お盆休みのお出かけと言えばコミケなんだけど、それとは別にもう一つ出かけたところがあった。
場所は新宿のヒルトン東京。
ホテルっぽいと言えばいいのかな、結構ひっそりとしていて着くまではちょっと不安だった。
そのギャラリーでは『高荷義之 原画展2022夏』が開催されていた。
昭和40年ごろからは模型(いわゆるプラモデル)の箱絵(ボックスアート)を多数手がけていて昭和~平成のプラモファンにとってはレジェンド級の絵師と言って間違いない!!!
クラウドファンディングを活用して原画展の企画を進められていたからだ。
ただその段階では日程や会場などは名言されておらず、行きやすいところだと行きたいなと考えていた程度だった。
そしていよいよ場所が新宿と決まったので、前売り券を通販で購入した。当初は前売りのみのチケット販売だった。
※最終的には当日券も販売していた。
学生の頃にはタミヤ模型やフジミ模型の戦車や艦船の箱絵は当時からワクワクしてみていたのを覚えている。あの時代の模型は男性の楽しみの一つとして大いに需要があった。
そして高荷氏を更なる高みに導いていたのは、その後に手掛けるようになったアニメ作品のボックスアートだった。
フライヤーにもあるように機動戦士ガンダムをはじめザブングルやダンバイン、超時空要塞マクロスなどあらゆる人気ロボット作品を数多く手掛けている。
なんならパッケージが高荷氏のものだと他より高級に感じていたと思う。
その最たるものが劇場版ガンダム逆襲のシャアに登場するνガンダム(1/100バンダイ)とサザビー(1/100ウェーブ)のキットだ。
バンダイのνガンダムが出た時は高荷氏の絵でしびれた。
それと同じくらいウェーブのサザビーに高荷氏を起用したのには感激したものだ。メーカーが違うのに並ぶとまるで同じシリーズのようになっている。
原画展は作品点数は25点と多くはないけど、どれも質感がすごくて感激。
とにかく緻密に描かれていて、構図や雲なども工夫されていて絵に躍動感が感じられるし、艦船は波の動きに対してぎっしりと描き込まれた艦が醸し出す静の対比が素晴らしかった。
会場では画集なども販売されていてほしくないわけがないのだけど、そう遠くないうちに処分するかもしれないと思うと最近は書籍には手が伸びない。
※コミックなども多数所有しているけど、限界があるだろうな。。。
ここでは事前に知っていたクリアファイルセット(5枚組)を迷わず購入した。
こういうのを手元で見ていると、タミヤやフジミのパッケージも欲しくなってしまうな。
おっと、いかんいかん、どんどんモノが増えてしまうじゃないかw