東京おもちゃショー 2023(INTERNATIONAL TOKYO TOY SHOW 2023)



東京おもちゃショー が、本格的に帰ってきました。
一般公開(パブリックデー)を含む開催は実に2019年以来の4年ぶりとなります。

開催概要

名 称:東京おもちゃショー2023
会 場:東京ビッグサイト 西ホール
主 催:一般社団法人 日本玩具協会
会 期:
 商談見本市(バイヤーズデー)
 2023年6月8日(木) 9時30分~17時:30分
 2023年6月9日(金) 9時30分~17時00分
 入場料:事前登録制/無料(ビジネス関係者のみ)
 一般公開(パブリックデー)
 2023年6月10日(土) 9時00分~17時00分
 2023年6月11日(日) 9時00分~16時00分
 入場料:小学生以下/無料、中学生以上/1500円(税込・こども商品券300円含む)
併 催:コロコロ魂フェスティバル(西3ホール)

これまで毎年開催されてきた玩具見本市である東京おもちゃショーですが、感染症対策で2020年と2021年は開催中止、そして昨年2022年は商談見本市(ビジネスデー)のみの開催となりました。
いよいよ復活した一般公開ですが、大きな変更がありました。
それは中学生以上の参加が有料制に切り替わったことです。

過去のおもちゃショーでは入場無料で開催されてきた経緯があります。
今回の決定の経緯は明かされていません。
過去の実績では一般日には14万人が来場しており、今回目標設定されたのは関係者2万人と一般来場者7万人の計9万人ですので有料化によって来場者数は半減すると予想していたようです。
会場前には多数のスタッフが有料イベントであることを何度も連呼してアナウンスしており、これは例年通り無料イベントだと勘違いすることから起こるトラブルなどを未然に防止する意図もあったのではないかと思います。



参加当日


私は、初日の6月10日(土)に参加してきました。
おもちゃショーにはかなり昔から参加しているのですが、最初って覚えていなのです。自宅には2006年の写真などがあるのですが、おそらく1990年代くらいには時折参加してたと思います(幕張メッセ時代)2000年代最初のバイヤーのみの開催時も関係者チケットで行っていました。

今回は普通にチケットは事前に購入し参加しました。購入後は登録したメールアドレスにQRコードが送られてきていましたので、おそらくそれを読み取っての入場だということは理解していました。

りんかい線の国際展示場駅に着いたのは9時30分ごろで、東京ビッグサイトには40分くらいになっていたと思います。
会場のエントランスホールまでは非常にスムーズに入りましたが、そこから入場待機列の最後尾に向かうように案内されます。
最後尾はというと東ホール方面に向かう北コンコース側に伸びています。東ホールへの渡り通路に何度か折れ曲がるように待機列ができており、相当な数でした。
前途のように今回は有料イベントとなったことで全体的(時間帯を問わず)に半減するだろうと考えていた私にはちょっと驚きの光景でした。

エントランスから大行列
東ホール付近まで伸びる待機列

東京おもちゃショーの来場者のメインはファミリー層です。
実際に子供たちと連れ立って来られている人は非常に多く、大人2人の場合には3,000円と安くない金額です。主催者側が半減すると読んでいたのも理解できます。

そのため私も少し並べは入場できると予想していたのでとてつもない待機列に驚いてしまいました。
しかしずっと待たされているのかと言うとそうではなく、確かに列は長いのですが停止している時間は少なくゆっくりですが確実に進んでいきました。これも別の意味で驚きでした。

入り口で購入したチケットのQRコードでリストバンドを受け取る
ここからはスムーズ


40分くらいは待ったと思いますが10時30分ごろには入場処理の受付に到着。無事にリストバンドを受け取り入る事が出来ました。
この時が待機列のストレスから解放されて最高にワクワクしますね。

ポイント

・おもちゃの流行(トレンド)がわかる
・多くのメーカーが参加型の出展スタイル(待ち時間や整理券がある場合があります)
・コロコロコミック主催「コロコロ魂フェスティバル」が併催



