大江戸線延伸促進期成同盟クリアファイル

東京都交通局が運営する都営12号線と呼ばれた地下鉄『都営大江戸線』が現在終着駅となる「光が丘」からの延伸を予定している。
都営大江戸線は1991年に光が丘-練馬間が開業し、1997年末に練馬-新宿間も開業。2000年末には全線が開業した。
きっかけは様々あると思うが最大の要因は米軍社宅となっていた「グランドハイツ」が1973年に全面返還されたことだろう。
現在の光が丘(団地および公園部)はそのグランドハイツ跡地からなる。

光が丘地区の整備と同時に都営12号線の計画は進められ約30年近くの歳月をかけて現在の大江戸線は作られた。
実際に光が丘地区の団地が建設されてから20年近くは鉄道路線がないことから「陸の孤島」とも称され、地域一帯はまるで中国のごとく自転車の群れが行きかう地域としてたびたびニュースなどでもその光景が伝えられてきた。
俺も当時のそのニュースを見たのを覚えている。

その大江戸線はかねてから光が丘以西に延伸が計画されていて、これまた長い期間議論が行われいよいよ工事に着工している。
色々なニュース記事を見ると延伸路線確定にも紆余曲折あったようだ。光が丘の上下を並走する西武鉄道などとの摩擦などもたびたび取り上げられてきた。

現在公表されている延伸部はこんな感じだ。
大江戸線延伸地域新駅予定地周辺マップ
大江戸線延伸地域こぼれ話

現在終点の「光が丘」から「土支田」>「大泉町」>「大泉学園町」の3駅だ。
そしてすでに「土支田」駅に関しては明確に駅の場所も予定地として用地が確保され一般公開されている。そのため最近は続々と周辺に住宅やスーパーなどができて行っている。

クリアファイルは練馬まつりで「大江戸線延伸促進期成同盟」が延伸推進のPRに配布していたもの。

大江戸線延伸促進期成同盟クリアファイル

俺もブースで話を聞いたが実際に開業するのはかなり先っぽい。
土支田が開業するのは早くても2021年~2022年頃っぽい(それでもうまく進めばの話らしい)ので大泉学園町駅は2030年頃かな。もっとかな。

それも気の長い話だけど実はこの延伸はまだ先の計画も水面下ではちゃんとある。
現在は清瀬市を通過してJR武蔵野線の東所沢駅に接続したいようだ。

ただしそうなると東京都を出て埼玉県に入るため、県の財政面や市町村との協議など課題は山積みなのでいつになるやら。。。