よつばと! 原画展 豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム

豊島区には「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」という施設があります。

名称通り、豊島区が管理運営する施設で、かつて同地域にあったトキワ荘は若いころの手塚治虫氏や赤塚不二夫氏らの漫画家が過ごした木造のアパートでした。
そのアパートそのものは1982年に老築化により解体されてしまいます。
しかし、復元を望む声などを受けて豊島区が区の施設として当時の近い場所にある南長崎花咲公園の敷地に再現し2020年7月に開館を果たしました。

トキワ荘マンガミュージアムは大きく分けると2階の当時のアパートを再現した部分と1階の企画展示室部分( 原画展 など開催)とマンガラウンジという構成となっています。


パンフレットを見てもらう方が早いですね。


この施設で2023年8月5日(土)~11月26日(日)の会期で『よつばと!原画展』が開催されています。
現在は事前の予約が必要な運営を続けており、訪れる場合には事前に確認してしっかり登録しておきましょう。
また施設の開館時間が10時~18時のために会社員などの方は平日は難しいと思いますので、早めに休みの予約を確保するのがいいです。

アクセスでは最も近いのは都営大江戸線の落合南長崎駅となります。豊島区の施設ですが新宿区との区境にあるため都営大江戸線から近いのです。
駅から徒歩5分程度なのですが完全に住宅地の中を抜けていくため、初めて行く場合には少し不安になるかもしれません。


ちなみに、トキワ荘マンガミュージアムの外観はトキワ荘の当時を再現したもので昭和世代の人にとっては懐かしさを感じさせます。


入館時には靴を脱いで上がるので、うっかり穴の開いた靴下で行ってしまうと恥ずかしいので注意が必要です。

順路は「玄関」➡「2階」➡「1階マンガラウンジ」➡「企画展示室」という流れです。

写真をいくつか紹介しますが、多くの漫画家の部屋が再現されていて炊事室なども当時を思い浮かばせます。
昭和世代には懐かしく、平成世代には新鮮に映るかもしれません。

館内では撮影が可能な場所と禁止している場所が点在していますので、指示に従って撮影しましょう。


さて、いよいよ企画展示室に向かいます。

「よつばと!」はあずまきよひこ氏による漫画作品です。
月刊コミック電撃大王にて2003年から連載されています。ただ体調面なのか別の理由なのかはわかりませんが、休載も多く現在は既刊15巻にとどまっています。元気に頑張ってほしいです。


大きな展示室ではないのですが、壁面いっぱいに原画が並んでいました。
現在は予約制のために大勢の客が押し寄せていないこともあり、ゆっくりじっくり観ることができて幸せな時間です。

最後に、原画を堪能した後はクリアファイルを購入しなければなりません!
いや、しなくてはならないのは私だけですね。

いくつかの種類が売られていましたが、本原画展のキーイメージのものと、もう1種類を購入しました。
他にもいろいろなグッズが販売されていました。


■キービジュアルクリアファイル

些細なことですが「!」の位置が表裏でズレてしまっています。
最初は製造工程上のミスなのかと思いましたが、綺麗に斜めにズレているため意図的なものかもしれません。
ネットなどで確認すると他の購入者の方もいずれも同様にズレているため私のものだけではありませんでした。


■ペンギンクリアファイル

そうそうチラシも頂きましたので掲載しておきましょう。

ちなみに、この「よつばと!原画展」は比較小さめのもので、実は2019年に池袋パルコのParco Musieumで大規模に開催されました。その時はもちろん観に行きました。

よつばと! 原画展 豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム あずまきよひこ
よつばと!原画展2019よつばと!最新 原画展

今週末の東京は本当に天気が良くてお花見日和です。 なので私も少しお出かけしてきました。 と言ってお花見ではなく出かけたのは池袋のパルコミュージアムです。 2019年4月5日(金)~22日(月)の会期で ...

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その後は名古屋、宝塚、金沢と巡回展を行い、ついに10月には横浜まで戻ってきます。

会期:2022年10月7日(金)~10月23日(日) 10:30~19:30 ※最終入場は閉店30分前まで
会場:マルイシティ横浜 7階 カレンダリウム

個人的には行きたいなと思いつつも、10月は他のイベントも目白押しで時間が取れるかわかりません~~。