11月18日は「土木の日」です。
そのタイミングで毎年開催されているのが、公益社団法人土木学会が主催する『 土木コレクション 』です。開催日は土曜日を含む3日間となり、私は土曜日に参加しています。
なおこの展示会は「土木コレクション(土木学会)」と「東京 橋と土木展(東京都建設局)」の2つのイベントが共催する形で開催されています。
会場はおなじみの新宿駅西口広場イベントコーナーです。
正面には2つのイベントのファザード(看板)が左右に大きく設置されています。
今年の土木コレクションは大きく展示ゾーンは「ダム」「昭和100年」「台湾土木遺産」「渋谷駅改良工事」「首都高速道路」の5つから構成されていました。
ダムゾーンは「八ッ場ダム(群馬県吾妻郡)」に関する展示が行われ、建設当時の現場の写真なども公開されていました。
八ッ場ダムは群馬県吾妻川の中流部に作られたダムです。当初計画から様々な問題が起こり実に60年以上が経った2020年から本格的に運用が開始されています。
この八ッ場ダムは2024年の土木學會デザイン賞優秀賞を受賞しており、この土木コレクションでも大きく取り上げられています。

八ッ場ダムカレーのサンプルが展示されていました。このカレーはダム近くの道の駅「八ッ場ダムふるさと館」にある八ッ場食堂で食べられるそうです。
ダムのパネル展示や全国各地で作られているダムカード(全817枚)もすべて見ることができました。
最近は様々なジャンルやテーマがカード化されていて集めている人も増えています。ただし販売商品は少なく様々な地域で配布される非売品が多く、なかなか集めるのは難しそうです。販売品となれば場合によっては通販なども行われる可能性もありもう少し入手のハードルが下がると思います。
ダムのペーパークラフトも貰えましたが、さすがに自宅で「これ作ってもなぁ」と冷静になり、いまだそのままです。
なお国土交通省関東地方整備局のサイトには他のダムもあるので是非作ってみたいという人はそちらからダウンロード可能です。
普段イベントをウロウロしていてこのブログで思うのが、私は本当にブラブラ歩いているということです。
つまり後で振り返ってみると展示の配置やコーナーのレイアウトなど全然覚えてないのです。
写真を撮っていたりもするのですが、全くわからないブースがあったり会場内の向きも覚えてなくて「このクリアファイル貰ったのってどの流れだったっけ?」というのが度々起こります。
さてこちらは昭和100年のコーナーに展示されていた神田川白鳥橋の整備工事で発見された都電のレールと敷石です。説明によればレールはアメリカ製とのこと。
こういうのもまだ残ってるんですね。
このイベントでは毎回いくつかの展示模型を見ることができます。
比較的簡単なものから複雑なものまで様々ですが、中でも来場者の目を引いていたのが首都高速道路のエリアに展示されていた大橋ジャンクションの「大橋換気所模型」です。
大橋ジャンクションはその名称どり首都高速の3号渋谷線と中央環状線を巨大なループ構造で結んでいます。完成当時はニュースなどでも多く報道されました。2010年頃から段階的に開通しています。
外観はもちろんですが、ものすごく巨大な構造物です。屋上には「目黒天空庭園」が設置され普段だれでも利用可能です。
また内側には「オーパス夢ひろば」が設置され利用可能です。
2013年にはグッドデザインで未来づくりデザイン賞を受賞しています。
模型はそんな大橋ジャンクションの換気所の構造をカットモデルで再現したもので排気・送気の流れが見て取れます。
土木コレクショングッズ
アンケートに回答するとガチャガチャを回すことができ様々なグッズ(景品)が当たります。
しかし欲しいものが決まっている場合には、これがなかなかのハードルです。

回を重ねるごとに景品が少しずつ増えてきています。
しかしアンケートでガチャガチャは1度なのでなかなかお目当てのものは当たらないのです。
こちらが景品の一覧です。
イベントとしてみれば景品が数多くあっていいのだと思います。
偶然近くにいた来場者がボソッとつぶやきます「これは無理だ、当たらない・・・」どうやらその人は八ッ場ダムのカードが欲しかったようですが別のが当たっていました。
そして景品のクリアファイルがこちらです。
毎年クリアファイルは作られているため、ぱっと見の印象は同じような感じなのですが、実際にはデザインは異なります。そういうのもコレクターとしては欲しくなってしまうものなのです。
昨年のも以下に掲載してあります。
他にも土木コレクションカードも2種所有しています。
左から「八ッ場ダム」と「首都高速道路日本橋地区地下化事業」です。裏面は共通のデザインです。
さてもう一つのイベントの東京 橋と土木展(東京都建設局)です。
実はこのイベントは土木コレクションが主体の印象ですが、実際展示スペースは橋と土木展の方が広く使用しています。
今回の会場マップですが、例年だいたい同じような割合ですね。
そんな橋と土木展ですが広い空間が狭く感じるほど非常に多くの資料やパネルが並びます。
主催は東京都建設局です。
江戸から明治のころに描かれた橋の浮世絵がずらりと並びます。
橋は浮世絵と聞くと変な印象ですが、実際には多くの橋がモチーフとして作品に登場していて驚かされます。

このイベントは会期は3日間あるのですが、木曜、金曜、土曜のため多くの来場者が訪れるのは土曜日です。私は景品欲しさもあり木曜か金曜の18時ごろに滑り込むように行くため、掲載している写真の多くはあまり人が写っていません。
2日間行くこともあります。
平日でも例外なのはトークステージでしょう。
写真は18時からの株式会社ネイ&パートナーズジャパン(土木分野の設計事務所) 代表 渡邉 竜一氏の講演の一幕です。注目度も高くたくさんの人が参加して聞き入っていました。

実はこの方は今年になってお亡くなりになられており大変残念です。ご冥福をお祈り申し上げます。
他にも「高輪築提跡」の解説や模型、東京都立大学の研究展示など盛りだくさんです。
また会場内でアンケート(ネットアンケート)に答えると景品を貰うことができました。
橋がデザインされた扇子かカードホルダーが選べました。
私はカードホルダーをいただきました。気が付けばコレクションカードがいろいろなイベントでも配布されていて溜まりがちです。

過去にも橋カードなどもたくさん貰っているためカードホルダーは景品としてはとても相性の良いです。写真はカードホルダーを開いた状態で載せています。
東京都建設局が毎回展示している「無電柱化」のパネル展示があります。
いつも話を聞いたりしますが、なかなかに気の遠くなるような話なのです。無数にある電柱をなくし地下にケーブルを埋める作業です。場合によっては用地買収なども必要となります。
そんな無電柱化のコーナーですが、何と「無電柱化の日カード」が配布されていました。こちらもアンケートに回答すると貰えます。
貰ったカードは全部で15種類です。写真は「無電柱化の日 フォトコンテスト」での都知事賞と優秀賞に選ばれた作品です。
裏面には撮影場所や周辺の観光スポットなどが掲載されています。
無電柱化の日フォトコンテストは昨年2025年6月27日(金)〜10月1日(水)に募集が行われました。対象は都内在住・在勤・在学(プロは除く)が撮影したものです。11月10日の無電柱化の日に合わせて表彰が行われました。
下記の画像は同じカードの表と裏の順で掲載しています。折角なのですべてのカードを掲載しました。さすがに時間がかかりました。。。
今回は多数のカードが景品として提供されましたが、過去にも橋カードなども貰っていて、今後もカードコレクションが増えていきそうです。
さて年に1度の土木コレクションと東京橋と土木展ですが、2026年も11月に開催されます。
もちろん私も参加予定です。




























































