今年も東京ビッグサイトで開催されている『 東京おもちゃショー2026 』を視察してきました。
いつも通りにりんかい線 国際展示場駅に着いたのはちょうど10時ごろでした。
おもちゃショーの開場は9時であり、朝一番組のピーク時間は過ぎていましたが多くの親子連れが駅からビッグサイトへ向かっていきます。
僅かに小雨が降っていたためか、個人的な印象ではそれほど来場者は多くない印象で、エントランスから西展示場へ向かう際も大きな混雑もなくスムーズに入ることができました。

大きなレイアウトは昨年と同様で1階にタカラトミーとフロアを区切ってコロコロ魂フェスティバル、4階にバンダイが配置されています。
私のいつもの流れは タカラトミー ➡ 1階全体 ➡ バンダイ ➡ 4階全体 ➡ コロコロ魂フェスティバル の順です。
私は大きなお友達なので必ずしも順番にこだわる必要はありません。
しかし親子連れの来場であればとにかく事前に見たい展示や参加したいイベントや体験などをチェックしておくことが大切です。まず参加するためには整理券などをもらう必要があります。子供のイベントであることもあり1日の体験者数は決して多くないのです。
整理券対応ではない参加イベントでも長蛇の待機列は必至でひとたび何かに並べば他のイベントへの参加は難しくなります。
お目当てのコンテンツやイベントがある場合には目移りせずに真っ先にそこへ行くべきです。特にコロコロ魂フェスティバルでの体験イベントは早めの行動がいいですね。
という事でまず私はエントランスから1階側へ進むルートでタカラトミーへ向かいます。
この段階で「あれ、ちょっと来場者が多いかもしれないな」と感じました。毎年訪れているため少しあるけどその程度は感じ取れるのです。
実際タカラトミーブースへの入場列は昨年より明らかに長めでした。

ブース内は相当な混雑です。
最近のタカラトミーはオリジナルIPで勝負しているイメージが強いです。確かにディズニーやポケモンなどもあるのですがライセンスを使用せず開発したおもちゃをジワジワ販売していっています。
私は以前(と言ってもずいぶん昔ですが)はゾイドが好きでいくつか集めていました。基本的におもちゃは大きなサイズが好きなのです。そのためゾイドの大型のものがかっこよく購入していました。
もっともかなり前にほとんど手放してしまい、いまは組み立て積みのマッドサンダー(トリケラトプス型)が手元にあるだけです。今でもプラモデルのブレードライガーなどは見ると欲しくなってしまいます。
ただ全体的にはオリジナルIPが多いことも含めてアダルト向け商品はバンダイなどと比べると少ないように感じます。
他の1階ブースもダラダラと巡ります。私は体験コーナーなどには参加しないので慌てる必要はありません。
おもちゃショーへの出店に際して重要な要素があります。
・何かしらの体験コーナーを設ける
・商品販売を行う
ここ数年は様々なイベントや展示会で「体験型」であることが重要視されています。ここにもそういう展示はあったのですが、ここ数年はそれが顕著になっていて、体験要素を展開できなければ展示会に出展してもあまり効果がないとまで思える状況です。
それほど体験要素のあるブースと展示中心のブースには集客で大きな差が生まれます。
家族の来場者では必ず「親」が同伴していますので、親の目線で自身の子供に何かした体験をさせてあげたいという心理も大きく働いています。そこは展示をしたり商品を触ったりなどとは違う「達成感」を子供に与えたいと考えることです。
商品販売なども来場者が子供であるため非常に有効な集客手段です。
通常の商品販売に加えてよく見かけるのがガラポンくじのようなものです。1回300円もしくは500円ほどでくじを引き商品が当たります。イベントという中では非常に有効に機能しています。
この要因として入場券購入に際してもらえる「こども商品券 e-Gift」の存在があります。これは株式会社トイカード(業界会社の共同出資で1987年に設立)が提供するデジタル商品券です。こども商品券は昔はおもちゃ券と呼ばれていました、懐かしい。
少なくとも大人1名に対して300円分がもらえるため、せっかくならばこれを何かに使いたいのです。
ちなみに私はナノブロック(カワダ)を購入しました。
続いて4階へエスカレーターに乗って上がります。
すでに12時近いためビッグサイト内は相当な来場者で膨れ上がっています。アトリウムのステージも子供たちでいっぱいです。
4階の中心はバンダイですが、多くの来場者をさばくためにバンダイブースの入場列は相当な距離となり一部屋外へ迂回させるほどとなりました。しかし実際には常時歩いてはいるため15分~20分程度ではなかったかと思います。私がブース前に来た時にはタイミングよく「ちいかわ」のステージでの撮影会が行われていました。
まだまだちいかわ人気は凄まじいですね。
公開中の映画では若干内容には賛否もありますが、人気は衰えを知らずです。

