ここ3年ほどはコロナ過も相まって多くのイベントが開催を見送ってきました。
そして今年の夏くらいからようやく次々と再開されていきます。
2022年9月22日(木)~25日(日)には東京ビッグサイトにて『 ツーリズムEXPOジャパン 2022 』が開催されました。
一般日は9月24日と25日の2日間です。待ちまった開催です。
この世界最大ともいえる「旅の祭典」は世界78ヵ国の国と地域、そして1,018の企業・団体が出展するイベントです。
国や地域の観光資源を最大化し多くの人々に魅力を伝える機会として今回で8回目を数えました。
まずは過去の第1回から今回の8回目までの一般来場者数を見てみたいと思います。
第1回目(2014年)東京ビッグサイト 一般来場者数:112,822人
第2回目(2015年)東京ビッグサイト 一般来場者数:127,120人
第3回目(2016年)東京ビッグサイト 一般来場者数:136,810人
第4回目(2017年)東京ビッグサイト 一般来場者数:140,849人
第5回目(2018年)東京ビッグサイト 一般来場者数:141,079人
第6回目(2019年)インテックス大阪 一般来場者数:102,791人
第7回目(2020年)沖縄コンベンションセンター 一般来場者数:19,539人
第8回目(2022年)東京ビッグサイト 一般来場者数:80,469人
2019年と2020年は東京オリンピック開催により東京ビッグサイトが使えないことをうまく活用して大阪と沖縄での開催として、東京以外での初めての開催を実現しています。
全体では2018年がピークです。しかし注目は2019年は10月26日(土)~27日(日)というコロナ過での開催にもかかわらず10万人以上を集客しているのは大きな評価として見ていいと思います。
関西初開催と言う勢いが逆風を跳ね返す底力を見せました。
もちろん沖縄と言う条件にもかかわらず2万人近い来場者数からも同様に高い関心があったとみていいでしょう。そして今回2018年以来となる4年ぶりに東京開催となりましたが、一般来場者数は8万人に留まりました。
ただコロナが完全収束はしておらず東京近郊からの来場者が多かったこともあり、チケット販売もデジタル販売だけだったことを考慮するとまずまずの復活だったと思います。
またこの4年近く苦境に喘ぐ旅行業界にとっては大きな復活の狼煙を国内外に示さなくてはならなかったはずなのです。
そういった背景を理解し、10月22日には国連総会に訪米中の岸田首相が観光支援策「全国旅行割」を10月11日から開始すると表明しました。また観光インバウンドに足かせとなっていた入国者数上限を撤廃し、短期滞在ビザの取得免除や個人旅行の受け入れも解禁するとコメントしました。勝手な想像ですが今回のツーリズムEXPOジャパンの開催に合わせて発表したと思っています。
NYからわざわざこのタイミングで発表しなければならない意図は他にないでしょう。観光業界や航空業界など旅行産業を応援したいがための判断だと感じました。後押しする各省庁や大臣や議員なども頑張ったと思います。
さて難しい話はこのくらいにして、東京会場の過去5回すべてに参加している私としても、早々にチケットを購入してワクワクが抑えられない気持ちで東京ビッグサイトに向かいました。
会場に着いたのは10時30分ごろです。
熱心な人たちがすでにたくさん訪れている状況でした。
マップを見るとわかりますがスペースは東展示棟の1~2ホールと4~5ホールを使用して前回よりは少し狭い感じでの開催としていました。
今回も国内ブースの勢いがすごいです!!
ほとんどのブースでクイズラリーやスタンプラリーが行われていて、さらにはステージでの旅行セミナーや観光紹介など、じっくり見ていると全然進みません。
このラリーがついつい参加したくなるのです。
もちろんガラガラ引いたりして景品ももらえるからすごく楽しいのです♪
海外ブースは何といっても大自然や民族文化を見て回るのがいいと思います。今の時代でもお手軽にはいけない地域(費用も含めて)や、そもそもよく知らない国だってたくさんあります。
このイベントはそういった部分も一気に見て回れるチャンスなのです。
ちなみ今回の「~旅の愛好家が選ぶブースグランプリ~(一般来場者)」のグランプリは「韓国観光公社」が栄冠 に輝やきました。素晴らしかったです。
実は韓国はたびたび賞に選ばれていいます。隣国と言う地理的な近さという強みはもちろんあるのだけど、韓国ドラマ人気やK-POPの世界的進出など世代を問わずに話題になるなど毎回ブースは大賑わいとなっています。
今回もラリーを行っていたこともあってどこから並ぶのか最後尾がわからないほどの行列でした。
私も観光で韓国行きたいです!食事やエステ・コスメはもちろん観光でも世界に負けてはいません。
国内旅行でも日本らしい美しい自然は当たり前で、手軽に行きやすく、サービス面でも中高年世代には海外よりも人気です。
食べ物や温泉、お祭りに、スキーに、ダイビングと趣味に特化したツアーも盛りだくさんで、全国旅行割は完全に追い風になるでしょう。
あ~、私も落ち着いたら温泉くらい行きたいですね。とにかくこのツーリズムEXPOジャパンは最高です!!
すべての面で期待を裏切らないです。
唯一残念だったのは飲食エリアが寂しかった点です。以前はどんぶり選手権などがあったり、ホテルが出店したりと楽しみだったのですが、今回は仕方ないですね。コロナが収束に向かっていますが、会場での飲食には抵抗のある参加者も多いと思います。
国内ブースを中心に色々とクリアファイルもゲットしました。
配布されていたものすべてゲットできたわけではないですが、十分に満足です。そして毎回帰ってきてからTwitterなどSNSでの来場者のつぶやきを見て「あれ!こんなのあったのか」と見て悔しがるのも、このイベントならではですwww
帰る時には肩がマヒしているんじゃないかと思うくらいカバンが重くなってしまいました。
翌日にはものすごい筋肉痛となり通勤がつらいです。
久しぶりの ツーリズムEXPOジャパン 2022 は大いに楽しめました。
やっぱり楽しいですね。
ただ少々残念なのは来年のツーリズムEXPOジャパン2023は関西のインテックス大阪で開催だということです。
夜行バスとかで大阪行くのもありかもしれません。