イベント へいこう / 東京区民まつり(地域・自治体)編

みなさん イベント (フェスティバルとか露店の出るような催し)には参加されていますか。
ここでは地域や自治体で開催されているイベントをいくつか紹介しますので参考にしてみてください。

地域や自治体が中心のイベント

地域や自治体と聞くとイメージが湧きにくいかもしれませんね。
どんなイベントがでしょうか。

ズバリ

・区民まつりや市民まつりです

クリアファイルをコレクションする視点で外せないのが自治体系のお祭りです。

これは多くのみなさんが考える「お祭り」がベースとなっていますが、秋祭りや例大祭などの神社系のものなどとは異なり、どちらかと言えば地域全体が主役のイベント(お祭り)と言った方がいいでしょう。
特に都市部(首都圏だけでなく全国の道府県でも大きな街など)で参加者や出展企業などが見込まれるような地域で開催されるお祭りベースのイベントです。

誤解のないように書いておくのですが私自身は近所の小さな縁日やお祭りも大好きなのでよく出没します。
今回は規模が大きめで販促品の配布などがあるものを紹介します。

区民まつり(東京23区)

多くが毎年8月~11月にかけて開催されるものです。
季節からも想像できるように本来は「夏祭り」や「秋祭り」のような位置づけだったものが、地域の自治体や企業、そこで活動するサークルや団体など幅広く参加できるスタイルへと進化したものです。


区民まつりは大規模開催

・驚くスケールの「みなと区民まつり」
・手作り感あふれる秋のお祭り「すぎなみフェスタ」
・大都会で楽しむひととき「ふるさと渋谷フェスティバル」
・地元愛で溢れる「練馬まつり」


私がよく参加する区民まつりを4地域紹介します。

・地元区内の企業や団体が中心
・ダンスや演奏などサークルや団体のステージプログラムが多い
・家族はもちろん子供から高齢者まで楽しめる

この共通要素は区民まつりや市民まつりには大切な事です。

みなと区民まつり(港区)

最初は港区です。
まず港区ってどのあたりを指すのでしょうか。

地域としてはかなり有名な地名の場所が多く含まれています。
六本木、新橋、麻布十番や赤坂も港区です。そして何より品川駅は港区なんですよね。
え!?品川区の間違いでしょ!と言われそうですが、なんと品川駅は港区なのです。
駅名でこのようにずれるのは珍しいです。例えば千葉県浦安市にある東京ディズニーランドはその分かり易さや東京からのアクセスが多いため商業施設としては納得できるのですが品川駅は少し事情が違います。
品川駅が開業した当時はその場所は品川県(明治4年まで)だったのです。その後は芝区などの変遷を経て今に至ります。ちょっとしたことから歴史的背景を知るのは楽しいですね。

おっと脱線しましたが、みなと区民まつりは芝公園を中心に南北に縦長く開催されます。
北は「御成門」の交差点から南は芝公園グラウンドまで約900メートルに亘って行われます。

みなと区民まつり 増上寺


その中心には増上寺があり境内にもたくさんのお店やブースが並びます。境内のパフォーマンスステージもあります。
区民まつりにきて増上寺から見上げる東京タワーはなかなかいいですよ。

たくさんのブースがとんでもない広範囲に並ぶのでウロウロしているだけでもあっという間に2時間くらい経ってしまいます。
もちろんお祭りなのでパレードもあります。


増上寺大門から増上寺前交差点を右折してしばらく進み東京プリンスまで練り歩きます。
当然ですが警察の交通規制と共に警備の数もものすごく多いです。

イベント会場では様々な企業ブースも出店するためクリアファイルなどももらえますが、飲食ブースもとても多いので食べ歩きなども楽しいです。
会場付近には御成門駅(都営三田線)、芝公園駅(都営三田線)、大門駅(都営大江戸線)とアクセスがいいので疲れたところで撤収です。

増上寺を抜けて10分ほど歩けば東京タワーもあっという間です。合わせて訪ねるのもいいと思います。

第41回みなと区民まつり 芝公園一帯 会場 パレード
参考にどうぞ第41回みなと区民まつり

普段からいろんなイベントに出撃しているのだけど、いままでは景品などの収穫が無かったりするとブログにはあんまり書いてこなかった。 ちょうど2020年からコロナで3年ほどはほとんどが中止や規模縮小だったと ...

