日本遺産フェスティバル in 桑都・八王子(東京たま未来メッセ)

最近私が参加する自治体などが参加するイベントで頻繁に見かけるようになったのが、日本遺産です。
既に紹介しているように日本遺産は文化庁が推進する地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを認定するというものです。

そんな日本遺産が制定されたのが2015年なので、すでに9年がたっています。
そんな中で昨年東京八王子にて開催されたのが『 日本遺産フェスティバル in 桑都・八王子 』です。このイベントは毎回開催地が異なり2023年は八王子だったのです。
ちなみにざっくり調べた感じでは過去は以下のように開催されてきています。

・日本遺産サミット
  2016年 京都府篠山市
  2016年 岐阜県岐阜市
  2017年 京都府精華町
  2018年 富山県高岡市
  2019年 高知県高知市
・日本遺産フェスティバル
  2020年 愛媛県今治市
  2021年 福井県勝山市/福井市
  2022年 山口県下関市/福岡県北九州市


さらにはこの「サミット」「フェスティバル」の違いは何でしょう?
八王子の日本遺産総会の議事によると、「サミット」は認定地域や関係者が一堂に会するイメージが強い。一般の方等、多くの人
が一緒に楽しめる「フェスティバル」「お祭り」であることの印象付けがねらい。名称は開催地の裁量で決定できる。と記されています。

なるほどです、なので途中から予告なく変更しているのですね。



さて話を八王子に戻しましょう。
そんな日本遺産フェスティバルですが東京在住の私には毎回参加できると限りません(2024年は福島県会津若松市で10月に開催)

何としても参加しなくてはいけません!!

日本遺産フェスティバル in 桑都・八王子

桑都・八王子から、104の物語(ストーリー)を未来へ
「日本遺産」認定開始から8年を迎え全国104の「物語(ストーリー)」は養蚕と絹産業で栄えた桑都・八王子へ。
かつて国内有数の生糸・織物の集散地であったこの地に、日本を代表する文化・伝統を語るストーリーが集結し、その魅力を国内外へ、そして未来へと発信していきます。
会期:2023年11月4日(土)~5日(日)
会場:J:COMホール八王子(4日のみ 9時30分~12時30分)
   東京たま未来メッセ 1階展示室、3階会議室、3階ホワイエ(4日 10時~17時、5日 10時~16時)
   アイロード(4日と5日 10時~16時)


この日本遺産フェスティバルは広範囲の会場で多岐にわたって様々な催しが行われます。

まずはJR八王子駅を目指します。新宿からJR中央線快速で乗り換えなしで約50分程度です。
八王子駅南口からアイロード経由で東京たま未来メッセに向かいます。

アイロードでは日本遺産構成文化財の山車がずらりと並び圧巻です。露店なども並ぶためお祭り気分が盛り上がります。


八王子には何度か来たことがあったのですが、駅から徒歩5分ほどのところにこんな施設があったのは全く知りませんでした。
山車を見ながら歩いたこともあり、あっという間に到着しました。

もっとクローズドな施設をイメージしていたのですが、1階の展示エリアは開放的な空間です。
私が付いたのは11時頃でしたが、すでにかなりの人が来ていました。もちろん八王子在住の方も多いはずなので近隣の人たちは朝10時からきていたと思います。


私の会場の回り方はどちらかの端からもれなく回っていくことが多いです。大きいイベントだと適当に回っていくと見逃しが多くて意外と時間もかかってしまいます。


やはり入場無料で観光要素も強めと言うこともあって年配の層がかなり多いですね。

パンフレットなど配布物もそれなりに多くて、ダメージを受けるほど重いパンフレットなどには気を付けないといけないです。
例のごとく「いいね」や「フォロー」で景品がもらえたり、くじ引きに参加できたりとブースごとに列ができています。それにしても日本遺産のブースは随分とおなじみになってきました。
同時に感じるのが毎回趣向を変えて出展しているスタッフの方々のアイデアと工夫は素晴らしいなと思います。


それでも気が付くと途中からは持参したトートバッグがかなりの重さになってきました。

徐々に最初のピークが過ぎて見やすくなったブースもあります。

私もちょっと疲れてきたところで、京都のお茶屋さんのブースで抹茶を一口頂きました。
お抹茶は好きな方なのですが、疲れだしたころだったのでよりおいしく感じました。




1階を一通り見たところで、ホワイエや会議室のある3階に移動します。
外階段と言うかテラス階段のようなところから3階に移動です。なんかちょっと見晴らし良いですね。

八王子の認定ストーリーなどを題材にした学校での取り組みなども紹介していました。
中でも給食の試食・体験ブースは大人気でした。

日本遺産分科会も行われ認定ストーリーの地域がワークショップなどを開催していました。




2階から1階の展示を見下ろした後はもう1度下へ行きます。
私は時間があれば会場では異なる時間帯を2度移動するように心がけています。
例えば午前中と午後と言ったざっくりしたことなのですが、違うものを配布していたり、別の抽選をやっていたり、見逃していたものに気が付いたりもします。
結構最初は人だかりだったブースは後回しにしていたりもするのですが、忘れていたりして見ずに帰宅して思い出すことも多いのです。



この2週目とも言える流れはかなり疲れますが、大規模イベントでは見逃しも多いため、私には大事な周回です。
荷物もかなりの重さになってきましたので、そろそろ撤収です。
帰り際になまはげがいたので記念に写真を撮りました。

この日本遺産フェスティバルが次回東京や神奈川へ来るのはしばらくはないのかなと思いますが、毎年2月13日の日本遺産の日には何かしらの展示はあると思います。
またその前に2024年9月にはツーリズムEXPOジャパン2024も東京ビッグサイトで開催されるので、そこでも日本遺産ブースがありますから、そちらも楽しみです。