今年は2年に1度のクルマの祭典が東京ビッグサイトで開催されました。
そのイベントとは『 第46回 東京モーターショー 2019 』です!
入場チケットです。
会期は、2019年10月24日(木)~11月4日(月・祝)の12日間です。
毎回のことながら激込みの初日付近に行くのか、落ち着いた後半に行くのか非常に迷います。
私は今回は最初の週末となる10月26日(土)に行くことにしました。と言うのはモーターショーは月曜日~土曜日までは開場時間が10時~20時と長くて長時間滞在しやすいからです。
「10時間もいるつもり?」と驚かれるかもしれませんが、今回に限らず特に視察時間は少しでも余裕があった方がいいのです。
会場内では各ブースなどでもショープログラムを実施しているため、思わぬところで時間を使ってしまうというのもよくあることです。
いつものようにりんかい線の国際展示場駅に10時過ぎ頃に着くように家を出ました。先ほど書いたように視察時間が長い方が色々余裕も出ていいのですが、開場が10時なのであまり早く行ってたとしても、開場と同時に入りたい人が結構いてどうしても最初は並ばされてしまいあまり変わらないのに体力だけは確実に減ってしまいます。
なのであまり待機列に並ばずにスムーズに入るためにほんの少しだけ遅めに到着するのも手なのです。
この写真は10時38分に撮っているんですが、既に列とかもなくてスムーズに進んでいます。
イベントってその日の状況はほんとに行ってみないと全然わからないから現地に着くまでドキドキします。
入場時の手荷物検査もさほど手間取らずに入ることが出来ました。
まずは西展示棟へ向かい、ホールに入ったところですぐにガイドブックを手に取ります。
こういった配布物も昔に比べるとかなり減ったように思います。
もちろん環境にエコなイベントを目指すと言うのもあると思うけど、やはりスマホの登場でペーパーレス化は大きく進んだということですね。イベント好きな私としては少しさみしい気もしますが、配布物にはよくわからない内容のモノやほとんどが宣伝ページだけの冊子なども多くて、それらが部屋中に散乱していると結局はいつか捨ててしまうことになります。
いざホールの中に入ると東京ビッグサイト前とは打って変わってかなり混んでいました。
ある程度は想像はしていたのですが、急に華やかになりました。
毎回来ているので、この瞬間がすごく好きですね。
東京モーターショーの楽しみ方は人によって大きく違います。
私の場合には既に販売されている市販車にはさほど興味がありません。
特に国産車はよほど興味があれば運転席に座ったりもするのですが、そうでなければチラッと見る程度です。
お目当てはコンセプトカーとコンパニオン!!
実は昔はコンパニオンの写真を撮ることはほとんどなかったです。特に20年くらい前は「フィルム」で撮っていたわけですから、今のスマホやデジカメのようにバンバンシャッターを切るわけにはいかなかったのも大きいかなと思います。
取っている時は夢中になってしまいますが、フィルム代に加えてその後は現像代とプリント代かなり高額になってしまいます。
それにしても各メーカーはどんどん電気自動車化を加速させています。
個人的には「メルセデスベンツ」のコンセプトカーは毎回そんなにワクワクしないですね。
スタイリッシュで高品質なのはみているだけで感じるのですが、もう少しアグレッシブでもいいような気がします。ただメルセデスベンツのコンセプトカーは市販化に向けたケーススタディであることが多いため仕方がないのかもしれません。
開場をウロウロしていて気になったものを発見しました。
これは「ヤマハ発動機」が出展したもので「Land Link Concept」というものです。
周囲をセンシングしながら大地を自在に移動する自律ソリューションビークルで、AIによる画像認識で自ら走路を判別して自走するとのことです。
でも私は機能面ではなく単にデザインが気に入りました。惑星探査機のようなバランスでそれほど近未来ではないのがいいですね。
ヤマハは電動アシスト自転車を使ったVR体験なども行っていました。最近のイベントはこういった「体験型」へシフトして行っています。
これはこのは東京モーターショーに限った話ではありません。
これまでイベントや展示会を支えていたマニアやオタクはどんどん減りつつありカジュアル化してきています。ファミリー層や友人同士、またカップルなど多くの層が楽しめるイベントでなければ集客は難しくなってきています。
そんな中で「株式会社カワサキモータースジャパン」はとにかく男性ファンが多いです!昭和の熱気です。
私の歳になるともうバイクは怖いですね。
無茶な運転とかではなく、ちょっとした取り回しなどでもコケてしまいそうです。
今回はあんまりこれと言ったクルマがない中で、ちょっと目にとまったのが「マツダ株式会社」の「MAZDA MX-30」です。
ここ数年のマツダのエクステリアラインを踏襲はしているけれど、少しもったりとしたと言うかクラシカルな印象の装いです。スタイリング重視のための観音開きのドアですが、コンセプトカーで感応開きが多用され過ぎな気はしています。
最近マツダはこのマスクで統一していますが、ややマンネリ感があるのも事実です。アイデンティティって難しいです。
マツダのブース受付もかなりの賑わいです。可愛い~~♬
そして東京モーターショーと言えばモータースポーツとの関係性も大きな要素です。
今年はついにF1でホンダエンジンが活躍し始めました。
「レッドブル・ホンダ」として既に優勝もしていてチャレンジの今シーズンから、来シーズンはいよいよ勝負の年となります。
上の写真以外にもBARホンダやトロロッソ・ホンダなどのマシンもズラリと並び、ここはほんとに写真を撮るのが大変だった!
終日ずっと混んでるイメージで、綺麗にクルマを入れるアングルで撮りたいなら夕方以降でなければ無理でした。私は逆に割と早い時間にチャレンジしたけど失敗でした。
会場を回るペースはそれなりに意識していたんだけど、西展示棟と南展示棟を回った段階で15時30分でした。
ちょうど半分の5時間を使った格好です。
それでもそんなに余裕じゃないです。
実は今回の東京モーターショーはビッグサイトの東展示棟が東京オリンピックの開催準備のため使えないので、変わって青海展示棟(東京テレポート駅前の臨時施設)と分散開催しているのです。
今回は会場間の移動中にも展示などもありにも、30分以上は絶対に必要だと思っていました。つまり戻ってくることを考えると往復1時間はいるので特に時間がかかると踏んでいました。
さて、移動しましょう!!