今年も行ってきました!
2018年10月21日(日)に開催された『 第41回 練馬まつり 』です。例年通り会場は「としまえん」の遊園地エリア、イベントホールエリア(プール更衣室エリア)、西駐車場エリアを使用して行われました。
<会場マップ:パンフレット抜粋>
私が多くの区民まつりに行くようになったきっかけとなったのが、埼玉県和光市の市民まつりとこの東京都練馬区で開催される練馬まつりです!
遊園地であるとしまえんの敷地を利用していることもあって会場がすごく広いのでウロウロしているだけでも2時間くらいあっという間に立ってしまいます。
実はこの練馬まつりはいくつかのイベントが複合的に集結して運営されているのです。このいくつかのテーマで構成する祭りスタイルはここ最近は多くの自治体が取り入れていますね。
①ねりマーケット(練馬区民まつり)
②健康フェスティバル
③ねりまエコスタイルフェア
④練馬産業見本市
⑤練馬アニメカーニバル2018
練馬まつりの人気の秘密はこの5つの要素と会場となるとしまえんにあります。
順次紹介していきます。
①ねりマーケット
いわゆる「区民まつり」的なエリアにあたり自治体や地域の店などが様々なブースを出展しています。
会場は西駐車場ととしまえん内のそれいゆ広場の2か所です。
お祭りですので普段の仕事とは全く関係のない飲食店やドリンクの販売、また仕事にちなんだワークショップなど出店に決まりはありません。
<区民ひろば(西駐車場)>
区民まつりや市民まつりの特徴としていわゆる昔ながらの夏祭りや盆踊りなどとの大きな違いは自治体や地域の企業のほか振興協会的なブースなど飲食以外の出展が非常に多いことがあげられます。
最近ではいろいろなNPO法人なども参加しています。出展数は区民ひろばだけでも100ブース近くありました。
<それいゆ広場(としまえん内)>
こちらも園内の広場に約15のブースが出展しており、ここは主に練馬区とつながりのある地域や協賛企業などのブースが並んでいます。
毎年子どもたちに大人気なのが「東京土建一般労働組合練馬支部」が行う工作教室があります。この日も小学生たちが慣れないカナズチなどの道具を使って木工作に挑戦していました!!

またそれぞれのエリアには大小さまざまなステージが設けられ、ステージパフォーマンスなど出演者に熱い声援が送られています。
左の写真は区民広場ステージでの練馬まつりオープニングステージの様子です。大人気の練馬区公式キャラクターのねり丸も駆け付つけていました。
右の写真はそれいゆ広場での子どもたちのダンスパフォーマンスに多くの観客が詰めかけ盛り上がっているところです。
ちなみにパフォーマンスステージは会場全体で4か所あり、それぞれが趣向を凝らした演目となっていました。
②健康フェスティバル
続いてはファミリー層や年配の方に人気の「健康」をテーマにしたエリアです。
練馬区は23区では比較的田畑などの農作地の多い地区でも知られると同時に古くから多くの住宅地域でもあるため高齢者の割合も少なくなく人口割合ではここ10年以上で区内の割合は22%を上回っている状況となっています。
そのため健康への関心は非常に高く、世の中の健康ブームの高まりもあって人気のエリアになっています。
めちゃくちゃ混んでました!!
ちなみにこの場所は普段はプールエリアに行くための抜け道のような場所で、こんなに人でいっぱいになるのは練馬まつりの時だけです。
練馬区は緑が多い区であることからこんなブースもありました!

そう、ここでは害虫駆除の相談を練馬区保健所生活衛生課が受け付けていました。
害虫はほっておくと近所にも繁殖して迷惑もかかるため早めに対策をする必要がありますが、実際対処はなかなか素人には難しいためまずは相談から始めましょう。
③ねりまエコスタイルフェア
私的に毎回熱心に回っているエリアです。
このエリアは環境問題をテーマとしていて電力会社、清掃局などがブースを出していて毎年いろんなクリアファイルが貰えたりするのです(^^)
としまえんを正面ゲートから入るとすぐにこのねりまエコスタイルフェアのエリアがあります。
毎年恒例のスタンプラリーは今年も健在です。
このエリアにもちょっとしたミニステージがあります。

