最近は日々忙しくあまり見る事が出来ていないのですが特撮モノや怪獣、戦隊シリーズなどは子供のころからたくさん見てきました。しかし昭和の全盛期とは違って、昨今は戦隊ものと仮面ライダーシリーズくらいしかテレビでは作られていません。
とは言えタイミングよく庵野氏のシン・ウルトラマンの公開が近づいてきており劇場版などの作品は時々あます。シン・仮面ライダーも予告されていますのでそちらも楽しみです。
そんな中で週刊少年マガジンで2021年2月3日(水)発売の10号から『 戦隊大失格 』が連載を開始しました。
この漫画のストーリーは文章で書くとやや伝えづらいですね。
昔のように善悪（ヒーローが善、怪人が悪）という体裁でスタートしていますが、戦いだけに重きが置かれているわけではなく、成り立ちや将来の複線回収も視野に入れた構成なのだろうなと言う感じを受けます。
とは言えまずは、宇宙からやってきた悪の軍団”怪人”と向け竜戦隊ヒーロー”竜神戦隊ドラゴンキーパー”の戦隊アクション漫画として始まりました。個人的にはすごく嬉しいですが、こういった変身ヒーローものはなかなか大成功した例は少ないです。
何なら作者は『五等分の花嫁』を執筆していた「春場ねぎ」氏なので、ほとんどのファンは次作もラブコメだと思っていたに違いありません。
私も世界観や設定こそ異なるものの、同様のものだと勝手に想像していました。
しかし大きく裏切って描いたのがこの作品です。驚きと、同時に大きな期待が膨らみます！
人気作家となる春場氏が手掛けることで早々の打ち切りの可能性は低く、また五つ子では相当の人気作にもかかわらず全14巻で完結しており、人気作ゆえの引き延ばしなどなく終わっていることから春場氏の物語へのこだわりはかなり強いのではなかと勝手に感じています。
もちろん五つ子も連載開始から終了までずっと読んでおり楽しく読了しました。
今回は期待の連載と言うことでバトンリレー企画として今回の『五等分の花嫁×戦隊大失格』の応募者プレゼントが実施されました。
応募すれば必ずもらえるのは嬉しいです！！
そして届いたのがコレです！！！
五つ子ちゃんが、5つの戦隊カラーで大変身しています。
何となく女子ーズを彷彿とさせます。
一緒に案内も同封されていました。
最近は抽プレでも当選通知が無いことも多い中で、わざわざ案内を入れるというのは、この作品への期待を感じさせます。ブースト的な持ち上げ企画としての効果も期待してのことでしょう。
あとは読者がどのくらいついてこれるのかと言うことです。
戦隊 vs 怪人はわかりやすい構成ですが、地球人に擬態する怪人などをはじめ組織構造や相関関係なども序盤からやや複雑で、特にラブコメや可愛い女の子キャラで氏の作品に食いついていたファンにはおそらく響かないでしょう。女性キャラクターも登場はしてきますが、あくまで戦隊もののキャラ的扱いなので可愛いとかセクシーとかの演出はほぼないとみています。
ひょっとしたら特撮好きか40歳以上の人にしか響かないかもしれません。
私は応援していきます。
毎週、週刊少年マガジン買っており、その連載中の作品群でもこの漫画はすごく楽しみに読んでいます。
女性キャラクターにフォーカスすることなく完全に振りはらって始めた潔さがいいです。
是非、長く連載が続くことを願っておきましょう。