西ホール1階の展示会場


まず真っ先に向かったのは西2ホール(1階)の「バンダイ」です。
東京ビッグサイトでは毎回おおまかなブースレイアウト(配置)は決まっておりバンダイもずっとこの位置ですから、ファンは迷わずたどり着きます。

個人的にガンプラなどでも昔からお世話になりっぱなしのメーカーとなるので期待値は高いのですが、ここ数年は既存のシリーズの拡張が中心となるラインアップが多く新規性が乏しいのが残念です。

バンダイブース

もちろん私が完全に新しいシリーズを開拓する余裕がなくそう感じているということも言えると思います。
ブース入り口は王様戦隊キングオージャーウルトラマンブレーザーなどのシリーズが出迎えます。たまごっちもまだまだ人気です。

ウルトラマンブレーザー
たまごっち

多くのファンが注目していたのが仮面ライダーBLACK SUNの変身ベルトです。
自動変形する優れものです。最近はこういったモノも電子制御で動いたり発行したりというのが当たり前になってきました。
なおドラマ本編はAmazonプライムビデオで2022年10月28日(金)から独占公開され、私も翌日にかけて全話を一気に視聴しました。おかげで徹夜になりました。。。
しかしさすがに変身ベルトまで買うのはどうかと思いますので、会場で観て満足しています。

私が注目したのは「DX超合金魂 マジンガーZ 50th Anniversary Ver.」です。
昭和世代の人にとっては「超合金」+「マジンガーZ」は最強の組み合わせと言えるでしょう。
商品を見ていると「ロケットパーーンチ!!」といった主人公・兜甲児(声:石丸博也氏)の叫び声が脳内を駆け巡りますね。もちろん主題歌は今も歌えます。
赤外線リモコンが付属しており、セリフが流れ連動して各部が光るなどのギミックが満載です。なんと水木一郎さんの歌う主題歌や挿入歌を流すこともできるそうでファンにはたまらない仕様になっていました。

DX超合金魂マジンガーZ 50th Anniversary Ver.


最初にシリーズ物が多いとは書きましたが、どの商品も確実に進化していて、アイデアだけではない技術の進化や環境への取り組みなども大きなメーカーならではだと感じました。

ガンブラ(ガンダムプラモデル)は最近作らなくなって久しいのですが、構造設計などは脅威と言っていいほど進化しています。
様々なポーズが可能で、現在放送中の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のキービジュアルにあるような片膝をついてしゃがむなども再現できるのですが、最初の頃のほとんど稼働しないガンダムやザクのプラモデルたちに「40年後には自由自在に動くようになるよ」と教えてあげたいくらいです。
ガンダムは最初の企画が公開されてからすでに45年が経っています(放送開始から来年45周年)コンテンツの力もありますが、ここまで続いた背景にはバンダイのとてつもない努力と投資無くして実現しなかったと思います。プラモデルを中心に多数の商品が展開してればこそ育ったコンテンツバリューではないでしょうか。

機動戦士ガンダム 水星の魔女
ガンプラ

バンダイは未来・クリエイションのコーナーも展開していました。サステナブルな取り組みを掲げていますが、そもそもとして会社内のスタッフから取り組みが拡大すること、それが結果につながっていくと考えているようです。

バンダイ 未来・クリエイション


会場を移動中


今回、会場で感じた事があります。
それは各ブースのどこもが全体的に賑わっているということです。今まではお世辞にもそういう状況ではなかった面があります。

側面として従来のおもちゃ以外の知育玩具などをはじめとした教育への関心の高まりがあるのではないかと思います。
玩具の持つ魅力(ポテンシャル)の要素として幼児教育や知能への影響を向上させる創作性などがあります。これまでもそういった取り組みはなされてきていましたし、ある程度認知されていたことでした。しかし以前に比べると最近はより具体的に一般の消費者側がそれを知り取り組みたいという欲求が高くなったように感じます。
教育姿勢にもこれまでとは違った柔軟性が出てきたのかもしれません。

過去はこういった玩具イベントでは客層はコアファンが多くそのギャップから、あまり知育や学習面が注目されない場面も見られました。
しかし今回はそういった面で大きく世の中がシフトしてきているのを感じました。
保育園~小学生の保護者にとっては、会場での体験などを考えると決して入場料は高くないのかもしれません。


