住めば 愉快だ 宇都宮 クリアファイル

栃木県 宇都宮 ってどういうところなんでしょう?
私はまだ訪れたことが無く、浅い知識としては「餃子」一択なのです。
大変申し訳ないのですが、そもそも餃子が大好きな私は他の情報が入ってこないというのもあるかと思います。

そんな宇都宮市ですが、以前の日本遺産PRイベントに参加していた際に、パンフレットなどと一緒にクリアファイルを貰いました。


日本遺産に認定されている要素は「大谷石」の史跡や文化を中心にしたものです。

日本遺産 ストーリー#057

地下迷宮の秘密を探る旅 〜大谷石文化が息づくまち宇都宮〜
冷気が張りつめるこの空間は一体、どこまで続き、降りていくのだろう。
壁がせり立つ巨大な空間には、柱が整然と並び、灯された明かりと柱の影が幾重にも続く。
柱と柱の間を曲がると、同じ光景がまた目前に広がり、しだいに方向感覚が失われていく。
江戸時代に始まった大谷石採掘は、最盛期に年間 89 万トンを出荷する日本屈指の採石産業として発展し、地下に巨大な迷宮を産み出していった。
大谷石の産地・宇都宮では,石を「ほる」文化、掘り出された石を変幻自在に使いこなす文化が連綿と受け継がれ、この地を訪れる人々を魅了する。

出典:日本遺産ポータルサイト



大谷石の採掘場跡地や大谷石の外観が美しいカトリック松が峰教会聖堂などが紹介されています。
日本遺産ポータルサイトに詳しく紹介されています。

しかし、クリアファイルはそことは関係がありません!まずは見ていただきましょう。

表には『住めば愉快だ宇都宮』のブランドメッセージと裏面には市のキャラクターである「ミヤリー」が描かれていて、かなり可愛らしい仕上げです。

またしても知らない情報ばかりです。
「住めば愉快だ宇都宮」というブランドメッセージは2010年に作られたもので、デザインとしての四角のロゴは「愉快ロゴ」と呼ばれているようです。このロゴは国や自治体や企業、個人でも申請を行うことで利用することができる形で運用されています。
「宮」の文字が笑っているのが印象的です。

「〇〇〇愉快だ宇都宮」の〇〇〇にPRしたい要素を該当する3文字でカスタムする形ですね。


クリアファイルにも大きく印刷されているものだけでも色々なバリエーションがあります。

「観れば愉快だ宇都宮」

「走れば愉快だ宇都宮」


「集えば愉快だ宇都宮」


「知れば愉快だ宇都宮」


「暮せば愉快だ宇都宮」


「学んで愉快だ宇都宮」




と言った新たなロゴが並んでいます。
現在は何と既に1300以上が作られているらしいです。


個人的には「パパも愉快だ宇都宮」がいいですね。
家族で楽しんでいるお父さんなのか、はたまた飲んだくれオヤジなのかイメージが膨らみます。



クリアファイルに描かれているキャラクターは ミヤリー という妖精です。
こんな可愛いステッカーも貰いました。


2006年の市制110周年を記念して公募からマスコットキャラクターとして選ばれました。
髪飾りの花は宇都宮の市の花である「サツキ」らしいです。宇都宮市の公式サイトによると「明治100年にあたる昭和43年に、明治100周年記念事業として、宇都宮商工会議所、宇都宮市商店街連盟、宇都宮観光協会の三者共催により、「郷土の花」の選定募集が行われた結果、「サツキ」が選ばれ、市では昭和45年に「市花」を制定しました」というすでに55年間も宇都宮市を彩ってきたということです。

名前はフェアリー(妖精)をウツノミヤ(宇都宮)でモジって命名されています。

こちらも現在は申請して使うことが出来る様です。
そしてこのクリアファイルのデザインはかなり私の好みです。
工夫された情報などとキャラクターの組み合わせで、写真などは使用せずにしっかりデザインされたものだと思います。

クリアファイルやステッカーのほかには特別編集のるるぶも頂きました。
あまりに美味しそうなので最初の餃子のページを掲載しておきます。

おいしい宇都宮餃子 名店編
おいしい宇都宮餃子 ユニーク編

最初に訪れたことが無いと言いましたが、実は宇都宮は新宿から湘南新宿ラインの宇都宮行きに乗れば乗り換えなしの1本で行くことができるのでアクセスはすごくいいのです(もちろん片道2時間はかかるのですけどね)
でも大宮から新幹線を使えばトータルで1時間15分くらいなのですが、電車代が4380円(新宿~宇都宮/片道)とさすがに高すぎます~~。

名物の餃子は1度に何種類もたくさんは食べられないので、思い切って1泊で行くのがいいのかもしれません。