今回紹介するのは以前西武ギャラリーにて2013年11月21日(木)~25日(月)まで開催された『デビュー45周年記念 吾妻ひでお原画展』とそこで購入したクリアファイルだ。
そもそも吾妻氏の名前を一気に押し上げたのは1972年~76年まで週刊少年チャンピオンに連載された「ふたりと5人」だろう。
同時期に多くの作品を発表していたが、やはりメジャー誌であったことから俺の目にもとまった。
ギャグマンガ作品というカテゴリーなんだけど、俺的には少しニュアンスが違うんだよなぁ。
ナンセンスものと言うか、コメディにも近いというか、表現難しいけどね。
ちなみに全巻ではないけどふたりと5人の当時買ったコミックも今でも手元にあるぞ!
めちゃくちゃ日焼けしてるけどね。
そう、つまり俺は漫画家吾妻ひでお氏が好きなのだな。
この原画展ももちろん偶然ではなく、楽しみにして行った。
というか会期が5日間って短いにも程があるだろ!私設ギャラリーでやってる学生の個人展じゃないんだからさ。
俺は11月23日の土曜日に行った。会場は池袋西武の西武ギャラリーだ。
ただ昨今の傾向とは違って写真撮影などは出来なかった(10年前だしね)
色々ネットで調べていると、どうやら販売されていたのはこの4種だけのようだ。
ちょっとエロ要素がありながら独自の世界観がある作品群だからだ。
おそらくエロ文化のとっかかりの時代からその歴史をけん引したと言っていいと、俺は思うよ。同時にエロを求める周囲の欲求はすごかったんだろうなという気もする。
彼の近しい知人に米澤嘉博氏がいる。
名前だけを言われるとピンとこない人がほとんどだろうが、オタク界隈では有名な人物だ。
1980年ごろから25年以上も同人誌販売で有名なコミックマーケットの代表を務めていて同人やオタクなら誰もがその名前を知っている。
※吾妻氏もロリコン同人誌シベールを仲間とコミケで販売している。
明治大学の出身で、没後に蔵書の一部を引き受けた明治大学の「米沢嘉博記念図書館」は有名だろう。俺も2度ほど訪れたことがある。神保町から徒歩で10分くらいで着く。
なおこの図書館で過去には「吾妻ひでお美少女実験室」の企画展を行っている(これ行けてなかった、残念過ぎる。。。)
氏の訃報を聞いたのは2019年、結果的にはこの原画展が最後の大きなイベントだった。
マジで行けてよかった!!