日本遺産 近世日本の教育遺産群 クリアファイル(日本遺産マルシェ)

さて久しぶりに 日本遺産 関連の紹介です。
おそらくですが、2024年に日本遺産の日(2月13日)に合わせて有楽町駅前にて開催された日本遺産マルシェでもらったものです。
日本遺産マルシェは毎年開催されていますが、開催場所は毎年異なり2025年は京都で開催されました。

紹介するクリアファイルの日本遺産は『 近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の本源- 』です。構成文化財は4県(茨城県水戸市、栃木県足利市、岡山県備前市、大分県日田市)と広く分布しています。
そしてなんと日本遺産認定第1号なのです。

ストーリー#001

近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の本源-
我が国では、近代教育制度の導入前から、
支配者層である武士のみならず、多くの庶民も読み書き・算術ができ、
礼儀正しさを身に付けるなど、高い教育水準を示した。
これは、藩校や郷学、私塾など、
様々な階層を対象とした学校の普及による影響が大きく、
明治維新以降のいち早い近代化の原動力となり、
現代においても、学問・教育に力を入れ、
礼節を重んじる日本人の国民性として受け継がれている。

出典:日本遺産ポータルサイト

日本遺産関連のイベントはとても活気があります。
マルシェも八王子でで開かれたフェスティバルも出展者も来場者も熱気がすごかったです。と同時に怒涛のようにパンフレットなどを貰ってしまうため、後日どこのタイミングでいただいたのかあやふやになりがちです。私に限ってかもしれません。。。

そのためできる限り写真に収めてるのですが、ついつい撮り忘れていたり撮ってはいても見返すとよくわからない写真も多かったりします。



さて肝心のクリアファイルは2種類貰っています。

■近世日本の教育遺産群 旧閑谷学校(きゅうしずたにがっこう)クリアファイル(岡山県備前市)
岡山藩主池田光政が日本ではじめてとなる「庶民のための学校」として創建しました。
山間部にあるため景観も美しい写真です。

■近世日本の教育遺産群 咸宜園(かんぎえん)クリアファイル(大分県日田市)
儒学者廣瀬淡窓が開いた近世日本最大規模の私塾跡です。
会議苑を中心に様々な施設が紹介されいて、裏面には広瀬淡窓(ひろせたんそう)のイメージキャラクター「たんそうさん」が描かれていて可愛いです。

教育に関連するものが日本遺産認定第1号と言うのは文化庁の姿勢が出ていた良いように感じます。

あわせてもらったパンフレットも掲載しておきます。

これらをいただいた時にショッパーに入っていたのですが、それがこちらです。

可愛くないですか。
これは日田市の盆地キャラ「ぼんタン」をはじめとしたキャラクターをデザインしたショッパーです。
たくさんいますね。たんそうさんもここにいます。
名所や観光地に行くとこういった楽しいキャラクターたちと出会うのも楽しみのひとつですね。


いよいよ3月になって暖かな季節になってきましたので、近隣の日本遺産巡りなどもいいかもしれません。
また現在 教育遺産世界遺産登録推進協議会は「近世日本の教育遺産群」をユネスコの世界遺産の国内候補とする暫定リストに追加するよう文化庁へ要望を行っているようです。

もしも世界遺産となれば落ち着いてみることができなくなってしまうかもしれませんので、今のうちが訪れるチャンスかもしれませんね。