最近では世界遺産と聞いても、その登録数が増えるにつれて少し有難みが無くなってきている人もいるかと思います。テレビでも世界遺産特集などでも多く放送され何度も紹介されているうちによく知っている気分になっているかもしれません。
ただそれは地域の人の情熱や誇りとは全く次元が違って単なっていて見ている側(お客様側)の言い分です。
歴史的遺産を多く抱える地域や自治体はその意味や価値などのすばらしさを後世に伝えるべく歴史や文化資産としての登録に向けた様々な取り組みを展開しています。これらのアクションはひいては観光事業や地域活性化につなげたいという思いでもあります。
やはり「わが町」に世界遺産があるとなればとんでもないことになります。
今回はそんな世界遺産登録を目指している『 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 』のクリアファイルです!
この関連遺産は長崎から熊本の天草にかけて点在する12の建物などで構成されています。
とにかくこのクリアファイルは綺麗です!!
教会を中心とした遺産のイラストが描かれていのですが、穏やかな色調なのに鮮やかさがあってバランスもいいですね。クリアファイル裏面には長崎の教会群インフォメーションセンターの記載があります。
旅行前には遺産も多いのでしっかり予習して旅先を決めるのがいいですね。
ちなみに12の遺産とはこのようにかなり広範囲に点在しています。地図で見ているので集中しているかのようにも見えますが、数日かけて巡らないといけないくらいです。

旅行で行くと考えると大自然の絶景と言う点では五島列島は捨てがたいのですが、色々観光もとなると島原の原城跡から長崎の大浦天主堂あたりを狙うのがいいかもしれません。
ホームページの写真を見ると「野崎島の集落跡」も丘の上の教会が素敵です。
どこも良いのですが広範囲すぎますね。
ちなみにこの世界遺産登録は長崎県世界遺産登録推進県民会議が推進していて自治体や報道機関など結構大規模な組織になっているので力の入れ具合は伝わってきます。
ただ登録と言うのは名乗りを上げればいいってものではないのでさてどうなるやらや、続報を待ちたいと思います。