天気が良かったので前から気になってた京急(京浜急行電鉄)の 京急発祥之地 大師線をめぐるキャンペーン でのスタンプラリーに出かけました。
名称:京急創立120周年記念 京急発祥之地 大師線をめぐるキャンペーン
期間:2017年2月25日(土)~2017年5月28日(日)
内容:リーフレット提示による優待特典
大師線スタンプラリー(設置場所7カ所)
私は本来はイベントなどもぶらりと出かけるタイプで事前に調べることはあまりしません。
開場時間やチケットの購入などくらいですね。
しかしスタンプラリーとなると話は別です。出かける前にはネットなどでわかる範囲ですが下調べをしていくようにしています。
今回のラリーもある程度効率よく回りたいので、スムーズな順番や駅間の料金などを調べてから家を出ました。
特にラリー特有の問題などもあるため、現地に行ってからと言うのは少し危なっかしいです。
・スタンプ台の設置場所や設置時間
・駅からスタンプまでのアクセス
・捺印必須のスタンプや景品交換所(ゴールポイン)の確認
・1日券の有無
今回はスタンプそのものは各駅に設置されている様なので迷うことはなさそうです。

ラリーの対象駅となるのは大師線と呼ばれる京急の中でも最も古い路線で全7駅あり、その7駅すべてにスタンプは設置されていました。
景品は、以下のものになります。勿論お目当てはクリアファイルです。
①スタンプ3駅でオリジナルクリアファイル(先着で3000名)
②京急オリジナルダルマ(抽選で120名)
ラリーのスタートは大師線で最初の駅となる京急川崎駅です。
私は初めて利用する駅です。
川崎のまち自体にほとんど訪れたことがないので、先入観でJR川崎に駅は直結しているのかと思いきや以外と離れていてビックリしました(勝手に品川駅のような状態をイメージしていました)
大師線に使われている車両は1500系でJRの車両と比べると京急のシートはクッション性が高く柔らかいですね!!
いや本当ですよ。乗った事ない人は座り比べてほしいです。JRも全てあれに替えてほしいと思いました。
大師線は高架などはなく駅もすべて地上駅で、片側改札が多くホーム間の移動は写真のように軌道敷内を渡る感じでした。
スタンプは改札口付近に設置してあり見つけるのも難しくはなかったです。
しかし1点だけ注文を付けたいことがありました。
スタンプ台が速乾性のインクじゃないことです。昔ながらのインクのため捺した後はしばらくインクがベタつきます。速乾性のものは屋外でフタが開いてしまっているとスタンプ台そのものが乾いてしまうという欠点もあるにはあるのですが、子供も参加することを考えると損完成のものは手や衣服にもインクが付きづらいメリットは大きいので次回からは改善してほしいですね。
川崎大使
大師線のハイライトと言えばもちろん川崎大師じゃないでしょうか。
私はもちろん参拝したことが無かったので良い機会なので立ち寄ってみることにしました。
川崎大師駅を出るとすぐ横に「発祥之地」の車輪を模したモニュメントがありました。
よく見るとその手前には2色の煉瓦でつくられた線路の敷かれていますね。こういうちょっとした演出はいいですね。
京急の前身となる大師電気鉄道が明治31年に六郷橋~川崎大師まで運行したようです。

大山門へ続く仲見世はとても賑やかでした。
昔ながらのお土産なども売っており、私には懐かしいものも多いです。若い世代には新しいのかもしれません。
駅から川崎大師まで徒歩で10分くらいです。
大山門へ到着しました。雄大な姿は気持ちを落ち着かせてくれます。左手には立派な寺号碑も見えます。
少し厳かな気持ちで山門を抜けて境内へ入ると、真正面に大本堂が迎え入れてくれます!

個人的に目を引いたのがとても優雅なデザインの手水鉢です。
水口が龍のデザインのものなどは良く見かけるのですが、全体に蓮の花をあしらったものは珍しいんじゃないかなと思います。
休日とは言え特別な行事のある日ではないので参拝客は多くはなく境内がとても広く感じられて気持ちが良かったです。
足を延ばして立ち寄って良かったなと思います。
大本堂でお参りした後でおみくじを引いてみました。最初から引こうと決めてたわけではなかったですが、空いていたこともあり引くことにしました
どどーーーん!大吉でした!
なぜか引いてる最中は中吉くらいかな、と勝手に思っていたため超嬉しいです。
おみくじって不思議ですね、大吉だとテンションも上がります。
気が付けば川崎大師をたっぷり堪能してしまいました。
スタンプラリーの景品というのは数が多いのでフリマアプリなどでも安価に手に入ります。しかし実際に現地に出かければこういった散策で発見などもありプチ旅行の気分が味わえるのです。私も無理のない範囲で、時折参加しています。
アニメや映画の聖地巡礼なども流行っていますが、そこに立つ実感が醍醐味なのだと思います。
そんなこんなしているうちに終点の小島新田駅まで7駅全てを回り切りました。
移動中は同じ車両内でリーフレットを持った人もちらほら見かけてラリー仲間の連帯感も感じられました。
わずか7駅ほどとは言えスタンプラリーだけを回っても1時間以上は余裕でかかりました。最も時間を要するのは電車の運行間隔が約10分間隔なので7駅すべて降りるとそれだけで1時間を消費してしまうからです。
なおこのキャンペーンは2月25日から始まっていて5月28日までやっているのですが、3000枚のクリアファイルはGWには無くなってしまうのではないかと心配しています。
その証拠に私が行ったのは3月にもかかわらず川崎大師駅と小島新駅の駅在庫がなくなっていました。
取りあえずこの書き方であれば総枚数の3000枚にはまだ届いていないようなので少し安心ですが、今後行楽客が参加すると、すごい人になりそうです。
もちろん私はクリアファイルはゲットしました。
リーフレットと同じで座アインですが和テイストで可愛いです。
車両もポップですね。
今回は京急川崎駅から川崎大師を巡る駅スタンプラリーを楽しみました。お天気が良くてとても良かったです。