先日、 アイランダー 2018でもらった塩飽諸島の黒島のクリアファイルを紹介したのですが、今回紹介するのも同じ香川県に区分される島です。
最近はとある芸術的な観光地として人気急上昇の『 直島 』です!!
直島諸島は大小27島からなり、直島はその中心的島となります。
どうして話題なのかはクリアファイルを見てもすぐに分かりますね。
クリアファイルはバッグ型のものでイラストはまるで海鮮丼のような仕立てです。その象徴的な作品の一つとして知られるのが「赤かぼちゃ」の名前でとても有名です。
そのアーティストとは近年急速に人気となった「草間彌生」氏です!
もちろん彼女は昭和30年代にはすでに活動を始めていてこの直島のオブジェも平成6年に作られたものなのです。
彼女の作品は赤かぼちゃ以外は南瓜があり、そちらは「黄かぼちゃ」とも呼ばれているらしいです。
直島に草間氏のオブジェが設置されるきかっけとなったのは「Open Air'94 "Out of Bounds" ―海景の中の現代美術展ー」と言う作品展示の中で行われました。主催をしていたのはベネッセコーポレーションです。
ベネッセは1992年に美術館とホテルの複合施設としてのベネッセハウス(建築:安藤忠雄氏)をオープンさせています。その施設の2周年記念としてその展示会は開催されており、展示会終了後もオブジェは残っています。
さてそんな赤かびちゃがモチーフになっているクリアファイルがこちらです。
イラストを担当しているのはまつざきしおりさんと言う直島在住のイラストレーターです。
直島にはほかにも多数の芸術作品などがあり、2010年に開催された瀬戸内国際芸術祭(以降3年間隔で開始され次回は2019年です)では会場の一つとなり芸術の島としても知られるようになりました。
こちらは同じくアイランダーの会場で一緒に貰ったパンフレットの一部です。やはり赤かぼちゃが印象的に使われていますね。
会場でのブースはクリアファイルと同じブルー色に彩られた爽やかでかつ鮮やかな印象でした。イベントでのブースカラーは大事です。

関係者に話を聞くとやはり最近は外国人観光客がすごく増えているとのことでした。
最近の日本人は歴史とか文化に疎くなっていますが、海外の人は敏感ですからね。ましてや島に巨大なオブジェが展示されているとなると見てみたくなるのだと思います。
逆に外国人観光客が増えることで国内のニュースにも取り上げられたすることで、それはそれで結果的に日本人が知るきっかけになるので良い事だとは思います。
直島ブースで直島産の塩「太陽塩」もらいました。塩味好きにはうれしいお土産です。



