ゲーム関連では度々同じようなゲーム「ユーザー的にはいわゆるパクリゲー」が横行する。
他のジャンルでは著作権侵害や盗作などと騒がれ大変なことになるのだが、ゲームは出はあんまりならない。
何故か??
実はゲームの「企画」には著作権がないとされるためだ。
こう書くと何でもありのようだが、例えばその中の「世界観」や「キャラクター設定」、もしくは「意匠デザイン」などは著作や意匠権として主張できる部分は多数ある。
だがもっと大元の根幹のテーマやコンセプトは真似てもよいのだ。
つまりは「女の子が制服で活躍する格闘ゲーム」や「主人公が変形するロボットに乗って活躍するシュミレーションゲーム」と言うのは企画であっても企画ではなく概念やジャンルに分類されてしまう。
ソーシャルゲームで同じようなパズルゲームが登場してもデザインが違ったり、パズルのルールが違ったりすれば「そっくりだけど違うゲーム」という解釈なのだ。
紹介するクリアファイルは艦船の擬人化をテーマとしたアクションRPG『アビス・ホライズン』だ。
このゲームも「艦船擬人化モノ」と言うだけでゲームシステムや世界観はオリジナルだし、登場する艦船(大和や金剛など)は単なる歴史の名だ。
ただし、パッと見はアレと同じだwww
制作は中国で、その後日本へは「Morning Tec Japan」が運営を担当した。
このクリアファイルは東京ゲームショウ2018で貰ったものだが、出展はMorningTec Japanだ。
当時はそこそこの規模のブースを出していて、アビス・ホライズンのコスプレも大勢並んだ。
このコンテンツは最初からボイスも日本語に対応しており非常に力が入っていた。
ただこの後、ドタバタしており、結果的には運営はY.Y. Globalという香港の会社に譲渡されている。
う~ん、こういう所がアジアっぽいよな。
まあクリアファイル貰ったからいいや。