ツーリズムEXPOジャパン2022では関連企業・団体と言うエリアがあります。基本的に県や自治体の多くもどこかの県などに属していることが多いのですが、全体としてのテーマとなる場合もあります。
その中にあったブースで「日本遺産」という出展がありました。
日本遺産をテーマとした複合ブースは全体はかなり広く今回のクリアファイルはその中の広島県尾道市のブースで貰ったものです。
㊤を中心に配した真っ赤な色が鮮やかな『 因島 村上海賊 』のクリアファイルです。
これは武将 村上武吉 の家紋で、村上水軍で有名な紋章です。
またこの村上水軍は「村上海賊」とも呼ばれ、その由来としては当時のイエズス会の記述に残っていることに起因しているようです。
なおこの水軍はのちに豊臣秀吉により発せられた海賊停止令により収束したとされています。
日本遺産とは文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取組を支援する目的で作られています。
尾道市のブースは畳半畳くらいで、かなりコンパクトでした。
ただしスタッフもみなさん赤い揃いのTシャツを着ていたのでとても目立っていました。
もらったチラシも載せておきましょう。
この「海賊」をキーワードに大きなことから小さなことまで様々な取り組みも行われています。
今治市の大島には「村上海賊ミュージアム」というのもあるので旅行の際には是非訪れたい場所です。
因島を含むしまなみ海道は美しい景観でここ数年は海外からもかなり注目されているサイクリングスポットです。
特に本州広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ約70kmのサイクリングロードを楽しむために国内外から多くの観光客が訪れています。
そしてしまなみ海道には「海賊むすび」なんてのもあるんです。
これは旨そう!!
サイクリングやドライブの途中で食べるおむすびは旨いに決まっていますからね。
いよいよコロナの水際対策であった入国制限も解除されましたので、再び多くの旅行客で賑わうことになるでしょう。
島国である日本の美しさをみんなに知ってもらいたいですね。