永野護デザイン展 (ところざわサクラタウン EJアニメミュージアム)

今回紹介するのは『 永野護デザイン展 』と施設内の ダ・ヴィンチストア と言う書店で販売されていたクリアファイルです。

最近私は情報こそ色々と集めているのですが、いざとなると行くのをやめてしまうイベントが多いです。
理由は様々なのですが料金が高かったり、思いのほか移動に時間がかかったり、クリアファイルが売られていなかったりなど、言い訳の多い日々を過ごしています。

永野護デザイン展

会場:ところざわサクラタウン内 EJアニメミュージアム
期間:2024年2月10日(土)~3月24日(日) 10時~18時
料金:2,300円(前売り2,000円)
内容:活動開始以来常にデザインの第一線で活躍する永野護氏の重機動エルガイムから始まり機動戦士Zガンダムでの独特の造詣から生み出されるモビルスーツを経て現在も連載中のファイブスター物語までを網羅したデザインワークが紹介されています。

補足:巡回展の予定あり



この永野護デザイン展開催の発表は大きな期待をもって受け入れられたと思います。




まず第一に永野氏の個展とも言える大規模なものが、今までになかったということがあります。
観に行かれた人は良くご存知だと思いますが活動の幅は広く描くて、デザインラインは独自性を持ち他の追随を許さない域に達しています。にも拘らずこれまで大規模展示会が開催されてこなかったことで多くのファンが待ち望んでいたと思います。

そして次にファイブスター物語に留まらず過去に参加された作品も展示されるというところも大きいのではないでしょうか。各権利元も大昔の初期スケッチやアイデアなどは許諾しにくい部分もあると思われます。
そういう面でもファンの期待の大きい個展だと思います。

ピクチャーチケット ラキシス

受付では入場者特典としてピクチャーチケットが1枚貰えました。全7種類からランダムで渡されます。
公式サイトには「配布予定枚数に達し次第、配布終了となります。」の但し書きがあったのですが、最後まであったのではないかと思いますが、どうだったのでしょう。

私はラキシスでした。
馴染みのあるファティマなので満足です。ただ今回のチケットはどれも良くてハズレが無いのがいいですね。

さて、早速会場の紹介をしたいのですが、実は前半部分のファイブスター物語以前は写真撮影が禁止されていました。当然権利関係もあるため仕方ないところです。この辺りは私も含めて実際に見に行った人の特権かも知れません。



機動戦士Zガンダムの紹介エリアでは個人的にはモビルスーツではリック・ディアスが好きなのです。遠目で見るとドムの後継のようなシルエットにはなっていますが、その上で確かな永野デザインで構成され随所に見どころのあるモビルスーツです。

百式(シャアの駈る金色のモビルスーツ)も永野氏っぽいラインで人気のMSです。ただ確かに元になったのは永野氏が描いた新しいガンダムのデザインスケッチですが、その意匠をくみ取りながらメカニックデザイナーの藤田一已氏が百式として作り上げたものです。こちらののスケッチも展示されていました。

また代表的なものの一つがキュベレイですね。
当時はシルエットに驚きましたが、ハマーン・カーンとの組み合わせという点でも強い印象を残したMSです。


また銀河漂流バイファムに登場する永野氏のデザインとされるパペットファイターも展示されていました。また同時期に放送された聖戦士ダンバインなどのアイデアスケッチも見どころでした。
他にもブレンパワードの設定画などもありました。個人的にはキャラクターを担当されたいのまたむつみ氏もよくて期待していたのです、アンチボディ(ロボットのこと)は生体型ではあったもののオーラバトラーほどはハマらなかった記憶があります。

まず前半でしたが、撮影は禁止されていて残念でしたが私のアニメ歴史と完全に重なるため、知っているものも多数ありその段階でかなり満足してしまいました。




後半はファイブスター物語(F.F.S.)です。
ここからは、ほぼ静止画の撮影はOKとなりました。周りの方も急にパシャパシャと取り始めました。



コミックスのカバーイラストなどがズラリと並びます。
キャラクターやファティマなどのパネルが展示されているのですが、来場者も思い入れのある所で写真を撮っていました。作品自体も随分長いので接した時期もそれぞれで違うので、より刺さる時代があるんじゃないでしょうか。

まず個人的に好きなモーターヘッドの一つはやはりナイトオブゴールドですね。そもそもピカピカしたのは概ね好きです。あ、百式もですね。
もう一つはクバルカン(破裂の人形)で登場した当時はバングドールでしたが最近はバングと称することが多いです。

個人的な好みですがある程度ボリュームのあるデザインが好きです。
クバルカンに関してはグレー色なのも気に入っている点です。会場ではモータヘッドに加えてファティマなどの展示で思い思いに写真を撮る姿が見られました。




