今年も『 夢のみち 2025 人・街・未来 つながる”みち”づくり 』に行きました。
このイベントは道にまつわるもので主催は(公財)東京都道路整備保全公社で、共催に東京都建設局と言う形です。2010年から夢のみち事業を展開していて、イベントはそのPRの一環です。
現在は私の印象としては公共事業などに関連した技術展示と言うよりは、そういったテーマを子供たちが体験できるイベントと言った印象です。
そのため会場にはたくさんのファミリーが訪れます。
開催期間は2025年9月20日(土) 10時~16時の1日のみです。
会場はおなじみの新宿駅西口広場イベントコーナー(新宿駅ターミナル直結)です。
土日の2日間開催にすれば良いのになと思ったりもしますが、出展者は休日返上での対応となるためなかなか難しいのかもしれません。

参加事業者は例年と同じですが、ワークショップなどの内容は少しずつ違っています。
もちろん全て無料で参加できます。
ファミリーでイベントに参加するときにはどうしても費用は気になりますよね。屋内で手軽に無料で参加できるのはとても魅力的です。
今年はアミューズメントコーナーも入り口側に設置され、えこらんエコロジーバスとぐるぐるリサイクルんがよく見える位置になりました。イベントを知らない人も地下通路で横切ると気になってしまいます。
ステージではゲストタレントなども登場するので非常に盛り上がります。
最近では特定の趣味や専門的なイベントではなく来場者層を限定していない一般来場者イベントの場合は子供向けのワークショップの導入が目立ってきています。
10年以上前からそういった取り組みはありましたが多くはなく、この10年以内の傾向と言えます。
そもそも子供の教育の変化や体験型学習環境などが増え、同じような感覚的にも楽しめるワークショップ型の出展・展示が多く行われるようになりました。特にこれまで子供や学生とあまり接点の少ない技能・技術会社や商社などの企業も様々なテーマを取り入れるようになりました。
もちろん道に関する展示と言うことで、クルマや自転車などの乗り物に関した展示も行われます。
以前もありましたが無電柱化や、地下を通るライフラインなどもこの道には大きな関係があります。
道路標識なども子供からマニアまで好きな人が多いジャンルですよね。
会場では景品がもらえるスタンプラリーやくじ引きなどもあり大人気です。
夢のみちのスタンプラリーは子供向けの体験などは参加せずにスタンプをもらうことが出来るため、大人も積極的に参加します。特にお目当てが無くともついつい参加してしまう誘惑がスタンプラリーにはあります。
また「道路占用工事企業者連絡協議会(企連協)」では毎年独自にガラポン抽選会を実施しています。
幾つかのブースでは体験後に、このガラポン抽選会に参加するための補助券がもらえます。補助券4枚で1回抽選に参加できます。
今回もいくつかクリアファイルも貰えました。
私は事業系や自治体などエンタメなど以外のクリアファイルも集めているため、こういったイベントで貰えるモノも好きなのです。
今回、会場に展示された警察車両はトヨタ クラウンパトカーと白バイ ホンダNT1100でした。また給電車両はトヨタ 電気自動車 bZ4Xです。
私は毎回11時頃に行っていたのですが、珍しく早く起きれたため10時過ぎに到着したのですが、ビックリするほどの盛況で、来場者で大混雑となっていました。イベント全体の盛り上がりを体感できた反面で雑然としていることもあり、ゆっくり展示が見たい人は午後からがいいかもしれません。
さて今回は新たな取り組みも見られました。
都庁側に通じている四号通路(南側地下通路)を利用して「夢のみち縁日」「橋・土木エリア」「乗り物コーナー」が登場しました。
風船釣りや射的など縁日ではおなじみのコーナーや、ミニ新幹線 E5系はやぶさなどにも乗車出来ました。この辺りもファミリー層の取り込みには良い施策ではないでしょうか。

新宿駅西口広場イベントコーナーが広くはないため、スペースの必要な展示には限界があるのです。四号通路を活用するのは良いアイデアかもしれませんね。
今回もグルグルと会場を練り歩きまわり、気が付けば2時間近く経っていました。もちろんワークショップなどには参加せずにです。

気が付けばすっかりファミリーイベントになりましたが、ワークショップの採用や、体験型イベントへの関心の高まりなどタイミングがあったことが転換点だったように感じます。
集客面では十分効果があったかと思うので、今後はそんな中でテーマである「道」をどのように浸透させていくかではないでしょうか。
2026年もタイミングが合えば参加したいと思います!