少し気になって触らせてもらったのがSTEAMS LAB JAPANという知育玩具やSTEAM教材の輸入販売を行っている会社の、このSmartivity 自由に動かせるロボットハンドです。

Smartivity 自由に動かせるロボットハンド


まずそもそもDIY STEAM教育という学びの手法があります。海外の国々ではすでに多くの教育現場などに取り入れられています。
STEAMとは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)。芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念です。
そこから知る(探究する)とつくる(創造する)のサイクルを生み出す各分野に対する横断的にな学びです。

この作るロボットハンドは、インド発のSTEAM・知育玩具「Smartivity」です。
商品そのものはインド製でそれを輸入販売しているということです。

これは昔からよくある木製ボード(パイン材)のパーツを組み立てたものなのですが、実際に手に装着して動かすことができます。
本当の指のようにと言うわけではありませんが、ロボットのマニュピュレーターのような機械感が楽しいです。
価格は8,680円(税込)ですがAmazonでも販売されており、この記事を書いた段階での価格は税込)でした。 輸入品であることを考えると妥当な価格かなと思います。

何がヒットするかわからないのが今の時代の玩具市場です。

ブロック玩具 ベラボット

写真の商品は皆さん1度くらいは見たことがあるのではないでしょうか。
大手レストランチェーンのすかいらーくグループが導入しているネコ型配膳ロボット「ベラボット」のブロック玩具です。
KEAK JAPANが販売するBIKKU(ビック)というブロック玩具のシリーズの1つで、7月上旬から順次発売になるようです。こういったテーマのものが商品化されるのは日本特有だと思います。日本市場ではモノへの愛情がとても高くちょっとしたものもカプセルトイで販売されたりミニフィギュアになったりしています。
海外でもお土産雑貨で多少は見かけますが、このようなしっかりした商品になることは珍しいですね。

すかいらーくグループのレストランでも取り扱われるそうです。
パーツ点数は117パーツで、価格は1,700円(税込)です。


日本おもちゃ大賞2023


西エントランスホールでは「日本おもちゃ大賞」の受賞作品が展示されていました。もちろん各社ブース内でも見る事が出来ました。

各部門の大賞は以下のようになりました。

各部門賞商品名(メーカー名)
エデュケーショナル・トイ部門赤ちゃんスマイルHonda SOUND SITTER(タカラトミーアーツ)
ベーシック・トイ部門ルービックキューブダブルフォーム(メガハウス)
アクション・トイ部門トミカ スライダーパーキング50(タカラトミー)
コミュニケーション・トイ部門Tamagotchi Uni Pink/Purple(バンダイ)
キャラクター・トイ部門カメラでリンク!ポケモン図鑑 スマホロトム(タカラトミー)
ハイターゲット・トイ部門超合金RZ-041 ライガーゼロ(BANDAI SPIRITS)
共遊玩具部門なおしてあげる!こねこのおいしゃさん(セガトイズ)
ヒット・セールス賞カメラもIN!マウスできせかえ!すみっコぐらしパソコン プレミアムプラス(セガトイズ)
イノベイティブ特別賞SORA-Q Flagship Model(タカラトミー)

この日本おもちゃ大賞は「新しい玩具を生み出す作り手、メーカーのチカラを刺激し、モチベーションアップを図ること」を最大の目的として2008年から創設されました。
結果だけを見ると各社からバランスよく選ばれている感もあるのですが、審査は1次審査>2次審査>最終審査と比較的厳格に行われていて選考基準なども明確に細かく定義されています。
だからこそ順当なラインナップとなるのでしょう。


私が最も興味を持ったのはハイ・ターゲット部門の超合金RZ-041 ライガーゼロです。ライガーゼロはゾイドのキャラクターです。それがタカラトミーではなくバンダイから発売され大賞を受賞していることです。
昨年の2022年6月16日(木)にBANDAI SPIRITSとタカラトミーは初の共同プロジェクトを発表しています。
その第1弾となるのが「トミカ×ホワイトベース(機動戦士ガンダム)」と「超合金×ライガーゼロ(ZOIDS)」でした。
トミカのホワイトベースは2023年3月に既に発売となっており、今回のおもちゃショーでライガーゼロのモデルが公開されました。こちらのライガーゼロは2023年6月17日(土)の発売となります。

