先日、池袋のサンシャインシティで実りのフェスティバル( 農林水産省 / 日本農林漁業振興会 )が開かれましたが、今回紹介するのは、2023年の第62回の時に 農林水産省 のコーナーでもらったものです。
実は今年の第63回でも少し話を聞いたのですが、農林水産省 農村振興局地域振興課 では全国の山間や傾斜地などに点在する棚田を残していこうという取り組みが行われています。
そこでパンフレットなどとともに貰ったのが『 農業・農村(多面的機能・いろいろな働き)』のクリアファイルです。
クリアファイルはわかりやすいイラストで農村が紹介されており、棚田の景観や水田としての役割が紹介されています。
イラストが可愛いことから学生向けのものとして作られたのだと思います(私も貰っちゃっていますが)
こういったイラストって描くのはコツがあるように感じます。
細かく描き込みすぎずある程度整理したデザインで、それでいて単なる平面っぽい図にならず親しみやすさが必要で、なかなか難しいです。
個人的にこういった図鑑的なクリアファイルは大好きなのです。
農林水産省のページですが、ここに詳しく説明されています。
農林水産省の「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」として全国の棚田が認定されています。
その数は何と271にも上ります。
一緒にもらったパンフレットにも271箇所すべて掲載されていますのであわせて紹介しておきましょう。
棚田は水田なのですが、私が子供の頃は総じて「段々畑」と呼んでいた記憶があります。本来は階段状に作られている「畑」を指しているのですが、子供の頃は田んぼとの区別なくそう呼んでいたと思います。
歌手の小柳ルミ子さんの名曲「瀬戸の花嫁」や島倉千代子さんの「逢いたいなァあの人に」などのの歌詞にも段々畑が登場し、心の心象風景としてうたわれていて、比較的一般的な呼び方だったのではないかと思います。
是非、近くの棚田遺産を見にってはいかがかと思います。