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すぎなみフェスタ(杉並区)

私が区民まつりに行くきっかけのひとつがこのすぎなみフェスタでした。
杉並区と言えば住宅地と共に高円寺や阿佐ヶ谷などの昔ながらの文化が息づく街でも知られています。
では杉並区のお祭りも当然その周辺でと考えるかもしれませんが全く違います。

すぎなみフェスタは「杉並区立桃井原っぱ公園」と言う場所で毎年開催されています。
大規模な集合住宅エリアに隣接する防災機能を有する大型の公園です。
昔この場所は中島飛行機荻窪工場があった場所でも知られています。現在の公園の形になったのは2011年からです。
実はすぎなみフェスタは2012年に杉並区区制施行80周年を記念して実施された「杉並区80周年まつり」が始まりです。翌年の2013年から同地ですぎなみフェスタが開催されてきました。

すぎなみフェスタ 杉並区立桃井原っぱ公園


イベント内容は多岐にわたります。
私が毎年注目しているのは「知ろう・学ぼう杉並」や「グッズ販売・遊び・工作」といったカテゴリーの出展者さんたちのブースです。
警察や消防をはじめ地域のコミュニティや組合などが出展し、子供の遊び体験など見るだけでなく参加できるブースもたくさんあるのがこのイベントの良いところです。
すぎなみフェスタは「杉並区立桃井原っぱ公園」と言う場所で毎年開催されています。
大規模な集合住宅エリアに隣接する防災機能を有する大型の公園です。
昔この場所は中島飛行機荻窪工場があった場所でも知られています。現在の公園の形になったのは2011年からです。
実はすぎなみフェスタは2012年に杉並区区制施行80周年を記念して実施された「杉並区80周年まつり」が始まりです。翌年の2013年から同地ですぎなみフェスタが開催されてきました。


杉並区に「なみすけ」という公式マスコットキャラクターがいます。スギナミザウルス島に住んでいた妖精という設定なのですが、そのあたりはイマイチよくわかっていませんが、とても可愛くて地元の方にも大人気です。
私は普段の買い物に使っているエコバッグがすギなみフェスタでもらったなみすけのバッグです。
何年も使っているため、かなり汚れているのですがお気に入りなのでずっと使っています。

もうひとつ魅力のある出店があります。
それが「パン祭り・スイーツフェア」です。これは杉並区内のパン屋・和洋菓子店が参加しています。
パン祭りは色々なところで開催されているイベントですが、どのお店もすごい人気です。すぎなみフェスタでも毎年大人気のエリアで、中には行列になってしまうお店もあります。

すぎなみフェスタに行かれたら是非覗いてみてください。

なお会場へのアクセスは徒歩や自転車以外の公共交通ではメインはバスとなります。
原っぱ広場自体は鉄道からは少し離れていて最も近い西荻窪駅からでも徒歩で15分以上かかります。

すぎなみフェスタ2022
参考にどうぞすぎなみフェスタ2022(杉並区民まつり)

今年の区民まつりの最後は杉並区。 東京都杉並区桃井にある「桃井原っぱ公園」で毎年11月に開催されているのが杉並区の区民まつり『すぎなみフェスタ』だ。 今年のパンフレット!! どうやらスポンサーからサミ ...

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ふるさと渋谷フェスティバル(渋谷区)

渋谷区の区民まつりを紹介します。

ふるさと渋谷フェスティバルは毎年11月頃に開催され、会場は代々木公園の「イベント広場」から「球技場」とNHK前の「ケヤキ並木プロムナード」です。
最寄り駅はJR山手線「原宿駅」もしくは東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」ですが、JR山手線や各メトロが停車する「渋谷駅」からもアクセスは可能です。
私も毎年お昼ごろには参加して、原宿や渋谷に出てショッピングや食事をして帰ることも多いですのでついでに色々回れて楽しめます。

ふるさと渋谷フェスティバル 代々木公園


渋谷で区民まつりと聞くとなんだかイベント感が強くてイメージが湧きませんが、実際には都会の雰囲気とまつりの和気あいあい感を併せ持ったお祭りです。23区でも神社の数は20社以上を数え例大祭なども多く行われていることから昔ながらの文化を色濃く残している街と言えますね。

ふるさと渋谷フェスティバルはステージが充実しています。
企業・団体などの出店も多くウロウロしているだけで楽しめるバランスの良さが光ります。

渋谷区商店街連合会のバザーや、同青年部の飲食ブースは前を通るだけでおいしそうな香りに惹かれます。

球技場には「スポーツ・ちびっこゾーン」と題して様々なスポーツを体験することができる子供も参加できるエリアです。
また少し珍しいものとして2022年は「動物ふれあいコーナー」でポニー(小型の馬)の餌やりや乗馬体験などもできました。

