ワタシの宝物、ミライの宝物 150年後の国宝展 クリアファイル

2022年の12月のある日のことですが、私は山手線に乗って上野駅に降り立ちました。
午前中で天気は良かったですが、ちょっと肌寒い気温でした。


上野駅の東口を出て上野恩賜公園に入ると、賑やかな動物園前や噴水広場を抜けてずんずんと進んでいきます。

目的の場所は北側に位置する、通称トーハクと呼ばれる「東京国立博物館」です。

150年後の国宝展01


トーハクは1972年に文部省博物館としてスタートして2022年で150周年を迎えました。

それを記念して2022年10月18日(火)~12月11日(日)の会期で東京国立博物館創立150年記念特別展「国宝 東京国立博物館の全て」を平成館で開催しました。
※この特別展は最終的に会期は12月18日(日)まで延長されています。


文字通りの国宝蔵出し展示的なもので、1度に多くの所蔵品を見る機会はなかなかないため来場者が殺到したというのと、コロナ以降は日時指定式のチケット販売が多くの展示会で主流となったため、チケット列に並べばどうにか観れるという可能性はありません。
では可能ならば3時間でも並ぶのかと問われると、それもどうかとは思うけれど、現実としてチケット発行数が「限定枚数」と言う状況はかなり早めに休みの予定などを組む必要もあり、調整し辛いことからあきらめた人も多いのではないかと思います。


しかし、私の場合には目的はこれじゃないんです・・・・私も興味がなかったわけではなかったのですが、あっという間に土日のチケットは取れなくなり、諦めたわけです。


そしてこれと時を同じくして、2022年11月2日(水)~2023年1月29(日)の会期で『 ワタシの宝物、ミライの宝物 150年後の国宝展 』と言う展示会が記念事業として開催されました。

こちらは「表慶館」での開催となります。

150年後の国宝展02


この展示会は今後150年の将来にわたって、後で振り返ると「コレって国宝級じゃない?」と言うのを皆さんで現時点で考えてみましょう、というものです。

公式サイトにはこう綴られています。

公式サイト抜粋

現代を生きるわたしたちが、もうだれも生きていないかもしれない150年後、西暦2172年の東京国立博物館。そのとき、国宝には、どんなモノがあるのでしょうか。本展は、東京国立博物館創立150年を記念し、今から150年後の西暦2172年に伝え残していきたい国宝候補を、その背景のストーリーと共に展示する展示イベントです。


それは確かにそういうのもあるかもしれないですね。
今、国宝と呼ばれている絵画や漆器などは、当時は普通に楽しんだり使うために作られたものです。少なくとも何百年たった今その価値が高く評価されることなど予見してはいないでしょう。
私の子供の頃にはどの家庭にもあったブリキのおもちゃですら、今はかなりの希少価値があるものが多いです。



いよいよ本題です(本題までが長いかもwww)
この 150年後の国宝展 公式グッズを買うために上野まで来たのです。

150年後の国宝展チラシ表
150年後の国宝展チラシ裏


当時は知らない人も多くいたのですが、実は展示は観ずとも「150年後の国宝展 公式グッズ」だけを買うことが出来ました。
トーハクに当時行った人は知っているのだろうけど、公式グッズはトーハクや表慶館ではなく別ショップで販売されていたため入館の必要が無かったのです。

150年後の国宝展03


上記の写真で見て左側がチケット売り場になっており、それより手前の屏風坂通り側に公式グッズショップが儲けられています。
もっとも「総合文化展」の観覧料もしくは「国宝 東京国立博物館の全て」の入館料を支払っていれば料金内で観れる展示なので一緒に見たという人も多かったと思います。


さて公式グッズショップの店内はこのような感じで商品がずらりと並んでいました。美術館や博物館などのショップはなんだかワクワクしてしまいます。

150年後の国宝展04
150年後の国宝展05
150年後の国宝展06
150年後の国宝展07

公式グッズショップにはいろいろなものが販売されているのですが、私の目的のクリアファイルもありました。クリファイルだけでも17種類とかなりのラインナップです。
当たり前ですが流石に全種類は買っていません。

いつものことですが、やはり迷ってしまいます。最終的に購入したのは4種類です。

■本田技研工業株式会社「スーパーカブC100」

150年後の国宝展本田技研工業スーパーカブC100クリアファイル表
150年後の国宝展本田技研工業スーパーカブC100クリアファイル裏

■クリプトン・フューチャー・メディア株式会社「初音ミク」

150年後の国宝展クリプトンフューチャーメディア初音ミククリアファイル表
150年後の国宝展クリプトンフューチャーメディア初音ミククリアファイル裏

■KDDI株式会社「au Design project 携帯電話」

150年後の国宝展KDDI au Design Project携帯電話クリアファイル表
150年後の国宝展KDDI au Design Project携帯電話クリアファイル裏

■東京国立博物館「表慶館」

150年後の国宝展東京国立博物館表慶館クリアファイル表
150年後の国宝展東京国立博物館表慶館クリアファイル裏

クリアファイルのほかにポストカードも数枚購入しました。

■東宝株式会社「ゴジラ」

150年後の国宝展東宝ゴジラポストカード表
150年後の国宝展東宝ゴジラポストカード裏

■株式会社湖池屋「ポテトチップス のり塩」

150年後の国宝展湖池屋ポテトチップスのり塩ポストカード裏

■東京国立博物館「表慶館」

150年後の国宝展東京国立博物館表慶館ポストカード表
150年後の国宝展東京国立博物館表慶館ポストカード裏

この150年後の国宝展の品目に選ばれた商品群は審査の結果らしいのですが、話題性や機能に優れた物から、それほどでもないないう物まで様々です。

ただし、それを本当に決めるのは、これらの商品を育てている我々と、それを150年後に見た人々が決める事になるでしょう。
あの時にポテトチップスが作られたからこそ、150年後にある食べ物が生まれているかもしれません。