バンダイ 超合金RZ-041 ライガーゼロ

今までライバル関係にあったメーカー同士の業界内のコラボは垣根を越えて増えてきています。
こういったクロスライセンスなどの増加も日本の玩具市場が1兆円を超えた要因のひとつなのではないでしょうか。



西ホール4階展示会場に移動


さらに上のフロアに移動するためアトリウムにある長いエスカレーターで4階に上がります。

このエスカレーターは過去に逆走事故を起こしたことで日本中の注目を浴びてしまったことがあります。私は当日に同じアトリウムにいて事故を見ています(ワンダーフェスティバル 2008夏の開催中)
地響きのようなすごい音がしたのはいまだに記憶に残っています。
あれからの教訓として混雑が起きやすいイベントではスタッフによる間隔をあける対策が行われるなど徹底した注意が払われています。もちろん事故原因ははっきりしていますので運営体制はもちろん殺到しない導線確保や原因となったエスカレーターそのもののメンテナンスも実施されています(当時は定員オーバーが主原因とされていましたが、最終的には逆走防止ボルトのゆるみも事故を防ぐことができなかった重要な要因とされています)

4階の西4ホールに到着しました。

混雑も予想できたのでまずは最大ブースの「タカラトミー」へ一直線に進みます。
移動途中で壁面側に何やら行列がチラチラと見えていて嫌な予感がしましたが予想通りです。
タカラトミーの入場列が100メートル以上に渡って続いていました。
実はバンダイでは全く列が無かったので、やはり客が少ないのだと思って完全に油断していました。仕方が無いので最後尾に並びます。
とは言え15分くらいで入ることが出来ました。予めボトルコーヒーを買ってから並んでいたので、喉がカラカラにならずに済みました。

タカラトミーの印象はみなさんはどのようなラインアップなのでしょうか。
トミカやプラレール、リカちゃんなどが有名なラインアップです。
最近はトランスフォーマーポケットモンスターなどの商品も大人気、あのコマ玩具のベイブレードも今やベイブレードXへと進化して大きな話題になっています。

タカラトミーブース

そう言えばトランスフォーマーのCMには歌手の和田アキ子さんが起用されて驚きました。ご本人もビジネスデーには来場されていたようです。
バンダイには良い意味でしっかりとした世界観のあるコンテンツが多いのですが、反してタカラトミーはより玩具的な色が強い印象です。

バンダイは戦隊シリーズやガンダムシリーズなどアニメや映像コンテンツを軸として展開しているものが多いのですが、タカラトミーもトランスフォーマーやZOIDSはありますが全体にはライセンス商品が多く、それよりもプラレールや人生ゲーム、リカちゃんやベイブレードなどの昔ながらの玩具を今に進化させてきているものが多いんじゃないでしょうか。

プラレールとトミカは定番を超えた定番
最新機種をお披露目ベイブレードX

おもちゃショーの開催がメディアで報道されTVのニュースで新しい人生ゲームが取り上げられていました。
最新作では現代社会と同じように様々なライフスタイルが選べたり、クルマに乗せる人形ピンの色がこれまでの2色から4色加えて6色になるなど工夫がなされているとのことでした。
そう言った細かな変更点も人生ゲームが長く愛される大切な要素なのだと思います。

人生ゲームは今年で55周年
丸亀製麺×プラレールコラボ商品

その上で、その需要はあるのかと言った少しハテナのつく商品があるのもタカラトミーの魅力です。

写真では少しわかり肉と思いますが、プラレールでうどんを運びます。
この商品は丸亀製麺とのコラボ商品で「打ち立て!おとどけ!丸亀製麺×プラレール びっくり映えアクション!おうちでうどんパーティー」です。
基本的には子供向けなのだと思いますが、これが楽しい子供の範囲はかなり狭いでしょう。またこれまでの大人のプラレールファンは買うのを迷うのではないかと思うのですがいかがでしょう。
ラインアップのひとつとしてはコレクションしたい気持ちはあると思いますが、あまりに脱線しすぎている気がします。価格は6,600円(税込)です。


