そういえば持っていましたね、イベントで配られたものです。
まだまだ眠ってますねクリアファイルが・・・。
おそらく相当前のものですが「 機動戦士ガンダム 」の公式外伝 ADVANCE OF Z から電撃HOBBY MAGAZINEのクリアファイル『ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに TR-1ヘイズル改』です。
このラインはマニアックなので一般的には知らない人がほとんどでしょう。もちろん大のガンダムファンやガンプラを作る人も知っているとは思います。
ただし今世代のガンダムファンは、何となく聞いたことがあるか、全く知らないかだと思います。
クリアファイル自体はどこで手に入れたかあまり記憶にもないのですが、電撃が6周年か7周年かの頃なので2005年くらいですね。
キャラホビだったのかな~くらいの記憶です。
※電撃ホビーマガジンは2015年に誌面発行は終了しWEBサイトでの媒体に移行しています。
これもかなり古いものなので、スキャンしてから細かなスレ跡などを修正するのが箇所が多くて時間がかかってしまいました。
この頃はガンダムも一般世間ではやや人気が下火の頃で、模型誌やホビー誌などではスピンオフ的な独自路線でガンダムを深堀していった時期です。
特に1990年代に入ったころは、その傾向が謙虚だったように思います。
ガンプラブームも落ち着いて新しいアニメ物は出るものの長く続かなかったり、プラモデルやフィギュアなどのバリエーション展開が少ないものも多く、それを商材とする雑誌媒体はあの手この手で盛り上げを図っていた時期です。
※ガンダムのアニメそのものは新機動戦記ガンダムWくらいから新機軸の盛り上がりはあり、機動武闘伝Gガンダムもプラモ自体はそれなりに売れていたと思います。
Gガンダムは個人的には東方不敗の駈るマスターガンダムが好きですね。
その間もスケール物(戦車や飛行機、カーモデルなど)は一定のユーザー需要はあるのですが、紙面のページの多くを割くほどのものではないので数号おきに少し特集が組まれればよいといった程度でした。
例えばF-1の開幕時期に「F-1グランプリカー特集」と言った具合です。
その点でガンダムは掘り起こしさえすれば長くページを割くこともでき、同号内でも複数の作例を展開し魅力ある誌面作りが可能なのです。月刊ホビージャパンのガンプラコンテストである全日本オラザク選手権は既に25回以上開催している人気のコンテンツです。
そういった苦しい時期を乗り越えようと生まれたのがADVANCE OF Zやガンダム・センチネルではないかと思います。もちろん当時もファンはそういった背景に関係なく楽しんでいました。
ただ今更ですが、メーカーやメディアがみんなで必死にガンダムと言うバトンをつないできたなと思います。
ガンダムはただの伝説の人気シリーズではありません。努力の結晶です。
もちろんバンダイも長く支えてきた功労者の1人だと思います。仮面ライダーやウルトラマンなどのコンテンツが今もあるのも彼らの働きは大きいと思います。