このイベントはあまり配布物などは多くない印象です。
が、原宿(その先の新宿も含めて)や渋谷へのアクセスが良いため、他の用事に絡める事が出来るため毎年都合が合えば参加しています。
純粋に区民まつりを楽しむイメージで参加するのが良いと思います。

第45回ふるさと渋谷フェスティバル 渋谷区民まつり 代々木公園 会場
参考にどうぞ第45回ふるさと渋谷フェスティバル

昨年の区民まつりの一つ。 代々木公園で開催された『第45回ふるさと渋谷フェスティバル』は天候にも恵まれて大勢の人で賑わっていた。 俺が比較的参加する区民まつりで、代々木公園広場はもちろん球戯場やNHK ...

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練馬まつり(練馬区)

練馬区は東京23区の中では面積は第5位と広いのですが、それ以上に人口は第2位です。
同時に農地面積では1位となっていて、都市公園の面積でもかなり上位に位置しているのが練馬区です。
つまり傾向として住宅地と緑地を両立したバランスのいい区と言えます。

練馬まつりは2022年に久しぶりに開催されました。2020年と2021年は感染症対策により中止になってしまいました。
そして大きな変更となったのが2019年まで開催していた「としまえん」が閉園となり会場として使えません。

新たな会場となったのが、まずは練馬駅前の複合商業施設「ココネリ」と「練馬区立平成つつじ公園」及び「区立練馬文化センター」です。そしてそこから北へ延びるマロニエ通りをハブ会場として、さらに「区立南町小学校」と「区立開進第二中学校」の両グラウンド(校庭)に、さらにその先にある「練馬総合運動場公園陸上競技場」を使用する南北約800メートルの縦に長いイベントとなりました。

構成イメージとしては港区のみなと区民まつりと同様で、ポイントとなりブースエリアをハブ会場(出店のある通り)でつなぐという方式です。
もちろん私も参加しました。
出展ブースもかなり多く健康や福祉、地域振興など中高年が気になるテーマが充実していて気軽に相談できる機会になります。
飲食はほとんどが地元のお店や企業なので良心的な価格で楽しめるのも練馬まつりの良いところです。

練馬まつり 区立開進第二中学校


練馬まつりの参加者の多くが区内の住民です。としまえんでの開催時もそうでしたが新しい会場もアクセスのよい場所が選ばれました。西武池袋線と都営大江戸線の「練馬駅」からは徒歩で数分で会場に着きます。
さらに練馬駅は大きなバスターミナルを持っているため広範囲からバスでアクセスが可能となり家族連れから高齢の方までストレスなく参加することができます。

2023年夏頃にはとしまえんの跡地に新しい施設でハリー・ポッターのスタジオツアー施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 –メイキング・オブ ハリー・ポッター」の公開が予定されています。
練馬まつりでも「City wizard street(シティ ウィザード ストリート)」というエリアをマロニエ通りに設けアピールが行われていました。
おそらく次回の練馬まつりにはスタジオツアー東京も併せて参加される人もいるのではないでしょうか。

今回は練馬まつりを紹介しましたが、練馬区ではほかにも石神井公園で開催される「照姫まつり(5月頃)」や練馬大鳥神社の秋の大祭「酉の市(11月)」も都内では規模が大きく街の一角を露店が埋め尽くすと話題で毎年多くの客で賑わいます。

練馬区のイベントは家族や友人、誰と参加しても楽しいものが多いですね。私も毎年楽しみです。

第45回 練馬まつり 練馬区立平成つつじ公園 練馬駅北口 マロニエ通り ココネリ 南町小学校 開進第二中学校 練馬総合運動場 会場ブース
参考にどうぞ第45回 練馬まつり(区民まつり)

今年の秋は祭りが復活!! コロナになってから中止されていた区民まつりや市民まつりが今年は約3年ぶりに続々と復活して開催されている。 2022年10月16日(日)に練馬区の区民まつりである『第45回 練 ...

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さて区民まつりを4地域紹介しましたがいかがだったでしょうか。
紹介した以外の地域でも各区や市で開催されています。

毎年行われるイベントなので「〇〇区」+「区民まつり」や、「△△市」+「市民まつり」などの簡単な検索でたくさん情報が出てきますので調べて参加してみましょう。

食べ歩いてるだけでも楽しいですよ♪