が苦手で詳しくない。
特に近代史(特に明治~昭和)は待ったと言っていいほど無知なので、この史跡も名前すら初めて聞いた。
クリアファイルを集めているとこういう情報に触れる機会があるのも面白い。