大規模なイベントではしっかり見ているようで、見逃していることも非常に多いです。
私の場合には2時間程度で体力も途切れがちになり、ついつい足早に移動してしまうことも多いです。
先日のエコプロ2024では「 消費者庁 」が出展を行っていました。
規模は大きくはないのですが、それ以上にちょっと私的には気が付きづらい場所にあり、かなり終盤になってブースを訪れました。
改めて見直すとSDGsののぼりも置いて派手にはなっているのですが、ワークショップなどを行っていてワイワイしていたため、チラッと見て後に回してしまったのかもしれません。
そんな消費者庁ではここ数年は「食品ロス」や「エシカル消費」を推進しています。
クリアファイルと共にもらったチラシでは「食の環プロジェクト」と言うテーマを掲げていました。これは「食品ロス削減」及び「食品寄付促進」に加えて「食品アクセス確保」の3つの施策により循環作用の効果を生み出そうというものです。
届け出制ではあるものの、賛同する事業者などはこのロゴを使用することが可能です。
さて「食品ロス」はその呼び名の通りだと思いますが「エシカル消費」とは何でしょうか?
私も詳しくは知りませんので調べると「地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動」のことを指すようです。なので地産地消や食品ロス、ごみの分別など含まれる活動テーマは広いようです。
人と人との支え合う循環型社会を目指そうということなのだと思います。
これまで綺麗事と揶揄されてきたようなテーマにいかに取り組んでいくか、そんな時代が今なのかなと思います。しかし世の中は循環しているだけではなかなか達成できない現実もあります。
食品ロスなどはエシカル消費の中でも具体性のあるテーマなのです。生活に直結していますよね。
色々なテーマをどのような社会的仕組みで豊かさも含めて実現していくのかはエコプロに参加している企業や来場者とともに、国も一緒に取り組む必要があるのではないかと思います。
さてクリアファイルですが、テーブルに置かれていたので「頂いていいですか」と聞くと、「どうぞ是非持っていってください」と言っていただいたので貰ってきました。
以前から時々言っていますが、私はこういった「資料的なデザイン」のクリアファイルがわりと好きなのです。
そもそも図鑑(図解)などが好きで、クリアファイルなのに図解も含めた説明チラシそのまま印刷されたようなものなど、なんだか楽しくないですか。それは、どうしてクリアファイルに印刷しようと思ったのだろうということも含めてです。
理由の大きな一つは、手に取ってもらいやすい(受け取ってもらえる)ということですね。イベント会場でクリアファイルを渡されて邪険な態度をする人はほとんどいません。
もうひとつは他の資料をクリアファイルに挟み込んで配布可能と言うことです。
複数のチラシなどは来場者は受け取りずくて、配布するスタッフもトークをしながら手渡していくのは煩雑です。
クリアファイルが貰ってもらいやすいのと同時に、さらに多くの資料などもまとめて配布でき一石二鳥と言うわけです。
単なるチラシも意外と何気なく貰ったわりに興味深い情報が書かれていることもあり、そういうのもイベントの醍醐味なので楽しみ方のひとつではないかと私は思っています。
ただ重いです。