新宿駅西口広場イベントコーナーでは毎年開催されているイベントが多数あります。
その一つが『 夢のみち 2024 人・街・未来 つながる”みち”づくり 』です。
このイベントはみち=道路にまつわる生活や取り組みなどを色々な形で紹介しています。
大人気のイベントラリー(スタンプラリー)を中心にワークショップやちょっとした体験展示などでもノベルティがもらえます。
開催日は2024年9月22日(日) 午前10時~午後6時 の1日限りの開催です。
人気のイベントなので1日限りは少し残念ですが、当日は家族連れを中心に大勢の来場者でにぎわいました。

会場入り口にはおなじみの警察車両が展示されています。
昨年はクラウンパトカーでしたが、今回は日産フェアレディZパトカーですね。メチャクチャ速そうです!
このイベントに参加している企業は毎年ほぼ同じ顔触れです。チラシには参加企業の紹介と裏面がイベントラリーシートになっています。
今回はイベントラリーではすべてのスタンプを貰いました。
■出展企業
・公益財団法人 東京都道路整備保全公社
・東京都建設局
・道路占用工事企業者連絡協議会
・NTTグループ
・東京都水道局
・東京都下水道局
・東京電力パワーグリッド株式会社
・東電タウンプランニング株式会社
・首都高速道路株式会社
・東京ガスネットワーク株式会社
・東京地下鉄株式会社
・一般社団法人 全国道路標識・標示業東京都協会
・特定非営利活動法人 三宅島スポーツ振興会
■イベント出展示
・警察車両展示
・トヨタ車両展示
・イオンファンタジー
・バードコール作り体験
毎回このイベントではiいくつかのクリアファイルも貰えます。
入り口付近でスタッフが手渡していたのは警視庁の「パトナマズ」のクリアファイルです。
このキャラクターは最近警視庁のYoutubeなどに登場して「パトナマズのクルマ使わないソング」などに出てきますが、キャラクターそのものの出どころは不明です。
企画意図としては道路などに設置されている交通規制予告標識で「緊急交通路」を示す看板にナマズが書かれており、これをナマズ看板と呼びます。
そこに着想を得てキャラクターが作られたと思うのですが、特に公式情報なども無くよくわかりませんね。
確かにリアルなナマズよりは可愛らしいですから子供受けはいいかと思うのですが、標識の意図的にはドライバーである大人向けなのでややミスマッチ感があります。
裏面には歌詞が書かれています。
クリアファイルに入っていた大災害時の交通規制の案内です。
私も比較的規制の絵イリア近くに住んでいるため気を付けないといけないですね。
東京電力関連からは東京電力パワーグリッドと東電タウンプランニングが出展しています。
パワーグリッドはお揃いのロゴの入ったポロシャツが鮮やかです。太陽光発電実験を簡単な模型を使って説明しています。
右の写真はタウンプランニングの無電柱化や再開発による街の変化を表したイメージ模型展示です。よくできているのですが、なぜその変化が起きたのかを具体的に模型上に説明されていた方がわかりやすいかもしれません。
首都高速道路株式会社のコーナーにはダンボール製のビー玉を転がす「シュトコースター」が展示されていました。
なかなかの規模で作られています。
スタッフのおねいさんがビー玉を渡してくれるので、コロコロさせることができました。
ただこの装置は見るからに子供向けだと思うのですがビー玉を入れる最初の投入口がかなり高い位置にあり小さな子供には届かないのです。
動力を使っていないモノなので当然上から下に転がっていくだけですから、投入口は高い位置であるに越したことはないのです。少しダイナミックさに意識が行ってしまったのかもしれませんね。
その点を除けばかなりよく出来ていました。
全体にファミリー層を対象にしている展示が多いのもこのイベントの魅力です。
東京地下鉄(東京メトロ)では水害対策などのパネル展示を行い、子供向けにはぬりえが用意されていました。
また東京都水下水道局では缶バッジを作ることができる体験コーナーで、機会に缶バッジの素材をセットすると簡単に作ることが出来ました。私も缶バッジを作ってエコバックも貰いました。イベント会場でエコバッグをもらうと助かりますよね。
他にも道路占用工事企業者連絡協議会のガラポン抽選会や、東京ガスネットワーク株式会社のうちわ作りなど簡単に参加できるものがたくさんありました。
また少し変わった展示ではイオンファンタージーの協力でイオンモーリーファンタジーなどに設置されている乗り物が用意され、こちらも子供には大人気でした。
最近はこういったアミューズメント施設向けの遊具機器もすごくよくできていて驚きます。
車内のつくりもしっかりしていて、表示なども本物のようです。
このイオンファンタジーの乗り物は実は隣に展示されているトヨタクラウンFCEV(燃料電池車)から給電されて動いているのです。
実際に災害時などにも給電源として期待されますが、なかなかぴんと来ないのも事実なのでこうやって実演を見ると説得力が湧きますね。

他にも公益財団法人東京都道路整備保全公社ではクイズラリーを開催していました。
大人も気軽に参加できるため、みなさん熱心に展示パネルをのぞき込んでキーワードを集めていました。他のイベント会場などでもパネル展示などの場合にはクイズラリーはとても有効な施策です。
集客性も高くブースの滞在時間を確保しながら情報を来場者に認識させる事が可能です。
最後はイベントラリー(スタンプラリー)に参加します。

スタンプを押したりパネル展示を見た入りしてグルグルしているだけでも、意外と1時間以上会場に居たりして十分に楽しめます。
なお今年の夢のみち2025も来月開催予定です。
2025年9月20日(土) 午前10時~午後6時に同じ新宿西口広場イベントコーナーで予定されています。
さらに今年は大江戸線改札までの南側地下通路(四号街路)にもスペースを拡大して開催されるようです。
楽しみです。

