トラックステージと名付けられたこのステージは東京都トラック協会練馬支部の支援で設置されています。
ここのプログラムは子供向けのほっこりした出し物も多く子ども連れのお母さん達が休憩も兼ねて観覧しています。
練馬まつりで貰える様々なノベルティの多くにはねり丸のイラストが使われています。ちなみにねり丸をつかったPRや商品展開などは練馬区の事業者などであれば事前の申請は必要ですが、すべて「無料」で使える規定になっているようです。
練馬区リサイクル協同組合のブースでは紙パック(牛乳パックなど)を持ち込むとねり丸のトイレットペーパーと交換して貰えたりします。多くの区民がこの日のために紙パックをためています。
ねりまエコスタイルフェアのエリアを真っ直ぐに抜けた先にあるのがエルドラドステージです!

以前から何度か紹介していますがとしまえんには100年の歴史を誇るメリーゴーランド「カルーセル・エルドラド」があります。
そのエルドラドの前にあるのが3つ目のステージです。
④練馬産業見本市
このエリアはイベントホールと言う名称になっていますが、そこは夏場のプールの更衣室になっている建物で、このまつりで唯一の屋内展示場所となります。
この場所は大きく2つの構成になっていて、大人と子供がそれぞれ楽しめるエリアです。
出展ブースゾーンは練馬区の企業や事業所などが暮らしや飲食、技術や伝統工芸などを出展しています。
会場には学習塾や毛髪相談を受け付けるブースもあって皆さん積極的に参加されています。
こういうのはなかなかお店には行きづらいのでチャンスですよね。
そしてこのエリアが大人気の理由がもう1つの構成要素です。それがこれです!

区民まつり名物の「肩車選手権」です!!あながちウソではありません。
本当はステージを見るために子供を肩車しているのです。
見ての通り奥に4つ目のステージがあり、キャラクターショーが開催されており子供たち(親子連れ)が集まっています。
この写真を撮った時はちょうど「仮面ライダージオウショー」が始まったばかりで子どもたちの熱気がすごかったです。
以前は子供向けのショーはエルドラドステージでやっていたのですが、こちらの方が雨風を凌げるので子供連れのファミリーも安心して見ることができるし、結局のところ運営側も天候に左右されずやりやすいと思いますね。
それにしても練馬まつりは楽しいです。
バラエティー感がハンパないですね。
最初に書いたようにこのとしまえん以外にも練馬駅前で「⑤練馬アニメカーニバル2018」も行われていたりします。時間があるならそっちも是非行くといいと思います。
それとこの練馬まつりが人気の理由がもう一つあります!!
それは何かと言うととしまえんの料金なのです。
「のりもの1日券 特別価格」
以前までは入園無料ではあったものの、のりもの券は割り引いていなかったと思います。これはめちゃくちゃお得です。西武鉄道は思い切ったと思いますね。
その甲斐あって会場は子供たちがいっぱいでした。確かに値引いてしまったけれど結局乗り物に乗らないで帰ってしまったらリピーターにはなってもらえないですから、今回はいい体験が提供できていたと思います。
これは西武を褒めたいですね(((o(*゚▽゚*)o)))
さて会場で貰ったクリアファイルは別に書くとして販売されているねり丸のクリアファイルも買いました。
練馬観光情報センターブース
ここでしか買えないというわけではなかったけれど、折角の練馬まつりなのでご祝儀的に2枚買いました。
なお練馬区の公式ねり丸クリアファイルは1枚100円なのです!すごく安いです!

<ねり丸と練馬大根>
<ねり丸と可愛い街柄>
ブースで商品を買うとオマケで貰えたねり丸とねりこのコースターです。
産業・観光情報コーナーのビニールバッグもねり丸仕様でした。
今年の練馬まつりの良かった点は快晴だったことです。
屋外イベントがほとんどの区民まつりは天候で成否が大きく左右されてしまいます。
10月開催にもかかわらず暑くて日焼けしたほどですが、それでも来年も是非快晴でお願いしたいですね。

