今となっては私もそれほどおもちゃは買わないのですが、やはり会場ではワクワクしてしまいます。
プラモデルを買わなくなって10年以上たつのですが、ガンプラコーナーはいつも気になります。
写真は「HG 1/144 ガンダムヘリックス(ゲームに登場する機体です)」です。
ネット記事などで見たときは「ちょっともったりした感じ」だったのですが、実際見た感想としては細かなディティールとも相まって非常にマッシブで良い印象でした。個人的にはMG版(1/100)で発売してほしいですね。
さてバンダイではもう一つ気になる展示がありました。
TAMASHII NATIONSから超合金コーナーというか昔のラインナップのリバイバル発売となる商品群です。
超合金やジャンボマシンダーは非常に懐かしいです。
大空魔竜ガイキングは子供のころは持っていましたが、いつ手元から無くなったのかすら記憶にありませんね。当時は今のようなコレクションブームが来るとは思っていませんでした。丁寧に残しておけばよかったと多くの人が思っているはずです。
遊ぶので仕方が無いですが、どの商品も何かしらの部品が無くなります。
全体構成としてはバンダイは仮面ライダーやプリキュア、ガンダムなどのキダルト商品も充実しているのが特徴です。
玩具市場は成長を続けていて生産業としては今はかなり追い風の市場と言えます。
2025年度の玩具市場は全体で1兆1,664億円となりました。これは前年対比で106.3%にあたります。大きな伸びしろはやはりカードゲームです。ついでぬいぐるみが173億円増、ホビー系もプラモデルやフィギュアなや鉄道模型などで115億円増となりました。
2024年度が全体で107.9%と大きな伸びを示したことから、2025年がやや鈍化するかと思いましたがまさかの8年連続で続伸となりました。

会場を歩いてみても各社非常に勢いを感じました。これはコンテンツの輸出が盛んになり、多くの国で玩具市場が作られている面も十分にあります。アニメや漫画、キャラクターなどはすでに日本の基幹産業の一つです。
実はこうしたコンテンツ力は雑貨や知育玩具などの商品づくりにも生かされていて学習意欲を掻き立てるキャラクターになっていたり随所に日本らしい工夫が見てとれます。
今回、バンダイとタカラトミーで気になったのは「フォトスポット」が各コンテンツなどで複数用意されている点です。
これまでもそういったコーナーなどはあったのですが、明らかに「好きなコーナーで写真を撮ろう」的な取り組みになっています。これは昨今のSNS事情なども反映した傾向です。子供にとっても親にとってもいい記念にもなるので良い取り組みです。
ただ大混雑している中なので、実際撮影するのは少し大変ですけどね。
さて、時間が13時を大きく過ぎているので、最後にコロコロ魂フェスティバルを少し除きます。
こちらのイベントは全体が来場者で埋まっている状況でした。
本当に移動するのも大変です。
まず基本的な出展形態は見るではなく体験するです。

そこから2つの激込み要素が発生します。1つは参加するための待機列です。もう1つはそれらのギャラリーです。
このどちらもあまり動かない群衆なのですから、それは混むはずです。
その昔、小学館は単独で次世代ワールドホビーフェアを開催していました。いわゆるお客様還元イベントなのですが、その中核を担っていたのがコロコロコミックです。
2021年まで開催され、翌年装いも新に行われたのがコロコロ魂フェスティバルです。その年は単独で亀有での開催でしたが、よく2023年から東京おもちゃショーとの併載で行われるようになりました。いろいろな面でよい施策だと思います。

しかし、混みすぎです。
写真はコナミが展開するオレカバトルのステージです。ベイブレードのステージにも言えますが、とにかく人が多すぎて近づけば近づくほど何をやっているのかよくわかりません。
それにしてもみんな来場者は楽しそうです。
という事でお腹も空いたので、撤収です。
一般公開日の最終的な来場者数は以下の通りとなっています。
8月29日(土):29,133人
8月30日(日):30,104人
来年の日程はまだ発表はされていませんが、来年2027年は例年通りなら8月28日(土)・29日(日)になるのではないかと思います。
楽しみにしておきましょう~~

















