2023年の鉄道ふれあいフェアでの時に頂いたクリアファイルです。
場所はJR大宮駅の改札を出てすぐのコンコース(大宮駅構内会場)にあった「さいたま市PRブース」です。
さいたま市では2022年4月1日から「命を守るツール」として『 さいたま市 防災アプリ 』の配信を開始しています。最近では各自治体などが独自の情報ツールを提供することが増えていて、このアプリも同様です。
防災アプリの主な機能は以下のような形でローンチされました。もちろんiOSとAndroidどちらにも提供されています。
(1) 避難情報等のプッシュ通知
(2) 洪水ハザードマップ
(3) 避難所開設状況やルート案内
(4) ピンポイント気象情報
(5) 防災行政無線の放送内容
(6) 電子ブック(防災ガイドブック等)
(7) マイ・タイムライン作成ツール
(8) 安否確認ツール
(9) 多言語対応
まずまず機能が揃っているように思います。
ただこういったアプリと言うのは「情報の正確さ(リアルタイム性)」「使い易さ(操作)」「使い易さ(目的にたどり着くか)」「普及」が大切なので、熱心に取り組んでもらいたいですね。
特に市民=すべての年代が利用者となるため、すべての人にベストな設計と言うのはなかなか難しく、必ず評価が分かれます。ましてや提供しなければならない情報などが多岐に渡ればわたるほど操作導線は複雑化してしまったり、利用者に伝わりにくい表現になったりするものです。
年配の人が認識しやすく使い易くするためにUIとして配置やアイコンサイズを大きくするなどの配慮は結果として遷移数を増やすことにつながってしまいます。なかなか手ごわい課題ですので、デスクだけの議論にならず声を吸い上げるのが大事かなと思います。
さてクリアファイルはそんなアプリの紹介がなされた、チラシ的な図案で私の好きなタイプです。
裏面には 令和5年度 さいたま市総合防災訓練・防災フェア 10月15日 岩槻文化公園 のお知らせが書かれています。
と言うことでこのクリアファイルは2023年の夏ごろに制作されたのかなと推測できます。鉄道ふれあいフェア2023は11月25日の開催だったので、1か月以上前の情報ですね。
一緒に配布されたチラシも載せておきます。
こちらの方が機能などは詳しく書かれています。
さいたま市民の方はぜひ使って感想や、不満などを伝えていきましょう。