コミックマーケット96(2019年夏コミ)

東京は灼熱地獄のような状態が続いている。
そんな中、熱中症と戦いながら炎天下で並ぶドMイベントと言えば『コミックマーケット96』だ。

コミケの愛称で世界的にも知られる同人作家の祭典だ。
実際ここ数年は海外からの参加者も増えている。

俺もここ数年ずっと行っている。
ただし俺は企業ブースが中心なので実は今回はサークルブースは見ていない。体力的なこともあって1.5km離れた距離を移動するのが大変だったから。

えーーー勿体ない!とか言われそうだな。

でも今回はやめようかと思ってたんだけど、分離開催だったり入場料を設定したりと新しいことも多いので、そのあたりの感じが見たいから参加することにしたのだ。

C96DAY2

そういうわけで開催2日目に参戦。最寄り駅の「東京テレポート」で下車。

今回から会場がサークルブースと企業ブースで異なる会場となった。
理由は以前から告知されていてニュースなんかでも取り上げられているけど、東京ビッグサイト(有明会場)が来年開催の東京オリンピック2020の準備によって東展示棟が使えない。
そこで東京ビッグサイトが新たに仮設の展示会場を東京テレポート駅横に設営。
この青梅展示棟は2020年11月までの仮設を予定している。

そしてこの青梅展示場に配置されたのが企業ブースと言うわけだ。

自宅を出たのはそんなに早かったわけではないけど、会場には11時過ぎと意外と早く着いた。
気持ちの面では「うわー微妙な時間に着いちゃったな~~」と言うのが本音。

確定していたわけではないけど「12時から一般開放するだろうな」と思っていたので、入場が混んでるならどこかで休憩してりゃいいかなと思っていた。
一般入場となれば入場料の500円を払わなくてもいいからだ。

でも外は炎天下で既に相当の気温、入場ゲート付近も全然混んでいないから「じゃあ500円払って入るか」と決めた。

コミックマーケット96その1 コミックマーケット96その2

東京テレポート駅(地下)から地上に出ると写真が白飛びしてしまうほどの日差し!!
リストバンドの販売所は3~4分程度であっさり購入。

そして展示棟内へ!
入場して驚いたのが「冷房が効いている!」ことだ!
西展示場は冷房が効いていない(多少入れているのかもしれないが体感しない)ので、見て回っているとどんどん体力を奪われる。
これは運営やメーカのスタッフも同じで14時頃には疲労感がハンパない。

今回は「涼し~~~!」と思うほど効いているので、その点は快適だった。やっぱり冷房最強だよな。

コミックマーケット96その3 コミックマーケット96その4

あくまで個人的な印象だけど「あれ?やや空いてる?」って思っちゃった。

いや相当な参加者数なんだけど、今までの西展示棟だと通行が困難なエリアとかもあったのに、各ブースもそれなりの待機列スペースを作ってなおすし詰め感はなかったな。
とは言え待機列は館内でさばき切れるはずもなく当然「屋外」もある。
外は信じられない暑さのはずだよ。定期的に入ってくる挙手をした人々の列!
コミックマーケット96その5
もちろん屋外待機列からの入場組みだ。

そうこうしているうちに12時になると「一般入場を行います!!」とアナウンス。まあそうだよね。でも冷房も効いていたし外で何十分も待つくらいなら500円払って正解だった。写真だとどのエリアもより空いてる感があるけど、会場にいると極端に過疎っている感じはなかったし楽しかったね。

コミックマーケット96その8 コミックマーケット96その9

ブシロードはバンドリ一択で攻めた感じだったけど、まだまだ人気を維持してんな。
ニトロプラスはイマイチだったかな。

痛車もあった。「Epic Seven-エピックセブン-」のラッピングだ。

コミックマーケット96その6 コミックマーケット96その7

この後本当はサークルブースも覗こうかと思っていたんだけど、もう疲れとかがハンパなくて満足して帰ってきてしまった。
毎年ならサークルちらっと見て防災フェア覗いて帰るんだけどね。

あー疲れた。
やや空いていたのが気になって、帰ってきてから調べてみた。
西展示棟ホール3~4の合計面積が11520m2でさらにC94から東展示棟7ホールを企業ブース展示としていたので11680m2</su
p>を合算しC95の時の展示エリアは「23200m2の広さだった。
それに対してC96での青梅展示棟のAホールとBホールの合計面積は「23240m2と、実はC95に比べてほぼ近実値となっている(あくまで比率比較だけど)

なのに空いている?
と言うことは??
カタログから企業ブースの一覧を数えてみると「Aホール71ブース」「Bホール57ブース」で合計「128ブース」じゃないか。公式の発表している参加企業数はC94もC95も「165社」だ。ブース数と企業数で多少の数え方のルールが違っていたとしても30社近くは参加企業が減っていると言うこと。
なので混雑していないんだ。
もちろんAとBの企業のバランスと配置を運営が工夫したことで混雑を緩和している面もある。

減った理由は発表されていない。分散開催で集客が見込めないと思った企業が減ったのかコミケット側があらかじめ規整していたのかは不明。他にも「らしんばん」のように「ミニブース」出展などの形態もあった。急に小さくてびっくりしたよ。

今後もC97とC98はこんな感じで進むのかな。
C99は以前の開催形態に戻るけど企業数も回復するのかな・・・・・心配。