いよいよ書籍の世界ではデジタルが紙の本の試乗を逆転してデジタル情報社会がITリテラシーの高いユーザーだけではなくなってきた。
俺の周りでも「マンガ雑誌を買わなくなったなあ」などと言う声もよく聞く。
もちろんこっそりいい事もある。
大人になると男性も女性も人前で堂々と漫画を読まなくなったりする。偏見もあるだろうが、どことなく恥ずかしいのも理解はできる。
しかしスマホでなら好きに読めて他人からも分かりにくい。隠れ漫画愛好家としてマンガ熱が再燃する人もいたりする。
さて今回のクリアファイルは講談社が発行していた雑誌『週刊 奇跡の絶景 Miracle Planet』の販促品だ。
奇跡の絶景は2016年10月25日(火)に創刊された。
創刊号(1号)はクリアファイルにもある天空の水鏡 ウユニ塩湖のほか日本では国立ひたちなか海浜公園なども取り上げられている。
発刊されたシリーズはこんな感じ。
このシリーズでは奇跡の絶景は眺望だけにはとらわれず、そこにある「美」にフォーカスしていて旅行者がそこを訪れ感嘆のため息を漏らすであろうものすべての景色を対象としている。
しかしそのコンセプトは突然終わりを告げた。
悲報 第40号にて休刊!!
創刊時は全100号を目指して発表されたが、結果として半数に届かず事実上の終了となった。
通常590円の雑誌はそこそこの流通量を必要とするんだろうな。かと言って情報量を多くして価格が1200円とかになればたちまち手が出にくくなるしな。
チープではダメだがゴージャス過ぎてもダメ。
いまや写真などはネットにはなかなか打ち勝てないが読み物となると制作の手間がかかり過ぎて原価を押し上げてしまう。
これは紙の媒体はもちろんだけど電子書籍だって同じことだ。電子書籍は印刷代などの原価コストが安い分まだましだけど。。。
難しい時代になったね~~~~。