コロコロ魂フェスティバル


今回のおもちゃショー2023ではさらに併催イベントが開催されていました。
それはコロコロコミック(小学館)が主催する「コロコロ魂フェスティバル」です。

コロコロ魂フェスティバル 入場口

入場料はおもちゃショーとチケット共通となっているのですが、会場が西3ホールとなり入り口は別々になっています。

もちろん私も入ってみました。
会場内は小学生を中心に、おもちゃショーのエリアとはまた違った熱気と興奮に包まれていました。
タカラトミーとバンダイを中心にゲーム機ソフトの大会や試遊でどこもすごい人だかりでした。

ベイブレードの新シリーズ「BEYBLADE X先行体験」もかなりのブースサイズで出展していました。遊び方は簡単なので参加しやすいのがいいですね。
ポケットモンスターニンジャラヴァンガードなどすでに人気を獲得しているコンテンツが多数並んでいるので子供ならだれもが楽しい空間が広がっています。

実はこのイベントはこれが初めてではないのです。今回のおもちゃショーとの併催で初めて知った人も多いのではないかと思いますが、すでに昨年2022年11月26日(土)~11月27日(日)に東京都葛飾区の「アリオ亀有」でコロコロコミック創刊45周年を記念して開催されていました。
今回の開催で感じたのですが、ひょっとすると次世代ワールドホビーフェアの後継イベントとなるのかもしれません。個人的には次世代ワールドホビーフェアは小学館グループ全体が主催するお客様還元イベントであったので、各雑誌などのコンテンツが一堂に会するとても良いイベントで残してほしいなあという個人的な思いもあり無くなったのであれば残念ですね。

最後に移動しながら撮影したスナップを掲載しておきましょう。

バンダイ 仮面ライダーギーツ撮影会
セガブース
タカラトミーアーツ 赤ちゃんスマイル! Honda SOUND SITTER
robosen オプティマスプライム
タカラトミー ジェラートリカちゃん
タカラトミーアーツ ワッチャプリマジ!スタジオステージ
コロコロ魂フェスティバル
コロコロコミックブース 大人気漫画家先生サイン会

会場に着いた頃は元気だった私もお昼を過ぎたあたりから疲れだし13時頃にはヘトヘト状態になりました。
相当に体力がなくなっています。
お腹も減ってしまったので撤収です。

まとめ


最後に今回の東京おもちゃショー2023のまとめです。
4年ぶりの開催でしたが初日を見る限りは盛況だったように感じました。

東京おもちゃショー2023 来場者数
商談見本市(バイヤーズデー):16,896人
一般公開(パブリックデー) :51,701人(10日:22,498 / 11日:29,203人)
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公式の発表をみると総来場者数は68,597人となりました。
関係者数は大きな問題ではありません。実際に近年の商談は来場だけに留まらずオンラインや営業商談など様々な形で行われてきているからです。同時に協会が設定していた一般来場者の目標数7万人には大きく届かなかったことは、久しぶりの開催でかなり善戦したとみる事もできますが次回開催への課題なのではないかと思います。

市場規模は大きく膨らんでいますので、その勢いを今後にどうつなげていくのかという命題は常にあると思います。
一般来場者数は報告されましたが、そのうちの何人が有料来場者なのかは公表されていません。個人的な概算ですが1,500円で有料者数3万人で計算すると入場料の総額は4,500万円となり、その中からこども商品券が8割使われていたとすると720万円の消費です。またこども商品券が300円相当であることから、会場では物販も行っているブースも多数ありさらなる追加の消費があったことは間違いありません。

大きいとみるか小さいとみるかは主催者側の計画値がわからないので何とも言えないのですが、まずはこの値から新生東京おもちゃショーがスタートを切ったということになります。

そして来年の開催時にはそれがどのように変化しているのかを確かめに必ず参加したいと思っています。
しかしおもちゃは楽しいですね。どの商品も工夫が凝らされており見て遊んでワクワクします。
関係者の皆さん4日間お疲れ様でした~~♬

TOKYO_TOYSHOW2018 東京おもちゃショー2018
参考東京おもちゃショー2018

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