2023年9月2日(土)は暑かった。
様々な用事を兼ねて原宿から渋谷に移動した。
用事のひとつが表参道にある青山ブックセンター(本店)に立ち寄る事でした。
表参道と紹介しましたが、実際にはメトロの表参道駅から500mほどで、私は原宿から目指してしまったために900mくらいは歩いたと思います。
特に表参道や明治通りから行くためには1度青山通りに出る必要があるため遠回りです。。。
国連大学の奥にあるコスモス青山と言う商業ビルの地下2階に青山ブックセンターはあります。
なんか国連大学も懐かしいです。随分前に少し用事があり何度か訪れたことがあるのです。
さて本題です。
目的は『短編集 「天国」発売記念 ゴトウユキコ 原画展』を見るためでした。
開催期間は2023年8月24日(木)〜 9月5日(火)の2週間ほどの間でした。
まずは著者の ゴトウユキコ 氏の紹介です。
ゴトウユキコ氏は漫画家さんで、連載デビューは2009年の週刊ヤングマガジンでの「R-中学生」です。ヤンマガ愛読者の私はもちろん掲載時に読んでいました。
私が好きな作品はと言うと翌2010年に月刊スピリッツで連載が始まった「ウシハル」です。
この作品は主人公となる中学生の男の子が自宅の牧場にいるメスの仔牛ウシハルがなぜかセクシーな女性に見えるという、リアルなのにファンタジーな作品でコミックも持っています。
個人的ではありますが、このウシハルという名前がいいのですよ。全5巻なので気になる人は電子書籍でもありますので読んでほしいです。
今回の原画展はこれまでのいくつかの短編をまとめた「天国 ゴトウユキコ 短編集」が8月17日(木)に発売されるのを記念したもので、原画以外にもいくつかグッズも販売されました。
場所は店内の少し奥まったところです。すぐに見つからず少しグルグルしちゃいました。
壁に大きなパネルが張られていました。
漫画原稿やカラーイラストは書店のイベントスペース(バックヤードへの通路の手前)というのでしょうか、スペースの両サイドに展示されていました。
相変わらず原画はワクワクしますね。
どういえばいいのでしょうか。画力とかタッチ(筆致とか)と言うのはもちろん素敵なのですが、私は「生きもの」のように感じています。
絵画などと同じ感覚かもしれません。
その瞬間に生れ出たもので、2度とこない時のカタチだと思うのです。
展示点数は多くは無かったのですが良かったです。
私は柔らかな線と人間味のある作品性がとてもよく合っているところが好きなポイントです。
今回は短編集はもちろんですが、いくつかのグッズも並んでいました。
もちろんクリアファイルを購入したのですが、ポストカードも購入しました。絵柄はどれにするか悩みました。
天国のクリアファイルは2種とも購入しました!
■迷子犬とわたしたち
■天国までひとっとび
ポストカードを迷いに迷って、こちらもカラーのものを2種を購入しました。
■天国
■家庭教師
汗だくで行きましたが、昔から好きな作家さんだったのでとてもいい機会になりました。
私は特撮やアニメなどの映像作品も好きなのですが、とにかく漫画が大好きなので原画展はいいですね。
気が付けば汗だくだったのもすっかり収まっていましたが、レジで会計を済ませた後は再び渋谷駅まで炎天下を移動しました。
途中のファミマで買ったアイスカフェオレがとんでもなく美味しく感じました。
2023年夏の思い出です。