一応触れておく必要があるのは、長期休載を経て劇場版「花の詩女 ゴティックメード」以降から物語の中の名称などが大幅に変更となりました。例えば「モーターヘッド」が「ゴティックメード」に置き換わったということです。ただ初期連載のユーザーとしては馴染んでいないというのが本当のところです。好き嫌いもありますね。

ファイブスター物語は月刊ニュータイプでの連載開始時から読んでおり、コミックスも購入していました。確認していないのだけど、8巻くらいまでは所有していた気がします。現在自宅が手狭でもはやコミックを蔵書する余裕がないためそこで止まっています。

途中のエリアにはモーターヘッド(ゴティックメード)の造詣モデル(販売製品)が展示されていました。私も現在のインジェクションモデルであれば組み立てられそうです。20年くらい前にはレジンキャストモデルも購入してトライしては見たのですが、挫折しています。難しいというわけではないのですが、忙しい仕事の合間にレジンキャストの表面成型から始める作業はちょっと続かなかったです。ガンダムなどのプラキットは散々作りました。



そして一際目を引く黒いモデルが置かれていました。アレです。
黒騎士のダッカス・ザ・ブラックナイトです。そもそも黒騎士と言えばバッシュ・ザ・ブラックナイトですが、名称はもちろんデザインやアートラインの思想も大きく置き換えられています。

私としてはもちろんバッシュは好きなデザイン(エルガイムに登場したころから)ですが、ダッカスに否定的かと言うとそうでもありません。別に永野氏の信者でもないので、好き嫌いはあるのですがダッカスはダッカスとして成立していると思います。
他のゴティックメードと相対してもそれほど違和感を感じることはありません。
ただ途中での既定路線の変更はあまり心地の良いものではなかったです。これは生理的な部分なので人それぞれで良いかと思います。

ダッカスの造詣は写真に撮ってしまうと全体にコントラストが強く写るため、ややわかりにくくなってしまいました。実際に見るとむしろ立体となることで設定画などより説得力があり、わかりやすいと思います。

撮影スポットもありましたが、私は自身は取っていないです。パネルだけ撮りました。




最後はグッズ販売コーナーです。
今回もクリアファイルがいくつか売られているのですが、早々と売り切れになってしまったのです。そう言う事情もあって迷っていたところ再入荷のお知らせがあり、最初の週末ならあるだろうということで速攻行きました。
おかげさまで無事に買うことが出来ました。

通常タイプのクリアファイルだけでも良いと思っていたのですが、あまり価格差が無いのでダブルポケットクリアファイルも1種だけ購入しました。折角なのでポストカードも記念に買いました。
中でもダッカスとダス・ゴーストの月刊ニュータイプバージョンは買わない選択肢はありません。私も当時のニュータイプを処分してしまったのをちょっと公開しました。

■ダブルポケットクリアファイル
L.E.D. ミラージュ

■クリアファイル
キービジュアル

■クリアファイル
Newtype ダッカス

■クリアファイル
Newtype ダス・ゴースト

■ポストカード
キービジュアル

ところざわサクラタウンにはダ・ヴィンチストアという書店とエンタメ(アニメや漫画)に関するグッズなどを扱う店舗があります。
EJアニメミュージアムの大きな企画展の時には連動してグッズ販売などを行います。今回の永野護デザイン展でも特設コーナーを設置して色々なグッズの販売が行われました。

写っていないですが、フリーペーパーの「永野選書店 in ダ・ヴィンチストア」選書企画永野ワールドのルーツを辿る も貰いました。



こんな感じでファイブスター物語のコミックはもちろん、トートバッグや缶バッジ、そしてクリアファイルなどが販売されていました。
コーナーには永野護氏のサイン色紙が飾られていました。

チャンダナも10周年に驚いています!

さて私はクリアファイルを購入するために立ち寄ったのですが、迷いました。
販売されているのは全3種類でした。各550円とまずまずのお値段です。。。


結局3種とも購入してしまいました。どうにも意志が弱いです。
というか経験上から過去にも迷って諦めた時ほど公開が大きいのです。


■クリアファイル
L.E.D. ミラージュ

■クリアファイル
ラキシス7444

■クリアファイル
ゴティックメード

ヤバいです。
思いのほか買ってしまいました。

ホントはもう少し買い物をすると下絵リーフレットとかも貰えるのですが、十分に散財したのでこれで撤収です。

永野護氏のデザインは私には新王道って言うといいのでしょうか。
それまで大河原邦夫氏などのデザインの中から、新しい生き物が生まれてきたような印象でした。
同時に新たらしいものが機動戦士ガンダムなどの既存のラインと融合する瞬間にも立ち会いました。進化というと簡単ですが、次への融合から時代が生まれていくのかなと思います。

それこそがゴティックメードなのかもしれません。
満足して帰りました。