さて週末にはコミケが控えてはいるものの年末最後のイベントはパシフィコ横浜 会議センターで開催された『 お城EXPO 2019 』でした。
今回は2019年12月21日(土)~22日(日)の2日間で開催され、最初は日曜日に行こうかと思っていたのですが天気予報が雨だったので急遽予定変更して土曜日に参加してきました。
会場がパシフィコ横浜で屋内イベントなので雨でもOKなのですが最寄り駅までと、みなとみらいから会場までも傘が必要なのでなんとなく気が滅入るので遠出の時は雨は避けたいです。
このイベントは昨年に続いて2度目です。
会場の大まかなレイアウト(各階の使い方)は昨年と同じかなと思います。
この手のマニア向けイベントでは珍しく開催時間が長くて、開場も朝の9時と早めです!!
私が会場に着いたのはお昼前の11時45分ごろでした。なんとなく昨年も同じような時間帯に来た気がします。
開場前には入場待ちの待機列で行列になったらしいのですが、私の時は昼前でチケット売り場はそこそこ閑散とした感じでした。
しかし、会場内に入ると大盛況で客でぎっしり状態です!!
エリアによっては通過するのは一苦労な事態になっていました。
昨年も書いたかもしれないですが、「こんなにお城って人気だっけ?」と疑問に思うほどの盛況っぷりで明らかに勢いが増していました。
もうここまでくると大人気イベントと言っていいと思います。
後日発表されたニュースでは、12月20日(金)に開催されたプレイベントとあわせると約18,000人が来城したとのことでした。
来場者はカジュアルな人もたくさんいるのですが、多くの人は筋金入りのガチマニアが大半を占めている状況です。
各ブースでは出展者によるお城や武将などの歴史や説明がなされていて、それを熱心に聞く客の姿があちこちで見られました。
当然なのですが、自治体やブースの関係者などは様々な情報に非常に詳しく、参加者は共通の話題で盛り上がるなどイベントそのものがコミュニティの場でもあります。
各ブースのスタッフもコスプレや派手な法被に身を包んで雰囲気を盛り上げます。
ド派手すぎる法被姿もここではなぜかカッコ良く見えるから不思議です。
あまり熱心には写真は撮ってないのですが、可愛いお姉さんやゆるキャラもたくさん参加していました。
写真左は郡山都市の「第37代女王卑弥呼」に選ばれたお二人とと、写真右は「姫路お城の女王」のお姉さんです。
そしてゆるキャラです。
写真左が八王子市の「はっちお~じ」と、写真右は小倉城の「とらっちゃ」です!
ゆるキャラ界ではメジャーなくまモンやひこにゃんなんかもステージやブースに登場するのですが、人気のあるキャラは写真撮るにも大変で時間のロスも大きいからパスしています。
ゆるキャラは子供たちの人気もありますが、それよりも大人の女性人気が高い気がしました。
会議室ではお城にまつわる色々なビデオが放映されていたり、セミナーなどが開かれたりしており、こちらも個別料金なく見ることができました。
疲れたら席に座ってぼんやり聞くのもお勧めです。
そして今回も名城100選のパネル展示がありました。
前回はお城のディオラマ模型(情景模型)が展示されていましたが、今回はいくつかのお城の精巧な模型がディスプレイされてました。お城の模型って勿論天守閣がハイライトではあると思うのですが、城郭や瓦屋根の複雑な重なりなんかを立体的に感じることができるのがすごくいいなと思います。
実際のお城は巨大で、現地に見に行くと雄大さや景観には圧倒されるけど全体像って分かりにくいですからね。
お城の模型はプラモデルでも結構な種類が販売されているので初心者でも簡単に作れて楽しめると思います。
そしてお約束のグッズコーナーもあって、たくさんの商品が販売されていました。
今回はお昼前に着いて、何だかんだで15時近くまで滞在していました。
いや~楽しかったです。
実はこのイベントは私が参加する中でも入場料は高額の部類です。
当日券は大人1,900円なのですが、ここまで大規模でマニア向けのイベントは珍しいので城ファンや歴史ファンならば参加して損をすることは絶対にないと思います。
そうそう会場にあったちょっと面白いモノを紹介しておきましょう。
これはシャチハタさんの「重ね捺しスタンプ」というものです。
商品自体は結構以前からあるらしいのですが私は初めて!でした。
ガイドにハガキサイズの台紙をセットして順番に捺していくと、昔の浮世絵のような多色版画的感覚で絵が出来上がってくると言うものです。
まず、失敗しないのがいいですね。
こういうのは失敗したりズレたりするのが味があるからいいのだ!なんて言いがちですが、観光先に行って失敗しちゃうとやっぱり残念ですよね。ガイドがあるのでもちろん子供でもキレイに捺せます。
お城EXPO会場内で実際のスタンプラリー(捺していくと姫路城が完成する)としても使われかなり人気でした。
姫路城は写真のように5版(つまりは5色)を重ねて捺していますが、何色くらいまで行けるんでしょう。
どこかで見かけたらまたチャレンジしたいです。