放送100年 超体験NHKフェス 2025(NHKホール)

少し前ですが今年も『 超体験NHKフェス 』に行ってきました。
私のメインイベントは展示なのでNHKホールの展示が開催している3月20日~22日に行く必要がありました。
渋谷では数会場を回るため天気の良い日を選んで3月22日(土)に行くことにしました。


NHKの番組などのコンテンツが見れるので毎年楽しみにしています。

折角なのでスタンプラリーは参加してみるかと思い、SHIBUYA109渋谷店からNHKホールへ移動していきます。

開催概要

名称:放送100年 超体験NHKフェス2025
日時:2025年3月1日(土)〜23日(日)
会場:渋谷キャスト スペース・ガーデン 3月1日(土)〜11日(火)
    ・スペース(シアター) 11:00~19:00
    ・ガーデン(屋外広場) 11:00~17:00
   渋谷区立宮下公園 3月7日(金)〜11日(火) 11:00~17:00
   NHKホール 〔展示・体験イベント〕 3月20日(木・祝)〜23日(日) 11:00~16:00
   SHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペース 3月20日(木・祝)〜23日(日) 11:00~20:00
   渋谷モディ 3月20日(木・祝)〜23日(日) 11:00~20:00
   渋谷区立北谷公園 3月20日(木・祝)〜23日(日) 11:00~17:00
入場:無料※NHKホールのステージイベントには事前の申し込みが必要
主催:NHK


■SHIBUYA109
JR渋谷駅から本来なら公園通りを通ってNHKホールに行けばいいのですが、まずは109へ向かいます。
昨年も109へ行っているので、ホントにスタンプを押すためだけですね。

109のステージでは「放送100年 どーもくん」がいました。

どーもくんを撮影した後はスタンプだけを捺して、次は渋谷モディへ向かいます。
徒歩で5分ほどなのであっという間につきます。


■渋谷モディ

渋谷モディも昨年同様エントランスでパンフレットなどを配布していました。こちらには栃木県宇都宮の「いちごどーもくん」がいました。
私も一緒に写真を撮ったりしましたよ。ステッカー貰いました。


■渋谷区立北谷公園
そして次は北谷公園です。
ここは2021年にリニューアルされた公園でPark-PFI制度を活用した公園です。全国的にもまだまだ少ないですね(東京都ではまだ5~6か所くらいです)
敷地内にはブルーボトルコーヒー渋谷カフェがあります。なので公園と言うよりは休憩スペースのようなイメージです。

ここでは謎解きイベント「消えた少女の記憶を巡る冒険」や、「超絶品カレーをメシあがれ」「自作カレーの頂上決戦」の超絶品カレーを試食することができました。

子供向けのワークショップでは「大河ドラマ「べらぼう」ワールド 超!版画体験」や端切れ布を使った「どーもくんのアップサイクルウォールアート体験」など大人気でした。


ここには岡山の「桃太郎どーもくん」がいました。ここでもキラキラのステッカー貰いました。



さていよいよNHKホールに向かうのですが、渋谷区役所前の交差点に来て驚きました。
NHK放送センターがほぼ完成していました!


お隣の代々木公園には普段からよく来るのですが、NHKの方まではそんなに意識して見ていなくて、急に出来上がった印象です。
まあ、外観だけではどこまで完成しているのかわかりませんので確かなことは言えないですね。


■NHKホール
そんな放送センターを横目に見ながらNHKホールに到着です。
毎回のことですが、来場者がすごく多いイベントではないのです。基本が展示イベントでNHKの番組の露出のみなのでよほどの話題性がある年でなければ土曜日の昼間はこのくらいなのかもしれません。

ただしこの超体験NHKフェスの目玉はステージイベントで、特にこの22日は「みんなのベスト紅白」が開催され、内村光良さん、大泉洋さんや上白石萌音さんなどをはじめ多数のアーティストが出演されます(後日、NHK総合でも放送されました)
夕方くらいからは観覧に当選した人たちで大行列になりますので、展示などもこの来場の際に見るという人は多いと思います。

■ステープログラム一覧(すべて事前の観覧抽選制)
3月 9日(日)
 アニメ「アン・シャーリー」スペシャルトークショー
 開場:午後6時 開演:午後7時 終演予定:午後8時30分
3月10日(月)
 まもなく「あんぱん」!みんなで楽しむ愛と勇気の物語
 ~連続テレビ小説「あんぱん」プレトークショー~
 開場:午後2時 開演:午後3時25分 終演予定:午後4時30分
3月15日(土)
 ラジオ深夜便のつどい in NHKホール
 開場:午前10時30分 開演:午前11時30分、終演予定:午後2時
3月16日(日)
 みんな集まれ!こどもうたまつり
 開場:午後2時30分 開演:午後3時30分 終演予定:午後4時45分
3月17日(月)
 クラシックTV
 開場:午後6時 開演:午後7時 終演予定:午後9時30分
3月20日(木・祝)
 NHKのど自慢チャンピオン大会2025
 開場:午後6時 開演:午後7時 終演予定:午後9時
3月22日(土)
 放送100年企画 みんなのベスト紅白
 開場:午後6時15分 開演:午後7時15分 終演予定:午後9時
3月23日(日)
 大河ドラマ「べらぼう」ファンミーティング


実際には来場者はどのくらいなのでしょう、公表されていないのでわかりません。

エントランスに入るとまず目につくのが「メガ幸子 降臨!」です。

第60回、第66回のNHK紅白歌合戦で登場した小林幸子さんの巨大衣装「メガ幸子」が展示され迫力満点です。
あと少しで高い天井に届いてしまう勢いです!


