鳥取市 因幡の傘踊り クリアファイル

観光イベントでは多くのクリアファルが配られます。

イベントと関連付けられたものは後で見てもわかるのだけど、そういう限定的ではないものはすぐに記憶が薄れてわかんなくなっちゃいます。
例えば「XXXX2023」とか「XXXXにXXが登場」など後で調べるきっかけのある文言なりキャラクターなりが見てとれると何とかなるんですけどね。

そんな中で今回のは「鳥取市」のクリアファイルです。

有楽町で開催された日本遺産PRイベントでもらったものですが、クリアファイルは『 因幡の傘踊り 』をイメージしたデザインのもので日本遺産の直接的なものではないのですが、因幡は麒麟の舞う大地として日本遺産に認定されています。

鳥取因幡の傘踊りクリアファイル表
鳥取因幡の傘踊りクリアファイル裏

これはいいデザインですね。
ちょこっといる「因幡の白兎」的なシルエットもなんだか愛らしいです。
裏面にはワニを踏んでいく白兎が描かれています。
※昔話のワニ=サメ問題は面倒なのでここでは触れませんが、クリアファイルではサメのシルエットではないかと思います。

貰った時は丸い文様は何のデザインだかわかりませんでした。
ネットでいろいろと調べると、このお祭りの画像が見つかり、まさに同じような模様の傘を手に持っていました。
あ、これか~!という感じです。

この伝統芸能は起源が江戸時代の雨乞い祈願と言われ、のちに剣舞の型を取り入れ現在の勇壮な米へと繋がってきたようです。 この傘踊りは2014年に「最大の傘踊り」としてギネスにも認定されています。大規模なイベントとして8月に「鳥取しゃんしゃん祭」が行われており大規模な花火大会もあるため壮大な夏の風物詩となっているようです。
私的には鳥取は昔に砂丘などに行った記憶はあるのだけど、子供の頃なのでいつの旅行なのか全く覚えていません。。。

昨年もこのお祭りは開催されたので今年もあるでしょう。
参加してみたい人は事前に公式HPをチェックしておくのがいいと思います。

パンフレットが入っていたビニールバッグも同じ柄で可愛いです。表は傘踊りですが、裏が鳥取砂丘でラクダが歩いています。

鳥取因幡の傘踊りビニールバッグ表
鳥取因幡の傘踊りビニールバッグ裏

さてさて鳥取県では日本遺産に3つのストーリーがすでに認定されています。
日本遺産PRイベントでのブースの様子です。

日本遺産PRイベント鳥取県ブース

日本遺産 ストーリー#078

日本海の風が生んだ絶景と秘境 -幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」
日本海から吹きつける季節風が創り上げた日本最大級の鳥取砂丘。
目に見えぬ風の姿がさざ波模様の風紋に映し出され、海岸を進むと風が起こす荒波に削り出された奇岩が連なる。鳥取砂丘の砂を生み出す中国山地へと急流を辿ると、風がもたらす豪雪に育まれた杉林を背に豪邸が佇む。さらに源流へと分け入ると岩窟の中に古堂が姿を現す。
これらは日本海の風が生んだ絶景と秘境である。
人々は、厳しい風の季節での無事とそれを乗り越えた感謝を胸に、古来より幸せを呼ぶ麒麟獅子を舞い続け、麒麟に出会う旅人にも幸せを分け与えている。

出典;日本遺産ポータルサイト

日本遺産PRイベントに参加した鳥取市は最も新しい認定ストーリーの 因幡・但馬(2019年認定) 地域をアピールしていました。なお貰ったパンフレットなどは大きく「麒麟獅子舞」が扱われています。
国の重要無形民俗文化財に指定されており、150ほどの町村で例祭などを通じて舞が行われています。全ての地域で独自の獅子頭になっているようで、ものすごい数!です。


パンフレットからの抜粋も載せておきましょう。

日本遺産麒麟のまちパンフレット表紙
日本遺産麒麟のまちパンフレット麒麟獅子舞

こちらの舞などは地域ごとや時期などもバラバラなので、見に行く場合にはしっかり下調べをしていった方が良さそうです。

最近は正月の獅子舞も見かけなくなったなぁ。
以前は秋祭りや自治体の夏祭りなどにも来ていたんですけどね。