日本遺産 には様々な角度の考え方があるのだなと驚くことがあります。
有楽町駅まで開催された日本遺産PRイベントでもらったものですが、群馬県館林市にある3つの大きな沼であり『 里沼(SATO-NUMA) 』と呼び日本の原風景を支えた価値が文化庁に認められました。
里沼と言うのはあまり聞きなれないですが、どうやら里山からきているようです。
館林市の地図を見ると確かに沼が点在しています。
そもそも「沼」は、「湖」や「池」とはどう違うのでしょう。
ササっと調べてみるとどうやら水深と大きさからくる定義がまずありきのようで、何か特殊な要点があるほどではないようです。
湖になるには沿岸植物が水中に侵食していかない深さという定義があったりします。
ただかなり曖昧なようです。
館林の日本遺産としてのストーリーは3つの沼と共にあります。
茂林寺沼(もりんじぬま)
「祈りの沼」~里沼の原風景を残す茂林寺沼~
多々良沼(たたらぬま)
「実りの沼」~ “麦都”館林を支えた多々良沼~
城沼(じょうぬま)
「守りの沼」~城と躑躅ヶ崎を守ってきた城沼~
館林市の説明などにはこの3つに加えて、さらに 蛇沼 と 近藤沼 の2つを加えています。
そんな日本遺産 里沼のクリアファイルはこんなデザインです。
感動体験がキャッチコピーのようですが、観光キャンペーンのコピーとして綺麗にまとまっていますが写真の美しさに対してどんな「感動」があるのかわかりにくい気もします。
里沼がテーマ、と言うことは水辺でですよね。風が走り抜ける瞬間とか、水面に落ちる夕日とか、沼そのものの見どころもあるといいですね。日本遺産で紹介されているような沼を起点(役割)とした街の魅力は現地を訪れるとわかるのかもしれません。
なお館林市ならば東京方面からクルマなら東北縦貫道を使えば2時間ほどで遊びに行ける距離です。