紅白歌合戦と言えば小林幸子さんの毎回ド派手な衣装が話題で見ている私たちを楽しませてくれました。
この衣装(大道具)は普段どうやって倉庫に格納しているのか気になりますね。


今年の大河ドラマは「べらぼう」なので、通路にはその世界観を味わえる展示がなされていました。「大河ドラマ「べらぼう」ワールド」です。

他にも、「連続テレビ小説「あんぱん」~愛と勇気のフォトスポット~」や、「超体験!なりきりけん玉ヒーローズ」など番組ゆかりのコーナーがたくさんありました。
私もあんぱんで写真をスタッフの方に撮ってもらいました。



超体験NHKフェスと言えば人気キャラクターどーもくんの「ご当地どーもくん」が見られることでも知られていて、来場者の人が熱心に写真を撮っている姿を見かけます。
そんなご当地どーもくんですが、今年は大きくバージョンアップされていました。

昨年までは標準?どーもくんにご当地の名産などを模したパネルを組み合わせたどーもくんが多く、顔はめパネル的な局が目立っていました。法被などを着たものや造形したものも多数あったものの、特に造形的に難しそうなものはパネル対応になっていました。
そうですよねぇ。

ところが今年は各局しっかり作り込まれていました。

超体験NHKフェス2024
超体験NHKフェス2025

どうでしょう。全く見栄えが違いますね。
少し気になったのがパネルに関しては同じコンセプトでデザインされているように見えますが、立体造形の場合にはそれぞれ作り手の解釈が違っています。

福井放送局のカニどーもくんは着ぐるみ感があっていい感じです。対して大津放送局の信楽焼どーもくんは着ぐるみと言うよりはタヌキスーツの様な出で立ちです。
ちょっとパネル版に比べると可愛さが薄れた印象ですが、これはこれでジワジワ来る気もしますのでOKなのかもしれません。

このように多くのご当地どーもくんが造形化されていました。見た限りではパネルどーもくんはいなくなっていました。
あれも今思えば味わいがあって楽しかったですけどね。

左から北見放送局 たまねぎどーもくん、熊本放送局 からしれんこんどーもくん、鹿児島放送局 桜島大根どーもくん
左から山口放送局 ふぐどーもくん、沖縄放送局 シーサーどーもくん、金沢放送局 輪島塗どーもくん



こうして見ていくと超体験NHKフェスはどーもくんイベントな気がしてきました。


最後に紹介するのは「NHK紅白歌合戦 紙ふぶき体験」です。
これは設置されたブースに入ってステージ上に舞う紙吹雪を実際に体験してみようというものでした。私が通りがかった時はたまたま誰も並んでおらずスタッフから「どうぞ~」と声を掛けられてしまったので体験してみました。


このような形で透明のブースに入って数秒待っていると上から紙吹雪が舞ってきます。
狭いブースと言うこともあるかもしれませんが、盛大に舞っている時は確かに周りはかなり見えづらくなって、これは歌や演技に集中しにくいなと感じました。

特に顔にも降りかかるのでなかなか大変です。しかしいい経験になりました。
あ、スタッフの方にスマホを渡せば動画を撮ってくれます。


最後はエントランスでNHKプラスの登録とアンケートの回答で「NHK放送100年」のクリアファイルがもらえました。

このクリアファイルは他のイベントでも配布されているようなので、今年はまだ手に入るかもしれませんね。
ビニールバックも同じ放送100年のデザインでした。メモ帳とシールもあります。



ちなみに4か所回ったスタンプラリーの景品はご当地どーもくんのシールでした。
左から奈良 鹿どーもくん、兵庫 中華街どーもくん、福岡 金印どーもくん、大分かぼすどーもくん、広島 もみじどーもくんです。
5枚選んでもらえたのですが、何種類あったのかはわかりません。


今回の超体験NHKフェス2025は放送100年の記念でもあったわけなので、私としては次の区切りの110年、120年は迎えられるかわからないので参加できて良い記念になりました。

来年も同じようなフォーマットかなと思いますが、もう少し展示イベントに工夫があっても良いかなと言う気もします。SHIBUYA109や渋谷モディもイベントとしては必要なのかなと言う疑問もあるのですが、NHKそのもののPRと言う点ではいいのかもしれません。
また来年です。