杉並区の障害者の権利擁護普及啓発クリアファイル

クリアファイルを収集する上でいくつかの要素がある。

①優れたデザイン

②変わったテーマ
③珍しいモノ
④写真が素晴らしい
⑤レア度が高い
⑥スタンプラリーなどプロセスに価値がある
今回のクリアファイルは①と③かな。

すぎなみフェスタ2019の中で『杉並区の障害者の権利擁護 普及・啓発ブース』で貰ったものだ。

すぎなみフェスタ2019杉並区の障害者の権利擁護普及啓発ブース

子供たちも参加できるイベント内容だったので、難しいテーマの割にはブースは賑わっていた。
まずパンフレットも配っていたのでそちらから。
内容はそのままで、障害者の人たちを区や健常者の観点からより考えていこうと言うものだ。
こういう取り組みは障害者向けだけではなくて、ひいては将来の高齢化社会に向かう上でも大事な要素になってくる。

例えば最近バリアフリーという言葉は当たり前のように使われている。
でも施設や街を見渡すと「完全に障壁となる要素がほとんどない施設」って僅かしかない。

入口がスロープになっていても実際には1~2センチの段差は必ずある。勢いを付けないと越えられない場合もあるのだ。

クリアファイルではテーマ別になっていた。

■食堂・レストラン編

■駅編
あくまで個人的な意見だけど、バリアフリーの施設や設備って一般の人が煩わしく思うものってほとんどないと思う。
議論すると難しくなったりするけど、解決したい課題に素直に向き合えばこういったアイデアはどんどん増えていくだろう。

クリアファイル2種類の裏面は同じデザイン・・・・・と思いきや微妙な表現などが違っている。
この手のものを作るなかでは珍しい。

店とかではこういった対応をするのにも予算は必要。なのでこういった対応をするのに安価で対応しやすいように国や区も協力できるといいと思う。

このクリアファイルはデザイン的にも印象が良くて資料としての側面も満たしている。絵柄もテーマを難しく感じさせないタッチだし明るいのが印象的だ。
裏面に登場するなみすけとナミーも自然だけど印象を柔らかくするのに一役買っている。

内容も読めばなるほどの意見ばかりだ。