ここ10数年ほどは特に漫画原作のアニメ化はもちろん、実写化 などが多くなったように思います。
実写映像化そのものは昔からあったため、そのものが珍しいわけではありません。
しかし、ジャンルや世界観などによっても様々な課題もあり必ずしも高評価というものばかりではなく、映像技術以外の問題も多く存在しました。
・特撮部分の映像技術やセットなどチープ
・原作と実写でキャラクター(キャスト)の印象が大きく違う
・有名俳優を起用することで、そもそもキャラクターが入ってこない
・原作が長編である場合にダイジェスト化や一部のみの映像化によりストーリーに無理がある
・オリジナル要素の要素や演出の味付けがよくない
こうなると、挙げればきりがないのです。
これは有名な作品であればあるほどギャップが広がり毎回賛否が別れることになります。
しかし、ここ最近でも上記問題は無くなったわけではないのですが、「映像作品としての品質」はかなり向上しています。
3DCG技術が向上したりしてちょっとした未来表現がリアルにできていたり、特撮に違和感がない、多少味付けが違っていても原作がある程度トレースできていて十分に楽しめるものになっています。
最近では東京リベンジャーズなどの人気は実写映像化の好例だと思います。
同時にファン(市場)のとらえ方も変化してきているように思えます。これまでは原作との比較やアレンジ、キャスティングに対して批判も多かったように感じますが、現在はある程度その作品を一つのものとして楽しむようになってきているということです。
しかしながら、あまりにもクオリティの低いものには批判は出るのは当然です。
さて、今回は2020年4月に実写化にてテレビドラマ放送され、同年9月には劇場版が公開された『 映像研 には手を出すな! 』のクリアファイルなどのグッズを紹介します。
当時の劇場版チラシです。
テレビドラマは深夜帯で全6話(各30分)の構成でした。作品は現在も配信サイトなどで観る事が出来ます。
劇場版の内容はドラマのダイジェスト+その後の続きと言ったもので配給は東宝です。
劇場では色んなグッズが発売されていてクリアファイルセット2枚組(880円税込)もそのうちの一つです。
グッズは通信販売なども行われました。
私はこの3人のとぼけたようなポーズがとても気に入っています。
当時も話題になりましたが、多くのキャストには乃木坂46のメンバーが選ばれています。
そして中心の3人組のキャストは以下の通りです。
浅草みどり - 齋藤飛鳥
水崎ツバメ - 山下美月
金森さやか - 梅澤美波
私は齋藤飛鳥さんがお目当てだったのですが、彼女が浅草みどりっぽいかと言われると実写化あるあるの可愛すぎるキャスティングと言えなくもないです。ただし、この作品に関しては乃木坂46、さらには齋藤飛鳥さんありきのキャスティングであったことも後に話されており、これはこれでいいのかもしれません。
原作は大童澄瞳氏による漫画作品で、月刊!スピリッツにれ2016年から連載されています。月刊誌と言えどもう連載は7年で、2023年7月12日にはコミック8巻が発売となります。
2020年1月にはテレビアニメが放送され、それに続く形での実写映像化となりました。
クリアファイル以外にはパンフレットと下敷きが手元にあります。
パンフレットはしっかりした作りでかなり厚みのあるものです。
一部スマホで写真を撮影しましたが、設定やメイキングなど多くの写真が掲載されています。
B5下敷き(450円税込み)はまあ同じビジュアルなのですが価格が安かったということです。
あとは劇場のグッズではありませんが、小学館の週刊スピリッツでコミックスを購入すると特典としてステッカーがもらえるキャンペーン(2020年4月~)も実施されました。
ステッカー自体は円形のもので、それほど大きくはありませんが、7種類とも所有しています。
なお当時は劇場版も漫画連載の途中であったことや、キャストに浜辺美波さんが出たりなどもあって、少なからず話題もあったのでさらなる続編(漫画3巻以降)に期待も高まっていたのですが、さすがに続編は無いのかもしれません。
そんな齋藤飛鳥さんですが今年東京ドームの卒業コンサートを最後に乃木坂46を卒業されました。
今後の活躍に期待しています。