Masuda Japan Heritage(益田市) 日本遺産 中世日本の傑作 クリアファイルバッグ

今回のクリアファイルは2024年の 日本遺産マルシェ で頂いたものです。
有楽町駅前で開催されたこのイベントにはほとんどの 日本遺産 に登録された自治体が参加しています。

日本遺産は文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定しています。

今回は島根県益田市が舞台です。日本遺産には2020年6月に認定されました。
また益田市は2021年に「益田の歴史文化を活かした観光拠点づくり実行委員会」が中心となりロゴマークも作成しています。

いまや日本遺産のロゴマークも観光イベントなどではかなり浸透しているように感じますので、こういったユニークなアイコンがあるのはすごくいいですね。
浸透するかは関係者(益田市、観光協会、実行委員会)の取り組み次第と言えますが、後から加えるのは大変なので、早いうちに作ったことは将来効果を発揮すると思います。

ニュースでは今年からステッカーも用意して事業者などを通じて商品への貼付けなどをお願いし発信力を高めていこうとしています。

ストーリー#100

中世日本の傑作 益田を味わう -地方の時代に輝き再び-
海に国境のない時代―中世。山陰地方の西端のまち益田は、その地理と地域資源を活かして、大きな輝きを放っていました。
人々は、中国や朝鮮半島に近い地理と、中国山地がもたらす材木や鉱物などの地域資源を活かして、日本海交易を進めました。領主益田氏は、自らも交易に積極的に関与し、優れた政治手腕を発揮して平和を実現しました。経済的繁栄と政治的安定のもと、東アジアの影響も受け、どこにもない文化が花開きました。
現在の益田にはその歴史を物語る、港、城、館の遺跡と景観、寺院や神社、町並み、庭園、絵画、仏像などの一級品がまとまって残っています。
このように、時代と地域の特性を活かして輝いた益田は、中世日本の傑作と言え、全国でも希有な中世日本を味わうことのできるまちです。

出典:日本遺産ポータルサイト


クリアファイルはバッグタイプ(切り離すとA4クリアファイルになる)のものです。
デザインは益田市 日本遺産公式ポータルサイト「 Masuda Japan Heritage 」でも使用されています。

一口にクリアファイルと言ってもデザインは様々です。
シンプルなロゴ、景勝地の写真、文化財などの建築、イラスト、ご当地キャラクターなど、決め切れないほどパターンがあります。もちろん相談している代理店などからの提案もあると思います。

大事なのは何を伝えたいかですね。
益田市のクリアファイルは中世から現代までつながる遺産の数々がテーマなのかなと感じます。異なる時代のつながりを表現するのには写真よりイラスト長の方が馴染みが良いと思ったのかもしれませんね。

観光イベントなどではこのバッグタイプはかなり重宝されています。
やはりチラシやパンフレットなどを入れた状態で渡せることができるため、渡しやすく貰いやすいのは確かです。
課題はコストでしょう。

また事前の準備作業などもひと手間かかりますが、チラシなどはなかなか受け取ってもらいづらいことを考えると仕方がないところだと思います。
とは言え私はかなりもらいますけどね。

ブースでは写真にちらりと写っていますが、おそらく福王子の十三重塔をモチーフにしたと思われる積み木の様なものがあり、決められた時間で積み上げるチャレンジが出来ました。大人でも参加OKと言うことで、私もやってみたのですが最初の4段くらいは簡単でしたが、途中からグラつきだして失敗でした。
簡単にチャレンジできる遊びはいいですね。

このイベントではそれぞれのブースは大きくないため、スタッフも2~3人で運営されているところがほとんどでした。
写真にあるようにブースの前を通る来場者にアピールしながらパンフレットも渡してと一瞬ですべてをこなす必要があるので、キャッチアップしてもらうためにはクリアファイルやエコバッグなどの販促品も強力なツールですね。


日本遺産関連のイベントはいつも活気がありますよ。
名産品なども売ってはいるのですが、物販だけのイベントではないので何となく和やかな雰囲気なのもいいですね。

一緒にもらった益田市の日本遺産パンフレットも掲載しておきます。

さらにもらったものがもう一つあります。
ペーパークラフトの「ミニかぶと」です。観光イベントでは極まれに見かけたりもしますが、日本遺産では以外と珍しいので驚きました。お城EXPOなどでは時折配布されたりワークショップに登場したりする武将兜のペーパークラフトですが、今回頂いたものは益田氏のものとなっています。
家紋でもある「上り藤に久の文字」をあしらった簡単なつくりのものです。

台紙には「AQUAS × 日本遺産 コラボレーション特別展 中世益田にタイムスリップ」とあります。まずはこの「AQUAS」というのは「島根県立しまね海洋館 アクアス」のことのようで、この施設で企画された日本遺産にまつわる特別展で登場しています。


こちらがその特別展のチラシです。


裏面の右上辺りにミニかぶとのお知らせが出ています。会場で行われたクイズラリーの景品になっていました。
特別展は2022年10月27日(木)~2023年1月16日(月)までの3カ月ほどの会期だったようですので、ペーパークラフトはたくさん作られたのだと思います。
作り方が写真付きで説明されているのがいいですね。


今回は積み木にチャレンジしたり、クリアファイルやパンフレットなど色々と頂くことができてよかったです。

またイベントにブースを出展される時には覗きたいと思います。