日本遺産 桑都物語 double dreive 飯野哲心 クリアファイル(ツーリズムEXPOジャパン2022)

今回のツーリズムEXPOジャパン2022では「 日本遺産 」というテーマに触れる機会になりました。

なんとなく聞いて知ってはいましたが全く詳しくなく(いまも詳しくはないのだけど)スルーしていた感があるテーマです。
今回東京ビッグサイトの東ホール1から入場し見始めたので、比較的すぐに日本遺産のブースにたどり着きました。

最初はまだ時間的にも余裕があったためゆっくり見れたのが、知るきっかけとして大きかったかもしれなません。

ツーリズムEXPOジャパン2022ロゴ


既にこのイベントで貰ったいくつかのクリアファイルを紹介しているのですが、今回は東京都の八王子市です。
八王子市は2020年6月19日(金)に日本遺産に認定されています。これは東京都では初の認定となりました。

かつては八王子城下は養蚕などが盛んで桑の都「桑都(そうと)」と呼ばれ絹産業で栄え、のちに多摩織に発展したとされています。
また霊山としての高尾山への信仰も文化の発展に寄与しています。

日本遺産 ストーリー#088

霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~
養蚕業をはじめとした絹産業は国内各地で営まれてきましたが、その中で唯一「桑都」と称されたのが八王子。江戸時代には甲州道中最大の宿場町となり、祭りや郷土芸能等の文化を育みながら発展してきた八王子の礎は、戦国時代末期に関東の覇権を握った北条氏の名将・北条氏照が、滝山城そして八王子城に城下町を築いたことに遡ります。
桑都の発展を支えた養蚕農家や絹商人は、氏照が武運を祈願し、いにしえより人々が霊山として崇めてきた高尾山を信仰し、大切に護ってきました。
豊かな自然に恵まれ、多くの動植物の“生命の力”に満ちた高尾山のことを、先人たちは「霊気満山」という言葉で表しました。人々の祈りによって、高尾山の自然と江戸時代に花開いた桑都の伝統文化が現在に、そして未来に受け継がれていきます。

出典:日本遺産ポータルサイト


クリアファイルはそんな日本遺産八王子の『日本遺産 霊気満山 高尾山 人々の祈りが紡ぐ 桑都物語』の販促用として作られました。

裏面に掲載されたアートオブジェは「飯野哲心」氏作の「double dreive」と言う作品で、石粉粘土で作られており、高さは850mmとかなり大きなサイズのものです。この作品は、日本遺産認定ストーリー「霊気満山 高尾山 〜人々の祈りが紡ぐ桑都物語〜」の構成文化財をテーマに、八王子ゆかりのアーティスト10名が制作したもののひとつです。

飯野氏は八王子車人形をテーマに制作されています。

<10名の作家※敬称略>
浅野彌弦(彫刻)、飯野哲心(彫刻)、江波戸裕太(絵画)、久米岳(絵画)、杉原民子(絵画)、高石優真(立体)、竹谷嘉人(絵画)、チャーリー礒崎(彫刻)、中村眞弥子(絵画)、YORIKO/ 想造楽工(絵画)

日本遺産桑都物語飯野哲心クリアファイル表
日本遺産桑都物語飯野哲心クリアファイル裏

なおこのクリアファイルはこのこれだけなのかは当日は定かではありませんでした。後日、色々調べていくとどうやら他にもあるようです。確認できたのは浅野氏と竹中氏のものをネットで見かけています。

実はこのクリアファイルをもらうとき、ブースの方にはこれが最後ですと伺いました。
それなりの数が用意されていたみたいなのだけど、朝からあっという間に無くなってしまったとのことです。ただ詳しくは聞かなかったので24日と25日の両日で違うものを配布していたのか、それともこの1種類だったのかなどはわかりません。聞いておけばよかったです。

まあ、今後どこかでめぐり合う機会もあるかも知れないです。
来年の話になりますが、「日本遺産フェスティバル」が2023年11月4日(土)~5日(日)に八王子での開催が決まり、東京たま未来メッセにて行われるようです。

いや~忘れないようにしなければいけませんね。

さて一緒に貰った桑都物語のパンフレットも載せておきましょう。

日本遺産高尾山桑都物語パンフレット表
日本遺産高尾山桑都物語パンフレット裏

こちらは多摩織工芸館のパンフレットです。

多摩繊工芸館パンフレット表
多摩繊工芸館パンフレット裏

ちなみに私は八王子はもちろんいったことはありますし、高尾山も登っています。
あ、もちろん頂上前言っていますが往復ケーブルカー利用ですけどね。。。